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リーングラードの学び舎より  作者: いえこけい
第四章
223/374

雨風と共に来りて

 入浴場を作りましょう。

 なんて一言で言ってもまず、先に知っておかねばならないことがあります。


「給水、排水関係は特に重要ですね」


 学園施設の敷地内のどこに水があり、どのように水を招き入れ、汚れた水はどうすればいいのか。

 降って湧いてくるわけでも、掘って湧いてくるものでもありません。いえ、この辺なら地下水があるので掘ったら湧いてくるでしょうが、学園内に穴を掘れば生徒が落ちます。きっと、おそらく、高確率で。

 そんな予感がします。


 たぶん、落ちるのはクリスティーナ君かセロ君のどちらかでしょう。

 男の子ならフリド君かティッド君が落ちるでしょう。


「……冗談だったのに、怖くなってきましたね」


 本当、冗談でしたがありえすぎて怖いので掘るのは避けます。

 となると水路や水管で引っ張ってくるしかありません。


 こうした水の管理は計画性がなければできません。

 行き当たりばったりにやれば出来るものでもないのが難しいところです。


 都市の水関係に専門家がいる理由もわかろうものでしょう。


 まずはこの辺を調べていきます。


 初日に地形や水場は記憶しているので確認作業に近いものです。

 ここをちゃんとしておかないと実際に組立に入った時に材料不足に悩まされますしね。


 立地条件は【室内運動場】と校庭の近く、校舎に近い。

 なおかつ排水関係上、湖と隣接するような川があれば良しです。


 北の湖から引くと仮定して、この条件でいくと少し水路が長くなります。

 当然、その分、資材を使います。

 資材をケチろうと思えば中庭の井戸を使うのも一つの手なのですが、こちらは【大食堂】でも使用します。


「石材にすべきか、木材にすべきか」


 これは完全に趣味で作っていい部分です。


 もちろん水路は石材ですが、これは入浴場そのものの建材の話です。


 石材の長所は水を漏らさず、長く使えます。

 短所は切り出しに時間がかかることでしょうか。経年劣化すれば全部、立て直しなければならなったり手間もかかりますがメンテナンスをあまりしなくていいのも魅力です。


 逆に木材は湿度をある程度、調整してくれます。

 石材よりも簡単に切り出せて、しかも材料はそこらに転がっています。

 しかし、常に水場にあるので腐り、もろくなるのも問題です。あと燃えたりもしますね。

 

 初動に手間がかかっても長持ちで丈夫な石材を選ぶか、手軽でメンテに手間がかかる木材を選ぶか。


 また建材を手早く、なるべく安価で集めなければなりません。

 制服の時の二の舞はごめんですからね。


 さらには五日の間……、いえ、実際に組立に三日かかるものと考えて二日以内で建材を揃えなければなりません。

 さすがに人の手が必要ですね。


 設計図も考えないといけませんし、というか今日中に設計図だけでも、いえ、実際に術式具の資材は今日中に用意しておきたいところです。


 さて、こうした問題を抱えながら最初にやってきたのは【大図書館】でした。

 思ったとおり、鍵のかかっていない扉を開けて、出迎えてくれたのは吹き抜けの本棚群と――


「……なんだ。また何かしたのかヨシュアン・グラム」


 ――司書棚で資料と教材を広げて、不機嫌な顔のアレフレットでした。

 こっちは出迎えてくれなくて良かったのに。


「また、とはなんですか。こういっちゃなんですが自分は模範的な教師なので、そうそう問題なんて起こしたりしませんよ」

「お前の辞書に過去を省みるという言葉はないのか」

「過去は過去。未来はまだで、今は今しかありませんよ」

「過去が歴然とあるんならお前の悪行もあるに決まってるだろう」


 イラッとした顔をされましたが、まぁ、いつものことです。


「ちょっと調べ物に来ました。学園建造に関する資料はどこにあります?」

「お前といい、生徒といい、妙なことを調べに来るな」


 生徒がいることは知っていました。

 出入り口にいても人の気配がしますし、何よりシャルティア先生から聞いています。


「建築関係は二階の奥だ。悪用するなよ。あと静かにしていろ」

「大工さんにも同じことを言わないでくださいよ。彼らは口より先に拳で返答しますからね」

「お前以外に言うか!」

「ちなみに自分は言葉を交わしたあと、こっそり仕返しします」

「お前が一番、タチが悪い!」

「あとアレフレット先生」

「なんだよ! これ以上、くだらないことを言うとだな!」

「図書館では静粛に」


 とうとう教材が飛んできました。

 綺麗に受け止めて、そっと机にお返ししました。


 術式を編もうとしていたのでハッキングで霧散させてから悠々と二階に上がりました。


 特にアレフレット先生を怒らせるつもりはなかったのですが、最近、あまり話をしていなかったので自分なりの気遣いです。

 

 ふと本棚の間に座りこむ小さな影たちを見つけました。


 セロ君とエリエス君。

 あともう一人いますね。


 ゴスロリな私服に身を包んだティルレッタ君です。


 面白い組み合わせだと思ったら、自分が言ったんでしたっけ?

