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スライムクイーン
「何だ?言ってみろ。」
何という暗く深い殺意!
それもそのはず、このお方は我らスライムの頂点に君臨する最上位種、レインボースライム!
我ら下位のスライムが楯突いてよい存在ではない!
「…ご無礼をお許し下さい、強き虹色の女王よ!我らはガムドムルァの森のスライム!変異種に里を滅ぼされ、復讐を誓いし種族にございます!この地の女王であらせられるルリ様の許しも得ず、領土に立ち入り、水源を占拠し歯向かう暴挙、万死に値するとのお怒りごもっともでございますが、どうか!どうか平にご容赦を!我らはルリ様に屈服し、永遠の恭順を誓いまする故!」
『長老、許されるわけない。我らは歯向かった。』
『長老、我らは歯向かった。』
『長老、歯向かった。』
『むうう、その通りじゃ!しかし我らは、目的の為には生きねばならぬ!』
ああ、何ということじゃ!
仲間を探しに出立し、この謎の森にて、これ以上ないお方に出会えたというのに、あろうことか牙を剥き、今まさに殺され行く最中とは、他の仲間たちに顔向けが出来ぬ!無念じゃ!無念じゃが、致し方なしか…!
「…いいだろう。今回は許そう。」
「な、何と!?我らを許すと申されるか、虹色の女王よ!」




