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シャノンは
シャノンが思い詰め自分に失望するのは、仲間意識が強い種族である吸血鬼の一員で、フォンテスたちを仲間だと思っているからだ。
(みんなが戦っている時に私は)
それは自己嫌悪の色も濃い。
仲間である吸血鬼たちが戦っている時に、自分は何をしているんだ、という気持ちからの自己嫌悪だ。
(私は戦いを拒絶している)
シャノンは。
吸血鬼の仲間たちとは違う思考になっている。
(私は何様なんだ)
シャノンは。
自分が忌々しく思えてきた。
(敵を心配するなどと)
シャノンは。
やはり吸血鬼で。
(しかし私は)
シャノンは。
異端の存在になりつつある。




