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スーパーウルトラグレートギャラクシーコズミックファイヤーヒロインパンチ

 黒棘(くろとげ)の全てを避け、デシネの眼前にたどり着いたアリスは、目を、歯をむき出しにして笑う。

 すぐ(そば)にはフォンテスもいる。

 二人の拳には炎が宿り、燃え盛っている。


「よぉ、オッサン! てめぇには何の恨みもねぇけどよぉ、一発殴らせてもらうわ!」


 アリスはそういうと、野球の投球フォームの様に大きく振りかぶり、体を捻ってタメを作った。

 デシネの目には、アリスの背に張り付くクマガイが見える。

 魂が不在となっているクマガイの顔は、依然として意識がなく、白目で泡を吹いたままだ。

 アリスが叫ぶ。


「スーパーウルトラグレートギャラクシーコズミックファイヤーヒロインパァァァァァァァンチ!!!」


 デシネは眉をひそめ、アリスを睨みつけて微動だにしない。

 ふざけたモーションと叫びから繰り出されるアリスの攻撃、そしてその合間に見えたクマガイの珍妙な姿に、デシネの不快感は高まる。


「私もあなたには恨みなどありませんでしたがね」


 ガキンッ、という鈍い音をあげて、アリスの拳は、見えない衝壁に弾かれた。

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