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どれ程か

「ほざけ」


 すかさず言葉を返すのは、不快感を顔に滲ませるマシアス。

 その目は据わり、今にも短剣を投げそうだ。

 そしてマシアスの横に立つイゴールも戦斧を振り上げ、ピタリと止まった。

 対するシャノンも、術式を展開する。

 戦闘準備は万端。

 だが、どちらも動かない。

 上空では、再びフォンテスが、デシネへの突撃を再開した様で、雄叫びが聞こえる。

 だが、シャノンは目の前にいるマシアスとイゴールから目を離さず、フォンテスの様子を見ることはしない。

 いや、出来ない。


(フォンテス様たちも気になるけど、あちらに注意を向けた瞬間、私は殺される)


 隙あらば、今のマシアスとイゴールは攻めて来るだろう。


(普通に戦えば、マシアスと互角にやれるかどうかね)


 死人覚醒を経たマシアスがどれ程のものか、シャノンには分からない。

 だが、死人覚醒を果たしたのは、シャノンとて同じだ。

 つまり、マシアスたちも、今のシャノンの実力をはかりかねている。


「今の私がどれ程か、味わうといいわ」


 言いながら、シャノンは内心自嘲して笑う。

 自分の実力がどれ程か、シャノン自身も把握していないのだから。

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