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 氷と雪でできたベッドで身体を起こす。

 最近水枕みたいなのがあれば寝心地が良くなるんじゃないかと湯たんぽを見てて思いました。


『おはよう』


『おはー』『おはようございます。お一人なんですか?』


 挨拶をするとファエリとスノウさんから返事が返ってきた。


『うん、私だけ先にログインしたんだよ。後でルナとシュティも来るよ』


『そうなんですか。今はお兄様とラギさん、プリメラさんが一緒に広場にいます』


『私もそっちへ行くよ』


 スノウさんにそう言うと氷生成で氷像を作った。

 最近は小さいのを浮かせてるより大きいのを浮かせていた方が周囲の温度が冷えるのがわかって、大きめのを作るようにしている。

 ちょっと邪魔になるときはあるんだけどね。

 大きさでも変わるって言うのは良くできてるなぁ。

 いつもの様に氷像を浮かせて飛び上がる。

 広場を目指して飛んでいく。

 途中で妖精を見かけて挨拶をして進む。

 広場に出ると真っ直ぐとテーブルに向かう。


「おはよう」


「よお」「ユキちゃんおはよう」「おはようございます」「おはよう」「おはー」


 ラギさん、プリメラさん、スノウさん、リグさん、ファエリがいた。

 予定表が机の真ん中に置かれていてどうするか話しているところだったみたい。


「俺とプリメラの予定としてはちょっと戦闘もしておきたいから、女王様のところに行ってくるつもりだ」


「怖いけど駄目出しとかしっかりしてくれるのよねー。怖いけど」


「わざと怖がらせてる印象があるからな。行くのはボルグが来てからだな」


「俺もついて行っても良いか?」


「おう、来い来い。4人いるとガード1体と戦わせてくれるんだわ」


 プリメラさんはメギーアー女王様が怖いようだけど悪い印象があるわけじゃなさそう。

 ラギさんの言うように物騒な事言ったり過激なとこがあるから多分そのせいかな。

 ラギさん、プリメラさん、ボルグさんにリグさんが一緒に行くみたい。

 だけど4人いるとガードと戦えるって言うのは初めて聞いたなー。

 会いに行くときはいつも私とルナ、シュティの3人かルナと2人だったからかな。

 チーム戦は人数足りなくてもスレイブワスプを入れてくれるみたいで5vs5でやってたっけ。


「4対1で練習になるんですか?」


「微妙だな…。マジでガードが強くてな」


「初めてやったときは私が秒殺されちゃって女王様にお説教受けたわ…」


 私はてっきり4人で戦ったら有利なんじゃないかと思ったけど逆だったみたい。

 プリメラさんが秒殺って開始してすぐ距離を詰められたか遠距離攻撃かな。


「あの時は予想外の速度に反応できなかったから仕方ねぇよ」


 ラギさんの発言からホントに予想外だったんだろうと思った。

 ゲームだし魔法を使って加速してくる可能性もあるのかな。


「スノウさんはどうするの?」


「ユキ様が迷惑でないのなら、一緒に行っても良いでしょうか?」


「掃除だけど良いの?」


「はい、大丈夫ですわ」


 シュティとルナは遺跡行くの楽しみにしてたからこっちも4人かな。

 掃除だけなら妖精達も連れて行った方が早く終わりそうだけど、何があるかわからないから連れて行くのはなしだね。

 予定表に私達4人とファエリの名前を書いて目的地は遺跡っと。

 それからラギさん達と3日目にお互い何をしていたか話をする。

 そうしていると走る音が聞こえてくる。


「いたー!先にインするなんて酷いよ」「そうですよ。待っててくれれば良かったのに」


 ルナとシュティがインして急いでここまで来たみたいだった。


「ごめんね。何となく居辛かったんだよ」


 私が謝ると2人とも許してくれたのかそれ以上は言わずにイスに座る。

 ラギさんがそれを見て挨拶をした。


「よお、朝から元気だな」


「おは-」「おはようございます」


「「おはよう」」「おはようございます」「おはー」


 ルナは予定表を見ると疑問に思ったみたい。


「アレ、ラギさん達遺跡に行かないの?」


「最近掃除やらネズミの相手が多くて腕がなまりそうな気がしてな」


「何かあったら呼んでくれれば行くわよー」


 ルナは納得したのか頷いてプリメラさんにその時はよろしくと返事をしていた。

 シュティの方は一緒に行くスノウさんと話をしている。


「とりあえず飯食ったらそれぞれ行動するか」


 ラギさんはそう言うとアイテムボックスから料理を取りだしていく。

 そこには熊肉の料理もあって予想外に豪華だった。

 ラギさんがルナとシュティにガードと戦える事を伝えると、2人は私に今度一緒に行こうと言ってきた。

 私も気になってたから頷いておいた。

 けど後一人誰を連れて行くんだろう?

