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ネタバレ・人物紹介

蛇足感があるので、気になる方だけ見て下さい


設定集です

最初期に決めてから編集してないので、矛盾点などあるかもしれませんが御了承下さい


設定知らなくても楽しめるようにはしたつもりなので、大丈夫なはず






「――――どうだった?」

「…………」


「……やっぱりダメ?」

「とりあえず、設定集を見せてくれる?」



「…………」

「ね? 彼は裏でこんな事をしてたんだよ」


「いや知らねぇよ。設定だけあっても見えなきゃ意味ないだろ」

「い、いやでもさ、彼視点で物語を展開させるのは無理だよ……」


「特別なハーレムルートがあるって聞いたから頑張ったのに……」

「ほんと君、ハーレムしかやらないんだね……」



「どちらにしても、このままじゃ炎上するぞ」

「え、炎上……」


「だってそうだろ。急に寝取られ要素が出てきたら、ピュアなプレイヤーは怒るぞ」

「どうすれば……裏ルートは消すしかないのかな」


「……ヒロイン視点を追加するとか?」

「それは……微妙じゃないかな」


「なら、彼に視点が切り替わって裏エンドルートに突入する前に、一先ずここで終らせて……」

「それで?」


「今度は彼視点で物語をスタートさせれば?」

「なるほど、隠しルート解放って事にして……」


「彼はこんな事をしてました~って、プレイヤーが分かれば問題ないんだから」

「隠しルートならぬ隠しキャラだね」


「その過程を見れば、この後の裏エンドルートも見れるだろ」

「分かったよ……はぁ、今日も徹夜か」


「まぁ頑張ってくれよ――――公太」

「売れたら特別ボーナス宜しくね――――九郎」






 ――――設定集――――



 恋愛ゲームの世界設定。

 ゲーム内での主人公は天道進。ヒロインは晴曇雨雪の4名。


 プレイヤーが操作する主人公は天道進。

 読者が見ていたのはバッドエンド後の隠しルート(地道視点)



 エンドルート

 

 天道進が辿り着けるエンドルートは五つ。


 トゥルーエンドルート

 地道行人にヒロインとの接点を与えず、ハーレムかハッピエンドールート条件を満たすと解放。


 ハーレムエンドルート

 ヒロイン全員のハッピーエンド条件を満たして、終業式の日に4人全員を選択すると突入。


 ハッピーエンドルート(個別エンドルート)

 ヒロインの誰かのハッピーエンドルート条件を満たし、終業式の日に個人を選択すると突入。


 ノーマルエンドルート(友人エンドルート)

 ハッピーエンドルート条件を一人も満たせなかった場合に突入。


 バッドエンドルート

 全ての選択肢でバッド選択を行った場合に突入。その場合、通告警告宣告イベントが発生する。



 トゥルーハーレムハッピーエンドルート

 バッドエンド後に解放される隠しルート。バッドエンドと全く同じ展開で物語が進むが、地道視点で物語が進行する。



 バッドエンド以外のルートにも地道行人は登場するが、どれか1つでもバッド選択をしなかった場合は、通告、警告、宣告イベントは発生しない。

 地道行人にヒロインとの接点を与えなかった場合、地道行人は物語に登場しない。


 地道行人が感じる違和感、デシャブ、煮え切らない態度なのはシステム的強制力の影響。

 天道進のルートが決まるまでヒロインとは結ばれないようになっている。


 バッドエンドルートに進むと、途中で物語が進行しなくなり、フリーズしてしまうという現象をデバッグ中に確認(地道が選択出来なかったため)


 そのフリーズに対し修正パッチを適用し、回避を図った(地道が選択できるようになる)


 バッドエンド後には、地道行人を主人公としたトゥルーハーレムハッピーエンドルートが解放される。


 今回はプレイヤー(九郎)が、トゥルーハーレムハッピーエンドルートを見るために、ワザと全ての選択肢を間違えて物語を進めていた。





 ――――主人公――――



 地道行人(じみちいくと)


 本作品の主人公。


 幼い頃に父親を事故で亡くし、父の代わりに万能薬を作るという夢の道を突き進んでいた。

 

