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冒険者日本へゆく  作者: 水無月
第2章 冒険者ギルド開設編
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第45話 吉井川防衛戦

 監視所からの報告では、既にモンスターの最大集団は吉井川東3km地点、大ヶ池を過ぎ備前市香登本付近にまで差し掛かっている。

 吉井川城壁の高さは場所にもよるが平均5m。それが吉井川手前100mの場所に、所々途切れながらも数kmに渡って存在していた。

 その城壁の上からでは、今のところモンスターは視界に入らない。

 過去何度も行われたモンスターに対する砲撃により破壊されているとは言え、吉井川東側備前市長船一帯の建物や山陽新幹線の高架が視界を遮っていた。

 とは言え、そろそろ敵本隊から先行している足の速い種が見えてくるはずだ。


 岡山市東区瀬戸町大内。第4師団司令部のある吉井地区から北東へ800mほどのこの場所にある城壁の上では、この地を守護する第4師団の自衛官たちがそれぞれの持ち場でモンスターを待ち構えていた。

 3km程度ならば、吉井川防衛線のこの城壁上に備え付けられた迫撃砲やりゅう弾砲、その他ほぼ全ての火砲の射程圏内である。しかし未だ攻撃命令は下されていない。

 現時点では障害物のせいで有効な攻撃が出来ないという理由もあるが、最大の理由はこのモンスター集団を確実に殲滅させるためであった。

 吉井川にかかる道路・鉄道の橋の大半が落とされている現状、モンスターの侵攻経路は大きく2つになる。

 この国道2号を通り吉井川で北か南折れ渡河点――橋を探すもの。

 備前市伊部で国道2号から北に延びる国道374号を北上し、和気町付近で吉井川を渡るもの。この2つである。

 もちろんその中間の川を渡るルートもあるが、モンスターは川を泳ぐことを避ける種も多く、またある程度の数がまとまって行動する以上は道に沿っての行動になるためルートが絞り込めるのだ。

 今回は国道2号を西進する経路――過去もっともモンスターたちが通ってきた経路を、今回もまた通ってきていた。

 この経路であると、国道2号をそのままに川沿いに南に折れるか、北に折れ川沿いに県道79号を進むかのどちらかになるのだが、そのどちらを進んだ場合でも、モンスターは無防備に側面を川向うの自衛隊にさらす形になる。

 吉井川城壁から対岸の道路まで約500m。各種機関銃はもとより、小銃でも有効射程内だ。安全にかつ一方的にモンスターを掃討できる。

 自衛隊はその時を待っているのだ。


 やがて、城壁上に展開する自衛隊の目にモンスターの姿が映る。

 現れたのは、動物型モンスターそしてその背にまたがったゴブリンなどの人型モンスターである。

 知性の高い人型モンスターの中には、この様に他のモンスターを飼いならし利用する種がいる。


「さながら騎馬隊だな」


 吉井川城壁第3区画――吉井川防衛線中枢部守備を担当する第14普通科連隊(転移前の同隊とは別)を指揮する1等陸佐は、双眼鏡を覗きながらそう呟いた。

 「騎馬隊」と口にすれば、その時代錯誤さにバカバカしい気もするが、決して侮った声色はそこにはない。

 10年前、彼は第6師団の小隊長としてモンスターと戦い、市民を守りながら西へ逃避行を行った経験を持っていた。

 その際、この騎馬隊もどきとも交戦したのだが、その時にこの騎馬隊の恐ろしさは散々に痛感させられた。


(大昔は騎馬隊が重宝されていたが、確かにあれは怖い)


 人よりも大きな生き物がいななきながら突進してきた際の圧迫感は、知識だけでは到底理解できない。

 距離のあるうちに撃ち殺せれば良いが、一度接近されてしまえばあっという間に蹴散らされてしまう。少なくとも身一つで止まることなど不可能だ。


「だが、こうなれば話は別だ」


 猛スピードで駆けてきたモンスター騎馬隊だったが、吉井川までたどり着いたところでその足が止まった。

 大規模モンスター接近の知らせを受け、上流で水量を調整された川は水位が上昇し泳いで渡るにはいささか躊躇われる状態になっている。

 それでも、動物型のモンスターは飛び込もうとしているが、上にまたがる人型モンスターは必死になりそれを抑えていた。

 下手に知性が高い分、これに飛び込んだ時の最悪の結果が想像できるのだろう。

 なんとか騎乗する動物型モンスターを抑えた騎馬隊は、対岸の自衛隊を忌々しそうに睨んだ後、その向きを北へと変える。


「バカめ! その先の道は潰してある。行き止まりだ――攻撃開始!」


 1佐の命令に、城壁上で攻撃態勢に入っていた隊員達の小銃が一斉に火を噴く。

 対岸から浴びせられる容赦ない銃撃に、あるモンスターは全身を撃ち抜かれ、あるモンスターは騎乗するモンスターを撃ち殺され道路に身を投げ出され、そこを別のモンスターに踏みつけられ、あるモンスターは銃撃に混乱した動物型モンスターを抑えきれず川に飛び込まれるなどして、次々と撃ち取られていく。


