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俺はあいつらの

 戦闘中だというのに和やかな雰囲気。

 近くでそれを見ていたジャン・ジャックは、何とも言えない表情で二人を見ていた。

 かつてガインと戦ったジャン・ジャック。

 その戦いを経て、どこか奇妙な心の繋がりがガインとの間に出来たと思っているジャン・ジャックだが、完全に邂逅して味方となったわけではないと、改めて思うに至る。


(俺は一人だが、こいつはそうじゃない)


 ジャン・ジャックの羨望混じりの視線は、アリスとのただならぬ仲をかんじさせるガインに注がれている。


(仲間、か)


 そしてジャン・ジャックの脳裏に浮かぶ、ヴァリッジとエディ。


(俺はあいつらの本当の仲間と言えるだろうか)


 ジャン・ジャックは殺人鬼だ。

 その心には、禍々しい闇が広がっていた。

 ヴァリッジもエディも昔からの付き合いだから、薄々はジャン・ジャックの神殿への忸怩(じくじ)たる思い、騎士への嫌悪はかんじ取っている。

 しかし、それが理由でジャン・ジャックが殺人を繰り返していることを知りはしない。

 そう思うとジャン・ジャックは、昔からの付き合いであるヴァリッジとエディの二人に秘密で殺人を繰り返してきた自分こそが、神殿よりも騎士たちよりも卑しく、軽蔑すべき存在だと思わずにはいられない。

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