 容姿を気にかけないでいたため、周りからは陰キャでボサボサ頭のダサメガネと思われていた。

 最低限の身嗜み、人付き合いはあり少ないながらに男の友人はいたものの、女の友達はいない。


 努力により頭は良く、体も鍛えているがどちらかといえば運動音痴の部類に入る。


 良くも悪くも普通じゃない男子高校生。自分を中心に考えておらず、周りに気を使える。



 ゲーム内での役割は、主人公への状況通知を行う事。全て間違った選択をした場合にのみ物語に登場し、主人公に通告警告宣告を行う。


 途中で隠しルートが作られ、主人公へ。



 天道進(てんどうすすむ)


 恋愛ゲーム内での主人公。


 容姿は平凡であるが、頭も運動神経も良い方の部類に入る。


 幼馴染に女友達、部活の後輩に生徒会長など、スタート時点から美少女に囲まれている。


 良くも悪くも普通の男子高校生。無意識に自分を中心に考えており、他者の事を蔑ろにしがち。



 基本的に何も考えずに適当に選択肢を選んでも、誰かのルートには引っ掛かるはずな、攻略難度は低めなゲームの主人公。


 バッドエンドルートでは、ヒロインの心離れに気づかない振りをして、地道は悪という事のみで行動していた。



 ――――ヒロイン――――


 晴山華絵(はれやまはなえ)


 本作品のメインヒロインその一。


 天道進の幼馴染であり、頭は悪いが家事完璧な天然美少女。


 家庭の事情により天道家に通い、天道進の身の回りの世話を行っていた。


 基本的に優しい子だが、相手の事を考えすぎるのかハッキリと物を言えない時が多々ある。


 恋愛面では、自己保身から来る独占欲が凄くヤンデレの才能がある支配されたい系女子。



 安曇玲香(あずみれいか)


 本作品のメインヒロインそのニ。


 天道進の友人であり、その付き合いは高校一年の春から。


 お洒落に気を使い、自分を可愛く見せるために努力を惜しまない頑張り屋な子。


 高校一年時、天道進の隣の席だった事から仲良くなるが、実は目的があって天道進に近づいた。


 恋愛面では相手に少し依存してしまう一面があり、ツンデレを通り越してデレデレとなる犬系女子。



 時雨愛莉(しぐれあいり)


 本作品のサブヒロインその一。


 入学してすぐ、とある先輩の事が気になりサッカーのマネージャーになる事を決める。


 責任感が強く、それ故に色々と頭を悩ませる事が多い真面目な子。


 身長か低く胸も控えめであるが、本人は特に気にはしておらず、むしろ自覚して武器としている。


 恋愛は猪突猛進型。普段とは違い恋愛となると周りに気を使ったりせず、グイグイと相手の心に入ろうと行動するあざとい系の女子。



 雪永睦姫


 本作品のサブヒロインそのニ。


 高校二年生の後期から生徒会長を務めており、その際に天道進と知り合い生徒会の仕事に巻き込むようになる。


 基本的にクールで冷静、何事もそつなくこなす完璧女子であるが、機械に弱く可愛いものに目がない。


 クールに見えるがテンパりやすく、冷静に物事を考えている裏で色々と乙女チックな事を妄想している。


 恋愛では頭の良い人を好きになるようだが、白馬に乗った王子様が迎えに来る事に無意識に憧れている、夢見る系の女子。



 ――――友人・学園――――


 中島陸(なかじまりく)


 バスケットボール部所属、容姿はまぁまぁ(地道談)


 地道行人とは中学時代からの友人で、本人達は互いに親友と思っている。



 外川海(とがわうみ)


 サッカー部所属、エースでイケメンの女子人気が高い天道進のクラスメイトにして親友。


 女子に興味がなく、実はサッカーにもあまり興味がない。



 東森・西林


 名前どうしようかな。東森美波(ひがしもりみなみ)西林北亞(にしばやしほくあ)のサッカー部マネージャーコンビ。


 時雨愛莉の友人で、イケメンが多いサッカー部から彼氏を作ろうと画策しマネージャーとなる。



 縦山先輩(たてやませんぱい)


 生徒副会長で、メガネが似合うイケメン男子。常に冷静で掴み所がないように見られているが、実は凄い負けず嫌い。


 生徒会長選に雪永睦姫に負けた事を根に持っており、次期会長を目論んでいる。



 横谷先生(よこたにせんせい)


 ビビりな体育教師。お化けが怖い、とかそういう事ではなく驚かされる事が苦手。



 ――――アースロード製薬――――


 紅月朱音(こうづきあかね)


 本作品の隠しヒロイン?