「騎馬隊は鉄砲の前に消えていく。歴史の再現をここで見るとはな……」

「報告! 敵本隊接近! 敵総数は目測で約1000。中型モンスターも多数確認!」

「よし、続けて敵本隊を攻撃する。風向きは……北風か。よし、毒放射対策に火炎放射機の使用を許可する。放水部隊の配置は!?」

「展開完了しています!」

「よし。それと、敵への認識で隊員同士の齟齬が発生した場合は分隊長以上の者に確認をとる様に」


 次々と指示を出す間に、吉井川へと到着したモンスターが南北に分かれ移動を始める。

 そこに自衛隊からの攻撃が加えられ出すと、やがてモンスターの中から反撃が始まった。


「敵が火球を撃ってきたぞ!」

「放水だ!」


 モンスターから放たれた火球に対して、放水ホースを構えた隊員が放水を始める。

 圧を高めれば人すら倒せる放水を受け火球は空中で四散していく。

 水は目の前の吉井川にいくらでもある。火炎系攻撃への対応は万全であった。


「気を付けるのは炎と毒だ! 電撃や投石はここまで届かん! 毒は火炎放射器で焼き払うのだぞ!」


 小隊長とおぼしき士官が大声で部下に指示を出す。

 過去の防衛線から、モンスターの攻撃範囲というものは判明している。

 怖いのは神霊術やモンスターの特殊攻撃だが、対抗手段の少ない電撃や冷気攻撃はこの500mという距離を超えることはできない。かろうじて一部の火炎攻撃や、風に乗った毒攻撃が届くくらいだが、火炎には水で対処し、毒は焼き払うことで無効化できていた。

 念動力やそれを利用した投石、呪視などの攻撃もあるがやはりどちらも届かない。


「各隊順調にいっているな」


 戦闘経緯を確認しながらモンスターの様子を見ていた1佐は、そこに他のモンスターより一回りも二回りも大きな中型モンスターの姿を認め火砲使用のタイミングが来たことを悟った。


 生産力に余力のない今の日本では、自衛隊の補給物資の生産も厳選されている。

 弾薬などが特に顕著だ。

 中国地方各地にいる小型モンスターとの戦闘で日々消費される小銃の弾薬などは優先的に製造されているが、ミサイルや火砲の砲弾など生産は少ない。

 そのため、バカスカ撃ちまくるわけにもいかず砲の使用は極力控えられていた。

 とは言えまったく使用しないのでは宝の持ち腐れである。

 使用するのは中型モンスター以上に対して。そして撤退を始めたモンスターが、小銃の射程を脱した後の追撃の際だ。


「最初に砲撃を行った方が効率が良いと思うのですが?」

「敵が密集している時の方が確かに効率はいいだろう。しかし、あまり早く攻撃すると、敵が逃げ出してしまう。ほとんど討ち取れない内に逃げられてはまた奴らはやってくる。これを繰り返しては生産が追い付かずジリ貧になってしまう」