 ティルレッタ君の脅威で狂気な術式に興味を持ったエリエス君に『なら友達になってみたらどうか?』と。


 セロ君がいるのは……、何故でしょうね。

 セロ君とティルレッタ君に共通していることと言ったら人形でしょうか?


 バナビー・ペイター人形と【エセルドレーダ人形】。

 まさかバナビー人形まで動きませんよね?


 あの術式の再現は不可能です。

 自分なら同じ結果を出す別の術式を組み立てられるでしょうが、セロ君たち生徒の実力だと不可能でしょう。


 まぁ、そうでなくともティルレッタ君にも親しい友達ができれば、少しはあの重力に喧嘩を売るような浮きっぱなしの性格もどうにかなるやもしれません。


 なんて言っておいてアレですが、とても不安な組み合わせです。

 セロ君が唯一の良心になりそうで。


 自分に気づかず、熱心に何事かを読みふけっているようなので邪魔しないでおきましょう。


 二階で目当ての資料を持ち出し、ざっと並べていきます。

 その一つは学園の建築設計図でした。


「……こうして見ると、初期案よりずっと変わっているようですね」


 初期図案は学園しかなく、学び舎そのものももっと小さく、現在の三階建てですらありませんでした。


「しかも一階部の設計図がかなりいい加減なのに、全体の細かい設計図があるってどういうことですか」


 バカ王が国政の場で義務教育計画を本決まりにしたのが半年前。

 さらにさかのぼって一年前に自分がバカ王に義務教育制度について語っていました。

 なら始まりは一年半前だったはず。

 一年半前にこの校舎を作ろうとしていたのだと思っていました。


「いえ、これは、校舎ではないですね?」


 校舎のようにいくつもの部屋が並ぶ構造はそのままです。

 しかし、出入り口が一つしかなく、今のように中庭への直通出口もない。

 個室の間取りも窓すらない。牢屋か何かですか、これ。


 気密性が高い個室に一つしかない出口。

 そして、僻地にひっそりと建つ誰も知らない施設。


「……まさか」


 いえ、これはベルベールさんに聞いておくことにしましょう。

 ほとんど憶測でしかありません。


 ただ校舎が無駄に豪華な理由には見当がつきました。


 仮に校舎が前にあった施設を利用して建てたというのなら、『それも牢屋並に頑丈な基盤で創られた建築物ならば』三階建てにしても潰れることもなく、浮いた建築予算を使って外見に凝ることもできるでしょう。


 財政難でもこんな校舎を作れるわけです。


 ともあれ地理的に中央井戸の水源は間違いなく北の湖と同じことが判明しました。

 後は建築するときに建材をどこから仕入れしたのかもです。

 他にも建築予定がない場所もわかりました。


 【室内運動場】の裏と隣、そして、ここ――【大図書館】の裏です。

 

