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全者全様

 しかし穴倉本人はと言うと、何らデシネの異容に怯むところがない。

 穴倉から見るとデシネは、人間が異形化した様に見える。

 それは、恐怖の対象にはなり得ないのである。


熱線砲(ァァァァァァァッッ)!!!!!」


 何故ならば、穴倉は、自分が魔物として生まれたことを知っている。

 自分が元から禍々しい存在なのだという認識がある。

 それが穴倉羊透(あなくらようすけ)という生き物なのだと思っている。


「ッッ……!」


 放出されていた熱線がほどけ、消えた。

 熱線でえぐれたデシネの肉が、ブスブスと音をあげる。

 顔をしかめるデシネ。

 熱線砲のダメージからか、痛みはいかほどなのか。

 対する穴倉は、依然、眼光鋭い。

 額が割れ、赤く輝く。

 もう一撃、熱線砲(ブラスター)を撃つ態勢は整っている。

 ガインは大剣を構え、吸血鬼たちも、シャノン以外はデシネを睨む。

 そんな中、アリスとクマガイは、手を団扇(うちわ)の様にあおぎ、デシネの焼けた肉の香りを必死に嗅ぐ。


「これ焼肉の匂いだわ!」


「確かに確かに!」


 ジャン・ジャックはアリスを見て、一瞬戸惑うが、意を決した様に小さく手をあおいだ。

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