 部下の言葉にそう答え、続けて中型モンスターへの砲撃を指示しようとしたときだった。


『グオオオオオオオオオオオオオオオ!』

「!?」

「ひっ!」


 突如、モンスター側から凄まじい雄叫びがあがる。

 その声を聞いた瞬間、1佐は体の芯が痺れるような感覚と震えが走った――が、特にそれ以上は何ともなく、直ぐに落ち着きを取り戻る。


「あ、ああ……」

「しっかりしろ!」


 パチン! と乾いた音がした。

 今のモンスターの咆哮を受け、突如震えだした部下の顔を1佐が平手で打ったのだ。


「し、失礼しました!」

「中型モンスターの神霊術だな……守備隊は大丈夫か」


 1佐がそう言いながら城壁上の隊員たちを見ると、そこかしこで今の1佐と部下のやりとりと似たような光景が行われていた。


「どうやら、戦線は崩れずに済みそうですね」

「前回まではこれを受けるたびに、戦線がガタガタになりかけていたからな」


 そう言いながら、1差は首からぶら下がる鉄製のプレートを握りしめる。


「これなら、ここは大丈夫だ。後は――」




「吉井川城壁にてモンスターの精神系神霊術の使用がありましたが、どうにか最小限の動揺で抑えられたようです」


 モンスターとの戦闘が行われている地点より南西に800m。

 第4師団司令部に戦闘の経過が伝えられる。


「どうやら、輸入した護符がさっそく役に立ったようだな」

「うむ。実験的導入だったため数が少なかったことが悔やまれるが……」

「分隊長以上の士官に配布するだけの量しかありませんからね。とは言え、これで有用性が認められれば更なる輸入を検討しましょう」

「ゆくゆくは、国内生産できると良いのだが」


 大陸からの神霊術・神霊力情報が解禁されたこと受け、神霊研の提案により輸入された対神霊術用護符について、司令部の者たちが話し合っている。

 小さな鉄片に文様を刻み、神霊力が込められただけの簡単な護符であるが、たったこれだけで大抵の精神系の神霊術はその効果を大幅に失ってしまうという。

 その他の神霊術に対しても、微小であるが耐性がつくため、大陸の軍では兵士の基本装備の1つとなっていた。

 モンスターの精神系神霊術に悩まされてきた自衛隊にとっては是非とも全隊員に装備させたい一品である。


「――これで、目の前のモンスター群は問題ないだろう」


 そう口を開いたのは、この司令部でもっとも上位の者――陸上自衛隊第4師団長の百瀬陸将であった。

 今年還暦を迎え髪や髭に白い物が混じり始めているが身の纏う覇気は年齢を感じさせない。

 定年に関して法改正が行われる前、転移前ならば定年となる年齢であるが、この10年の間モンスターと戦い続けた闘志と、日本を護るという想いと、実際に守り続けた矜持とが、老いを退けているのだろう。


「問題は背後にいるベヒモスだな」


 彼の言葉に、司令部の空気が厳しいものになる。

 そうなのだ。これが単なるモンスター侵攻であれば問題はない。

 このままモンスターを防ぎつつ、モンスターが撤退を始めれば後はどれだけ討ち取れるかという話だけである。

 しかし、今回は更にその後方に本命が控えていた。


「東からの連絡はなかったのかね?」

「はい。今回の件に関しては一切何も」

「第5師団の淡路駐屯地からも大型モンスター発見の連絡はありませんでした」

「おそらく、海岸から遠い内陸を移動したのでしょう」


 本州における最前線はここ岡山市であるが、日本全体で見た場合、日本国の勢力圏は淡路島がもっとも東になる。

 近畿地方の海沿い数か所も確保してあり、また新潟佐渡島にも基地があるが、それは勢力圏とは呼べない飛び地であろう。


「ベヒモスだったのは不幸中の幸いでしたな。アレは移動がきわめて遅い」

「現在ベヒモスは、備前市内を徘徊中です。住民は居ませんので人的被害はありませんが、市内の建物が多数破壊されています」

「あの巨体だからな。歩き回るだけで被害甚大だ」


 陸佐の1人が忌々しげに言った。

 ベヒモス――大型モンスターの代名詞ともされるモンスター。

 地球での伝説にもある存在で、その姿は伝説のそれとほぼ同じ、巨大なカバのような生き物である。

 特徴はその巨体。個体により差はあるが、過去自衛隊が遭遇した個体は推測で50mほどであった。俄かには信じがたいが、大陸からの情報ではその倍はある個体も居るという。

 もはや怪獣映画の中の存在と同じである。

 地球での伝説では温厚な獣とされるが、この世界のそれはやはり地球の伝説とは別物なのだろう。かつてのモンスター侵攻の際は、他のモンスターと同様に日本国土を蹂躙した存在であった。

 とはいえ、その巨体さ故か行動は緩慢であり、結果として最前線で戦うことはほとんどなかった相手でもある。


「備前市内ならば10kmもない。如何にベヒモスの速度が遅いとはいえ真っ直ぐこちらに来られてはな。ところで、政府からはやはり避難指示は――」

「はい。やはり現時点での岡山市民への市外への避難指示は出さないと。相手が移動の遅いベヒモスですので、こちらの戦局次第での避難指示でも間に合うはずだと」

「中身が変わろうと政府は何も変わらんな。11年前を繰り返す気か……」


 憎悪すら込めた声を吐きながら、百瀬は自らの顔に手を当てる。

 そこには、額から右頬にかけて大きな傷跡があった。

 11年前、正確には10年と半年前。北海道でモンスター侵攻の第一波に相対した時に受けた名誉の負傷だ。

 あの時、政府が初期対応を誤ったため市民の多数が犠牲となった。

 その時の政府とは政権が違うとは言え、果たしてこの対応が間違っていないといえるのか。


「政府は西日本が安全だという神話が壊れることを恐れているのだ。今の日本がまるで転移前の様な社会を保てるのは、この神話のおかげだからな。それは分かる。が、この地の住民をそのために危険にさらして良いのか!」