 さて、この三箇所の内、浴場を作るのなら【室内運動場】の裏と隣のどちらかでしょう。

 こちらの出した条件と合っていて良かったです。


「何をしているのですか?」


 おおよその目算がついたところ、エリエス君に声をかけられました。

 メガネをかけて、前髪を切ったエリエス君ですが……、時々、誰かわからなくなることがあります。


 リィティカ先生の手腕なので落ち度は一切、ありません。

 ですが以前のエリエス君とは雰囲気が違いすぎてビックリするんですよね。

 なんというか顔がよく見えるだけで全然、明るく見えるというか。

 でも、メガネをしているので落ち着いても見えるのです。


 全体的に雰囲気はガラリと変わりましたね。


 そのうちに慣れるので気にはしないようにしています。


「以前、君たちが体育の授業のあとで身だしなみについて文句を垂れていたでしょう?」

「文句を言ったのはクリスティーナとマッフルとリリーナです」


 細かい注釈、ありがとう。


「君たちの生活問題に対処するのも先生のお仕事なんですよ」

「そうだったのですか」


 不思議そうな顔をされました。

 どんな劣悪な環境でも生活に不満とか言いそうにない子ですからね、エリエス君は。


 でも、それだと困ります。

 不満や不平を解消しなければ改善はなされません。

 不満があるから改善もあるのです。


「ところでセロ君とティルレッタ君は放っておいていいんですか? 友達を待たせているのなら夕方にでも話をしてあげますから」

「いいえ。セロとティルレッタから行ってこいと言われました」


 あぁ、自分を見かけたエリエス君が『何かを作る気配』を感じて、行こうとしたのでしょうね。

 しかし、セロ君とティルレッタ君を放っておくわけにもいかない。

 もしかしたら【大図書館】に誘ったのはエリエス君かもしれません。


「そうですか」


 少しだけ、この子も変わりましたね。


 最初の頃なら何も考えずに自分のところにやってきたでしょう。

 己の好奇心を満たすためだけに人間関係など気にもせず、見切りをつけたはずです。


 しかし、知的好奇心と友達を天秤にかけて、動けないくらいには友達の比重が重くなっています。

 セロ君とティルレッタ君に気を使わせたのはマイナス点かもしれませんが、そうとわかるくらいには迷ったのです。


 十分、良い変化でしょう。


「今度は何を作りますか?」

「入浴場を作ろうと思いましてね。もちろん、術式具を使って、それなりのものを作る予定ですが……」


 問題があるんですよね。

 いえ、今回の浴場建築、問題しかないんですよね。


 実際に家に戻ってインゴットの在庫を見てみないと詳しくは言えませんが、おそらく在庫がありません。


 錆びない、錆びづらい金属に鍛鉄や灼熱鉄、金や白銀、錬成銀や真鍮などが挙げられますが浴場でよく使う真鍮と灼熱鉄、鍛鉄のインゴットが足りません。

 キャラバンは先月に来たばかりなので、調達手段が限られており、どうしてもない場合はどこかから調達してこないといけません。


 鍛冶師のヴォーギンさんに融通してもらいましょうか。

 それでもダメなら別の手段を考えないといけません。


「先生。授業の間に入浴するのは難しいのではありませんか?」


 普通ならそうですね。

 入浴とは基本、風呂桶や浴槽にお湯を入れてから浸かるものです。

 ですが水も無限ではありません。

 生徒たちが使うということは、それなりの回数に相当する量の水が必要と考えても間違いではないでしょう。


 いちいち湯を沸かしていたのならキリがありません。労力も必要だと考えると後々が大変です。


「より少ない量で身を清めるだけなら他にも方法があります」


 学園周辺の地図だけ持って下に降ります。

 生徒用の机に地図を置き、隣には製図紙を広げます。


「さて問題です。エリエス君。先ほどの問題は覚えていますね。少ない水量と短時間で身を清める方法を示しなさい」

「はい」


 エリエス君が悩んでいる間に自分たちが降りてきたことに気づいたセロ君がちょこちょこと歩いてきて、膝の上に乗ります。


 ちょっとだけ振り向いて、ニコリとしてくれるのは構いませんが、先生、これから図を書くわけですからちょっとだけ邪魔です。

 でも仕方ないので座らせたままにしておきましょう。まだ書く段階ではありませんし。


「まぁ、エリエスちゃんが石像のように固まってしまっていますわ。うふふ」


 ぬるりとティルレッタ君が隣に座りました。

 意味なく寒気がしますが、気のせいでしょう、えぇ。


「エリエス君に問題を出したところです。君たちも考えてみましょうか?」


 エリエス君に出した問題をセロ君とティルレッタ君に伝えると、二人とも首を傾げていました。


「なぞなぞですのね」

「いいえ、違います」


 人の問題をなぞなぞ扱いしないでください。


「えーっと、お風呂じゃないお風呂、なのですか?」

「難しく考えないの。ようするに身体を綺麗にするのに必要な水を少なく、時間をかけない方法です」

「布で拭いたらダメなのですか?」

「アレは意外としっかりこすらないと汚れは落ちませんよ? 時間は短く、です」


 水を少なく、という意味では正解です。

 しかし、作るのはあくまで入浴場です。

 お風呂に頼らない入浴場です。


 そうなるとセロ君は抱えていた絵本をぎゅっと抱きしめてしまいました。

 やがて顔をあげたエリエス君が解けたみたいな目をしています。


「はい、ではエリエス君」

「個別で桶を用意します」

「……続けて?」


