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ブレブロ魔都化計画

タシリモが強く頷いた。

「少女は、ヴァンパイアを仕留めず、全員逃がしたそうだ。…そうか!この街に現れた魔王の配下たち!影ぼうしにあるまじき力を持つ影ぼうし!そして影ぼうしと共にこの街に根を張ろうとする少女!そして、君の話にある干からびた蛇竜!消えた超人勇者!…ある仮説を立てると、この全てが、一本の線で繋がる!」

「ああ、言いたいことはわかるぜ!」

「少女は十中八九、美姫の姿をした狂える傲慢の魔王だ!そして影ぼうしは、深遠なる怠惰の闇の魔王!」

今度はヴァリッジが強く頷く。タシリモが言葉を続ける。

「超人勇者が、少女と接触しているのを見たという者もいる!何より、少女とヴァンパイアらは全員赤い瞳!」

「まさか…!」

「そう、奴らは仲間なのだ!計画が見えたぞ!ブレブロを魔都にするつもりだ!蛇竜は、招かれざる客だから始末されたのだ!」

「それで間違いなさそうだな…!ギルド長さんよ、どうするんだ?」

「…戦うしかないだろうな。一緒にやってくれるか?無論、強制はしないが。」

「…乗りかかった船だ。とことんまでやってやるよ。俺のパーティーも連れて来よう。急げば五日…、いや、四日で戻る。」

「頼む。私も各地の冒険者ギルドや神殿に連絡を取る。あの炎の女神官がいないのが痛いな…!いや、彼女が姿を消したのも、あるいはこの流れの一端だったのか!?となると、行方不明の聖騎士ガインも怪しいな。奴はゴブリンだというし…!」

「何にせよ急ぐぞ。俺はもう行く。」

「ああ、頼む!」

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