 アエローちゃんかな。

 料理が並ベ終えたみたいで食べる準備ができていた。


「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」


 食べ始めて少しするとアエローちゃんがログインしてきた。

 挨拶をしてアエローちゃんも席につき食べ始める。

 ラギさんは一応アエローちゃんにも女王様の所に行くか誘っていた。

 けどアエローちゃんはサバイバル仲間に会いに行くそうで断っていた。

 食事が終わるとそれぞれ準備をしていく。

 ルナやシュティは戦闘がない予定だけど武器や防具の確認をしていた。

 何かあったときの為みたいだ。

 私達が準備を終えて転移装置のところに行くとボルグさんがインしてきたみたいで挨拶をする。

 それから転移装置を起動させて街に転移した。

 私達は冒険者ギルドに入るとルガードさんの所に向かった。


「おぅ、嬢ちゃん達か早かったな」


「「「「おはようございます」」」」「おはー」


「ご迷惑でしたか?」


「いや、説明もあるし早い方が良いだろ。おーい」


 ルガードさんは他の職員の方を大声で呼ぶ。


「何でしょうか?」


「嬢ちゃん達に遺跡の説明してやってくれ」


 来た職員の方にそう言って何かを渡す。

 アレが言ってた申請書だったのかな。

 それを確認した職員さんに言われて私達は個室に移動する。

 今回は小さい普段通される部屋だ。


「それでは遺跡について幾つか説明させて頂きますね」


 そう言って職員の方が説明をしてくれる。

 大体こんな感じだ。


 ・遺跡と呼んでいる施設は街を作る前から存在していた。

 ・調査は継続しているが今のところ稼働しているモノは見つけれていない。

 ・中は魔法で調べたが調査に入った人間以外に生命反応がなかった。

 ・転移装置の元になった魔法陣がある部屋を見つけたときに金属製のゴーレムと思われるモノと一度だけ交戦した事がある。


 遺跡についてはとりあえずこんな感じ。

 今回私達が遺跡に入る上での規約がこちら。


 ・何かギミックを見つけたとしても先へ進まず、戻せるギミックなら戻しギルドへの報告を優先する。

 ・ギミックが戻せない場合、入り口を何らかで塞ぐか敵が出てこないか見張りを立て、先へは進まず報告を優先する。

 ・申告した時間内に必ず戻る事。

 ・探索はギルド職員が結界を展開した後で行う事ができるようになる。

 ・結界を展開する前に先へ進んだりギルドに報告しなかった事が後でわかった場合は罰則を科す。


 名目上は掃除となっているけど遺跡の探索をしても良いように思える内容だ。

 私がそれを伝えると職員さんは頷いて答えてくれた。


「実際その通りでもあります。もちろん掃除してくださる事は歓迎です。長年探索はしておりますが掃除はしておりませんので」


 そう言われてルナが手を上げて質問をする。


「ネズミとか黒い虫は出るんですか?」


「いえ、一度も出た事はありません。遺跡内で交戦した記録は金属製のゴーレムだけです」


 シュティが今度は手を上げ質問をする。


「そのゴーレムについて詳しい情報はありますか?」


「ちょっと待ってくださいね…」


 そう言って職員の方は持っていた資料をめくっていく。

 目的のモノを見つけたようでそれを一番前に持ってきた。


「えっと…、最初は大きな球状の金属があると思って近づいたそうです。近づくとそれは形を変え頭と脚の様なモノが6本と尻尾の様なモノが生えたそうです」


「それの絵はありますか?」


「はい、コレです」


 そう言って差し出された資料を皆が覗き込む。

 そこには球体から虫の脚の様な物が左右3本ずつ計6本、下に生えており先端は刃のようになっている。

 尻尾というのは後ろではなく球体の下から延びていたみたい。

 頭は球体の上に多分円柱のモノがあって赤い核が書かれている。


