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あの目は

(私はこれが)


 シャノンは、デシネとフォンテスたちを見る。

 一見防戦一方のデシネ。

 そして、猛攻のフォンテスたち。

 しかしその実、消耗しているのはフォンテスたちに見える。

 それはまるで、シャノンが昔読んだ書物にあった、闘牛士と闘牛の関係性の様であった。


(私はこれが、誇り高き吸血鬼の戦いだと、胸を張れない)


 再度デシネを見るシャノン。

 デシネの目に、信奉者たちの狂信の目が重なる。


(あの目は、フォンテス様や私に向けられてきた信奉者たちの目と似ている、似すぎている。 私たち吸血鬼と戦うということは、信奉者ではない。 それはわかる。 でも……)


 デシネは信奉者ではない。

 しかし、シャノンの記憶にあるどの信奉者とも似ている。

 だが、だからこそ、信奉者に似た雰囲気を持つデシネが、この戦いをどう思っているかが、シャノンはどうにも気になり始めている。

 そして何より、死人覚醒した吸血鬼たちの目にも止まらぬ猛攻をかわし続ける、尋常ならざる動きが気になり始めている。

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