地名一覧
【大陸】
・ラグーザ大陸
日本の南西に位置する大陸。
地球に当てはめるならば、北東をフィリピン、南東をオーストラリア、北西がエチオピア、南西が南アフリカという範囲に収まる台形の大陸である。
この世界で発見されている3大陸の中で2番目の大きさ。
地方によって気候や風俗がかなり違う。
10年前まではジャンビ=パダン連合王国がその大部分を支配し、残る国も従属していたが、現在では連合王国の勢力は衰退。従属国の独立や滅亡した国の復活。その他の支配地域でも独立が相次ぎ、大陸は動乱期にある。
・カターニア大陸
ラグーザ大陸の東に位置する大陸。
地球に当てはめるならば南太平洋に位置し、3大陸でもっとも小さい。
10年前、ラグーザ大陸を統一したジャンビ=パダン連合王国が侵攻を目論んでいた。
この事からわかる通り、十分準備をすれば兵団を送り込める程度の距離。
【国・領地】
・トラン王国
ラグーザ大陸北東部に位置する国。
ジャンビ=パダン連合王国に従属していたが、10年前の連合王国敗戦を機にいち早く独立した。
地理的条件から日本との交流が一番活発な国である。
主な街として、国内最大の人口を持つ王都。国内第2位の人口を持つ大陸随一の港タンゲラン。学都と称されるプレベスなどがある。
・ジャンビ=パダン連合王国
かつてのラグーザ大陸の支配者。
「タンゲラン沖海戦」にて虎の子の海軍と多数の将兵を失い勢力が減退。従属国や支配地域の独立が相次ぎ現在衰退中。
とはいえ、未だ各地に飛び地を持ち大陸西部にある本国だけでも強国の1つではある。
主な都市は首都ルマジャン。
・スリアン国
トラン王国の西にある国。
・テンダン国
トラン王国の南西。スリアン国の南に位置する国。
トラン王国との間には峻険な山岳地帯があり、基本的に直接の行き来が出来ない。
国内にモウトンという町がある。
・バム公国
大陸南部の大平原東部の国。
領内にコモロ山脈の一部があり、その森林資源と国内で採れる岩塩の輸出で栄える国。
親連合王国国家。
・ノルテ子爵領
トラン王国北部にあるノルテ子爵の領地。
タンゲランはここには入っていないが、海に面している関係で子爵領及び子爵家とはつながりが深い。
【都市名】
・タンゲラン
トラン王国の北東にある港町。
大陸随一の港町である。大陸で海の東西交易の要衝であり、東のカターニア大陸へ向かう航路の出発点の1つであったことがその理由。
現在は日本との交易がもっとも活発な港でもあり、その恩恵もあって更に発展している。
冒険者ギルドの北東方面支部が存在する。
・ルマジャン
ジャンビ=パダン連合王国首都。
大陸西部にあり大陸最大の都市である。
冒険者ギルド本部もここにある。
・シンパン
トラン王国首都。トラン王国最大の都市。
中央よりやや北よりの場所に王宮がある。
・カンエル
大陸北東部でも西側。ニウリ川の中流にある川港街。
水運と陸運が交わる集積地であり、旅の者が多く訪れる。
旅人目当ての店が多くある。
・ライエン
バム公国内のプレア男爵領の中心である町。
男爵はここに館を持っている。館の園芸が貴族の間では有名。
【自然】
・ニウリ川
大陸北部を流れる大河の1つ。
・アーモルト山
コモロ山脈を構成する山の1つ。
山頂まで登った記録はあるが、人が頻繁に登る山ではない。
・コモロ山脈
ラグーザ大陸の東部中央から南部にかけて存在する山脈。
作中に登場する地名や国家名です。増えて来たので作りました。
随時更新予定。
第1章で名前だけ出た地名もありますがそこは除外。
日本の地名に関しても除外。第3章では作るかもしれません。