「現物見ないとわからないけど、この形状でどう戦うかわからないね」


 ルナがそう言うとシュティは考える仕草をしながら。


「回転、もしくは脚が伸びるのか…。流石にジャンプして切り裂こうとしてくるとは思えないですね…」


 シュティが攻撃の予想をしていくと職員の方が資料にあった様で読み上げる。


「残っている資料では核から光の魔法を発射してきて、当たると吹っ飛ばされたそうです」


「え、何それ。ビームなのに吹っ飛ぶだけ?何かしょぼい気がするね…」


「ホントに魔法の攻撃で出力が足りなかったから貫通する事なく当たった衝撃で吹っ飛んだだけだったとかですかね…」


 職員の話を聞いてポンポンと予想をしていくシュティに感心する。

 スノウさんは話についていけない様でファエリと遊んでいる。


「金属と言ってましたけど、どんな金属だったんですか?」


 気になって聞いてみる。


「わからなかったそうです。ギルドまで運ばれて資料を取った後は、本土へ輸送したみたいでモノは残ってないそうです」


 そう言われてちょっとがっかりする。

 もしかしたらモノも残ってるんじゃないかと思ったんだけどな。

 当時わからなかった金属でも異人ならわかる可能性はありそうだよね。

 専門知識がある人なら…。

 とりあえず私達は遺跡掃除を現実で23時までと決めていたので、ゲーム時間の20時で申告した。

 一応資料を見せて貰ったけどわからない事ばかりだったと言う事がわかった。

 転移魔法陣があった部屋は入り口があったのではなく、壁が崩れていたために見つける事ができただけで偶然だったそうだ。

 なら壁を壊して探せば良いんじゃないかと思ったけど壊せる強度ではないそうだ。

 魔法は霧散し物理で傷つける事ができなかったそうだ。

 何となく拠点に使われてる結界みたいだなって思った。

 職員さんに案内された先にあった転移装置を使うと石造りの遺跡って思える場所にいた。

 実際に壁を触ろうとしてみると壁と手の間に隙間があった。

 結界か何かがあるのは間違いなさそう。

 イベント4日目にこの遺跡に入っている異人は私達以外に2PTいるそうだ。

 どちらのPTも0時から24時間で申告しているそうで今も遺跡内にいるんだそうだ。

 確認をしたら地図を借りる事ができたので私達はそれを見ながら進む事にした。


「掃除道具色々用意してきたのになぁ」


 私がそんな事を言うとスノウさんが壁を見て気になった事でもあるのか指で触れる。


「埃は溜まっているようですわ。掃除を…」


 言いかけたところで天井から矢が降ってきた。

 突然の事で反応できなかった様でスノウさんの肩に刺さる。


「壁にトラップがあるんですのね。驚きましたわ…」


 そう言って肩に刺さっている矢を抜く。

 スノウさんはそれを腰に下げていた矢筒に入れた。


「せっかく作った着物に穴が開いてしまいましたわ」


 そんな事を言っているけど…。

 いやいやいや。


「それよりも大丈夫なの!?」


 私がハッとしてそう声を荒げて聞く。


「はい、身体が雪なので突いたり切ったりされても、血が出たりしませんし簡単に治るんですわ」


 嬉しそうにそんな事を言っているがHPは減る様でスノウさんのゲージが減っていた。

 スノウさんが雪生成を使って刺さったところに雪を当てていく。

 するとHPが回復して傷口がなくなった。

 シュティはその様子を観察する様に見て、ルナは口を開けたまま固まっている。


「何か凄いね…」


 私はそう言うので精一杯だった。


「スノウが触った所以外は埃ってあまりないよねー」


 スノウさんの近くを飛んでいたファエリがそんな事を言った。

 私達はそれを聞いて確認する。


「ホントですね」


「埃が溜まってるところにギミックがあるんだね」


 シュティとルナも確認して感心している。

 なら何で掃除するって名目で開けるんだろう?