「陸将……」

「……分かっている。どの道、我々のやるべきことは1つだ。それに、西にも問題はある」

「例のヤマタノオロチ、ですか」


 その幕僚長の言葉に百瀬は深くうなずいた。


「妖怪の出現にも驚きましたが、まさか神話の怪物まで出てくるとは。いったい日本はどうなってしまったのか」

「どうなったと嘆くには11年遅いな」

「……確かに、今更でした」

「その件に関して陸幕より、第3師団へ戦車大隊の移動が可能かと――」

「バカな! 大型モンスターが目の前にいるのに、戦車を引き抜けるわけがない!!」


 転移前に整理縮減の対象となっていた戦車部隊であるが、モンスター侵攻の戦闘によりその数を減じ、更に現在では整備・維持の問題からさらなる削減が行われている。

 現在戦車部隊は、第4師団に1連隊と2大隊があるのみ。

 これは、中型以上のモンスターには小火器では効果が薄く、また大型モンスター戦では戦車がもっとも有効な兵器であるため、最前線である第4師団に集められているためだ。

 戦車を持たない第3師団が対ヤマタノオロチ戦を想定して戦車部隊を望んだのだろうが、はいそうですかと引き渡せるはずがない。何しろ目の前に大型モンスターがいるのだ。


「第3師団には、こちらが片付くまで耐えてもらうしかありませんね」

「そうだな。それで、戦車部隊でベヒモスは撃破可能かね?」


 百瀬にそう尋ねられたのは、自衛隊唯一の戦車連隊の連隊長である1等陸佐であった。

 モンスター侵攻時からの戦車乗りで、かつて彼もいた戦車部隊は大型モンスターを撃破した実績を持つ。

 その経験を踏まえての質問であった。


「難しいですね。ベヒモスとは1度だけ交戦したことがありますが、あの巨体ですから砲撃の効果が薄いのです。その上、神霊力のせいで威力が軽減されてしまいます」


 特殊攻撃が一切ないので、てきとうに足止めしながら逃げるのは楽でしたが――そう付け加えるが、今回は逃げるわけにはいかない。


「やはり、全火力を集中させての飽和攻撃を行うしかないか」

「現在取れる手段としてはそれしかないかと。相手が相手ですので、対空兵器も使用可能です。現在交戦中のモンスター群を掃討後、部隊を吉井川東に展開、香登本の田園地帯にキルゾーンを形成しここにベヒモスを誘導します」

「それでいこう。それと、神霊研に連絡を。対大型モンスター用の神霊力対応ミサイル及び砲弾の使用を申請する」

「了解しました。しかし、アレはまだ神霊力の準備段階だとの報告ですが?」

「ふん、運はこっちに向いている。幸いにもそれを行う人物がここにいるのだからな」


 そう百瀬が言ったちょうどその時であった。


「失礼します。コルテス氏をお連れしました」

「おお! ちょうど良かった。お通ししてくれ」


 表情を明るくしながら、百瀬はその報告にそう答える。

 今この場所には、大陸の神官で冒険者でもあるフェルナンド・パパル・コルテスが居た。

 モンスター侵攻を見てみたいとの申し出でこの地に半ば強引に来ていたのだが、こうなってはその存在がありがたかった。

 なにしろ、神霊研への協力者がその彼であり、神霊力対応装備――ミサイルや砲弾に文様を刻み、1つ1つ神霊力を込めた物――の仕上げを行うことになっていたのも彼だからだ。


 やがて、隊員に案内されフェルナンドが司令部を訪れる。

 同行していたはずの冒険者ギルド日本支部のクレメンテと佐保2曹の姿はない。

 彼1人だった。


「ようこそ、コルテスさん。今回は――」

「あれは何じゃ」

「は?」


 百瀬の挨拶を遮りいきなりそんなことを言い出すフェルナンドに、思わず間の抜けた声を出してしまう。


「あれ、とは一体何のことでしょうか?」

「あのモンスターのことじゃ」

「……何か不審な点がありましたか?」


 眉間に皺を寄せ何かを考えながらそう言ったフェルナンドの言葉に、百瀬の、そして司令部に詰める面々の表情が険しくなる。

 日本でのモンスターの行動が、大陸で知られるモンスターの行動と差があることは彼らも既に知っている。

 フェルナンドがモンスター侵攻をその目で見たがった理由の1つがそれであるのだが、直に見てみることで何か分かったというのか。それは何か重大なことなのか。そんな想いが彼らによぎった。


「あのモンスターたちは……なぜ、あれほど怯えているのじゃ」




 岡山市から西へ300km。山口県下関市彦島。

 モンスター侵攻から一夜明けた冒険者ギルドの下に、日本政府から『ヤマタノオロチ討伐の協力依頼』の連絡が入った。


本編の条件として冒険者・冒険者ギルドの者が登場するという縛りを現在しています。外れると閑話行き。

今回はフェルナンドが出てるので一応本編です。

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