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二度目の組成
いつもはシャノンの様子を気にするフォンテスも、今は地上に意識が向いていない。
向かうは、デシネ。
「その鼻っ面に、一発入れてやる」
フォンテスが全身にまとう炎は、いまだかつてない程に鮮やかで、濃密で、そして激しい。
「この力……これが組成か」
この空間において、フォンテスは一度消し飛ばされて絶命するも、アリスによって即復活させられた。
その時、体に力がみなぎったが、しかし、先刻、黒棘に全身を貫かれ、またも絶命した。
だが、アリスはまたしてもフォンテスを復活させた。
すると、さらに力がみなぎってきた。
速度を上げ、アリスとの距離をぐんぐん詰めるフォンテス。
そして。
「おォォォォォォォォォッッッ」
遂には抜き去った。
再び拳を握るフォンテス。