 ちょっと思いついた事があったので通路全体に雪生成を使ってみる。

 すると職員の方が言っていた通り雪を生み出す魔法は生成前に霧散して効果がなかった。

 しかし一部だけ霧散する事なく生成できた場所があった。


「これって…」


「埃が溜まってたのは偶然だと思うけど罠やギミックは魔法を霧散する効果がないのかな?」


 私がそう言うとシュティとルナは手持ちでできる事を試していく。

 その間にスノウさん、ファエリと一緒にマップを見ながらどこへ行こうか話していた。

 2人の確認が終わったみたいで結果を教えてくれた。


 ・床、壁、天井には魔法が霧散する結界がある。

 ・罠がある場所は魔法霧散の結界がない。

 ・魔道具で生み出した水は霧散しない。

 ・魔法で産みだしたモノは結界に触れると霧散した。

 ・ギミックは未確認。

 ・罠が起動すると魔法陣が現れて何かしらの攻撃?がある。


 とりあえずこんな感じみたい。

 最初の矢は上から転移で飛んできたと思われている。

 結果だけ先に言うと雪生成で見つかったのも罠だった。

 しかし確認方法が…。

 まず床にあったのを誰が踏むかじゃんけんで決めた。

 シュティとスノウさんが負けルナが勝った。

 何故罠かもしれないのに掛かるのを勝ち抜きで決めたのかは謎だよね。

 ルナが踏むとまたも上に魔法陣が現れ、あるモノが降ってきた。

 ソレを見たルナは動くのをやめ前を向いた。

 そして頭に直撃した。


「くっ。金だらいを降らせるなんてネタとして当たっておかなくちゃいけない使命感に駆られたよ…」


 ちなみにダメージは大したことなかった。

 私は呆れたけどシュティはちょっと悔しそうにしている。

 シュティもネタとしてやっておきたかったみたいだ。

 スノウさんは安堵した様子だったけどファエリは笑っていた。

 この罠一度動くと動かなくなるのか、動くようになるまで時間が掛かるのかわからないけど、シュティが踏んでも作動しなかった。

 残念そうにしないで欲しいなぁ…。

 妖精達の悪戯もだけどわざと掛かりに行ってた2人だしアトラクション感覚なんだろうけどね。

 それからは外壁掃除の時に練習した高圧洗浄機もどき魔法で放水して遊びながら進んでいく。

 今のところ隠し通路とかは見つかってないけど、罠は結構掛かっている。

 ちなみにじゃんけん勝ち抜きで掛かる人が決められている。

 スノウさんは最初の矢の時みたいに危険があるといけないから参加してるみたいだけど2人は完全に遊びである。

 危険なモノはきちんと対処するくせに殺傷力がないと判断すると身体を張るのだ。

 罠に掛かり続けたからか罠解除スキルがスキル覧に表示されたそうだ。

 2人は喜んではいたけど取るつもりはないらしく身体を張っていた。

 掛かる前に動画を撮っているらしく、後でおもしろ映像を編集するとシュティが楽しそうに言っていた。

 それを聞いてからスノウさんはじゃんけんに参加するのをやめた。

 私達が目的地に決めたのは魔法陣があった隠し部屋だ。

 そこにはまだ動くかわからないが部屋に続く隠し通路を開けるギミックがあると考えたからだ。

 私としては魔法陣が見たいという理由の方が強いんだけどね。

 到着すると目立つのは崩れている壁だった。どうして崩れたのかはわからないけどそこから中に入る。

 稼働してないと言っていた魔法陣が床だけでなく壁や天井にもあった。

 入り口と思われる通路の方を見ると前の広間に続いてるのがわかる。

 シュティとファエリ、スノウさんはギミックを探す様で広間と通路に別れて魔法を使っている。

 私はルナと魔法陣を見ていた。

 壊れた壁の一部に魔法陣の様なモノが見える事から、この魔法陣が何らかのトラブルを起こして結界を巻き込んで壊れたのかな?

 ルナは球体ゴーレムがあったと書かれていた場所を確認してるみたいだった。


「お姉ちゃん、コレなんかのコードだよね」


 ルナに呼ばれてそちらに行き、ルナがぷらぷらと持ってるモノを見る。

 確かにコードの様に見えるけど何に繋がっていたのかわからない。


「コレってもしかして球体ゴーレムの尻尾に繋がってたんじゃないかな?」


「尻尾じゃなくて何かを供給してたって事?」


「そうそう、多分魔力か何かじゃないかなーって思うんだけど」


 ルナと話をしているとシュティとファエリ、スノウさんがこちらに来た。


「警備か魔法陣の制御用だったのかもしれませんね」


「爆発の影響で魔法陣だけじゃなくてゴーレムのエネルギーも供給されなくなってた。そんな時に侵入者としてギルド職員を見つけて戦闘になったって感じ?」


 シュティとルナが予想を話している。

 とりあえず私は魔法陣の確認ができたから満足したのでギミックがどうだったか聞いてみる。


「いずれわかるイベントとかあるのかな。それよりシュティ達の方はどうだった?」


「ダメでしたわ」「動きませんでした」「通路は結界が切れてるみたいで水浸しー」


 一応広間にあったギミックのスイッチと思われるモノはわかったけど機能は停止しているみたい。

 形状が確認できたのは大きな前進なのかな?

 広間に戻ると時間的にはお昼になっていたので休憩する事にした。

 時間が掛かってたのは罠で遊んでいた2人のせいだけどね。

 お弁当は出発前にギルドで渡されたモノだ。

 中身はサンドイッチだった。


「それにしても掃除ではなくて探索ですね」


「だね~。掃除だと思ってたから武器とか置いてこようと思ってたけど持ってきて正解だったね」


「戦闘にならない様にはしたいけどね。ギルドの規約は守らないとだし」


「わたくしもペナルティーは避けた方が良いと思いますわ」


 ルナは戦闘になっても良いとは言うけど私とスノウさんに言われて頷いた。

 もし戦闘する事になったら相手は金属製のゴーレムだ。


「あれ。何でゴーレムの残骸は消えなかったんだろう」


「街ができる前からあった遺跡だからでは?」


 私が疑問に思った事にシュティが返事をする。

 何となく引っかかるけど何かわからなかったのでそれ以上言うのはやめた。

 お昼を食べたらマップのどこへ行くか話しているのを聞く。

 私的にはもう満足したから後はついていくだけかな。

 そう思って私とファエリにとカットされた果物を食べた。

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