 アースロード製薬で社長秘書をしている美人キャリアウーマンで、地道行人の姉的な存在。


 仕事が忙しかった地道行人の両親に代わり、地道行人の世話をする事が多かった。


 完璧な地道行人を作り上げた張本人。地道行人が自分にとって理想的な男性になってしまったため、他の男なんて目に入らない状態になっている。


 恋愛は奥手。押しに弱いという一面があるが、それも地道行人に限っての事なので他の押しは跳ね返している。



 碧陽蒼司(あおひそうじ)


 アースロード製薬の研究者で、地道行人の兄的な存在。


 見た目雰囲気ともに優しそうであり、女性は多く近付いてくるのだが結婚はしておらず彼女もいない。


 暴走族だった過去があり、その過去の影響で紅月朱音とは犬猿の仲となっている。



 山吹黄雅(やまぶきおうが)


 アースロード製薬の研究者で、所長を務めている筋肉隆々な初老の男性。


 地道行人にとっては二人目の父であり、本人も満更ではなさそうである。



 地道千里(じみちせんり)


 地道行人の母親で、アースロード製薬の社長。天真爛漫を絵に描いたようなパワフルな女性。


 若くして夫を失っており一時は塞ぎ混んだが、息子のためにとすぐに持ち直して見せた強い女性。


 息子の女っ気のなさを心配して色々と言うが、当の本人には響かず頭を悩ませている。



 地道剛斗(じみちごうと)


 地道行人の祖父。アースロード製薬の会長にして空手道場の師範を務めている元気ジジイ。


 孫の事は溺愛しており、電話を手に入れてからは毎日のように連絡を取っているほど。



 地道百々江(じみちももえ)


 地道行人の祖母。アースロード製薬を大きく成長させた影の支配者で、誰も頭が上がらない。


 孫の事は溺愛しているが、実は娘が欲しかったらしく最近出来た孫娘に心酔している。



 地道尚登(じみちなおと)


 地道行人の父で、アースロード製薬の元社長にして優秀な研究者であった。


 不治の病と呼ばれる病気の研究に力を入れており、万能薬を作るのが夢であった。



 ――――その他――――


 晴山晴夫(はれやまはるお)絵梨(えり)


 晴山華絵の両親。


 会社を経営しているが、経営難により夫婦関係が悪化してしまう。


 その後は持ち直し、夫婦関係は改善された。



 安曇玲(あずみりょう)香織(かおり)


 安曇玲香の両親。


 父の安曇玲が数年前に病に犯され、入院生活を余儀なくされた。


 その後治療薬が開発され、順調に回復している。



 脇谷九郎(わきたにくろう)


 前作を読んでくれると嬉しいな!

 高校時代の友人、彼女達と会社を設立。稼ぎ頭は四季姫の動画配信など。



 酒神公太(さかがみこうた)


 九郎の影響で今では大の恋愛ゲーム好き。自分で作る程になっている。

 会社内でのお荷物赤字部署、ゲーム部門所属。



お読み頂き、ありがとうございます


前作を知らない人には意味が分からないですね

謎視点は遊び心で設定しただけです


個別の後日譚は投稿するとしても時間が掛かると思いますので、完結設定に致します


ありがとうございました

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― 新着の感想 ―
[一言] くーちゃん!
[一言] 天道の設定読んでも可哀想とかっていう感想が出てこないあたりやっぱりみんなに愛されてますね天道 自業自得だぞ天道
[気になる点] >地道剛斗じみちごうと >地道行人の祖父。 うん >地道百々江じみちももえ >地道行人の祖父。 うん? 祖母やねえ [一言] お疲れ様でした。
感想一覧
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