 一瞬、何を言われているのかわかりませんでした。


「大きな桶より小さな桶数個に分けたほうが水量は少なく済みます。浴場を個別で区切れば一人だけ入浴したい場合、その一人分だけで済みます」

「効率的ですね。半分、正解と言っておきます」


 自分の考えていたものの大筋は間違っていません。

 ですが、これもやっぱり時間短縮には繋がりません。

 水の節約にはなりますがね。


「まぁ、先生は部屋の中に雨を作りたいのですね」


 ポン、と手を叩いたティルレッタ君をエリエス君とセロ君が凝視しました。

 言った意味がわからなかったのでしょうが、自分には伝わりました。


「正解です。ティルレッタ君」

「うふふ……、先生は雨雲も作れるのですのね」


 ヒュティパ神話にある一節ですね。

 神の作物を育てるために一風と共に雨雲を運んできたという。

 コロコロと笑うのは結構ですが、先生、ヒュティパ神みたいな真似はできません。


 術式での気象操作は術陣が効果を及ぼす範囲が広すぎて、人の身では不可能です。

 条件が整っていれば可能かもしれませんが、どちらにしても個人では無理です。

 ある意味、【神話級】とも言えるでしょう。


 ――神話。

 そうですね。神話もまた自分にとって知るべき情報でしょうか。


「室内に雨を降らせるのですか?」


 自分の思考が逸れている間にエリエス君は疑問をぶつけてきました。


「そうですね、如雨露は知っていますね? 原理はアレと同じです」


 生徒たちにわかりやすいように大きな丸を描いて、内側から外に出ようとする矢印を描きました。


「水というものは密閉された状態で圧力を加えると、こんな風に逃げ場があると均一の力で外に逃げようとします。如雨露は水そのものの重みで口から雨のように水を出す仕組みです。元々、広範囲に少量ずつ水を分けるために作られました」


 身近にヒントはあるものです。

 そう答えはシャワーです。

 水を容れた革袋に穴を開けて、ぶら下げたら簡易シャワーの出来上がりです。

 もっとも今回はそれに術式具をつけるわけですから、簡単な構造ではありません。


「これを人間大の大きさにすると、さきほどティルレッタ君が言ったように雨のようになりますね」

「それだと身体が冷えます。身体を冷やしてはならないとシャルティア先生から教わりました」


 性教育の時に教わったんでしょうね。

 やっとマトモな話を聞けた気がします。


「えぇ。女性が冷え性になりやすい理由ですね。まぁ、そこはあまり関係ありません。何せ、出てくるのは水ではなくお湯です」

「温かい雨だなんて先生は甘美で浪漫的ですわ」


 浪漫的だなんて初めて聞きました。


「エリエス君の答えが半分当たっていた理由は、この如雨器を個室に取り付けていく形にしていこうと思っていたからですよ」


 はふぅ、と膝で感嘆の息をついているセロ君。


「この個室に裸で入って、如雨器を浴びて出てくるわけです。入浴して温まることが目的ではなく、汚れを取り去ることが目的ならこれだけで十分なんですよ」


 考えていた形を簡単な図にしていきます。

 個室を五つ、横に並べ枠で囲み、脱衣所を置いて、そこから緩衝帯のような細長い部屋を玄関前に作って終了です。


「君たちはこれから騎芸の授業が始まります。土が跳ねたり、馬にブラシがけしたりしますから服が汚れたりします。汚れていい服を持ってくるように言われるでしょうが、身体の汚れまではその場では拭えません。身を清める場として活用してください」

「どうやって作るのですか?」

「そこなんですよね」


 建材集めの問題はまだ片付いていません。

 初めは生徒会を利用して生徒を使おうと思いましたが、生徒たちの運搬能力で一個の浴室を作れるかどうかは微妙です。


「……これはちょっと難題ですね」


 自分はどちらかというと石材で作る側に傾いていますが、実際の労働力と時間を考えると木材が一番、安全なんですよね。


 しかし、だからといって何も考えつかない前に建材を決めてしまうわけにもいきません。


「せめて大量の資材を持ち運びできる方法と場所さえあれば」

「それなら馬を使ってみたらどうでしょう」


 牧場の馬の噂をエリエス君も聞いていたようですね。

 しかし、まだ身体ができていない馬に子供を乗せるのならともかく、重たい資材を動かすほどの力が……ん?


「あぁ、なるほど。力があるのなら別に馬でなくてもいいんでした」


 閃きました。

 とはいえ生徒の力も必要です。

 ついでなのでヘグマントの力も必要ですね。


 別にヘグマントに牽引させるとかそういうことではありませんよ? 一応、言っておきますが。


 そうなると人員の許可が必要になるので学園長の許可も要りますね。

 一度、学園長室に戻りましょう。


「エリエス君、お手柄ですよ。明日、生徒会の掲示板に先生の依頼を貼っておきます。興味があるのなら参加してください。あと、力のありそうな子にも声をかけてもらっていいですか」


 セロ君を持ち上げて、ティルレッタ君とは反対の席に置き、自分は立ち上がりました。


「夕方までには帰りますので、エリエス君は先生の社宅で『眼』の訓練をしましょう」


 善は急げです。

 社宅の鍵をエリエス君に渡し、資料をまとめて、すぐに二階の資料棚に収め、睨むアレフレットを素通りして自分は学園長室に向かいました。


 ここからは学園長室から牧場に行ったり、【宿泊施設】に行ったりとあちらこちらに顔を出し、帰ってくる頃には約束通り、夕方でした。


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