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配信に誰も来ないんだが?  作者: 常夏野 雨内


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325話 話を聞いてもらうための富川の方法

 4階の教室、灰川と富川は応急の霊的処置をしてから理事長と教育長という肩書の人達と対面していた。


 いがみ合っていた生徒は別の教室に居るらしく、そちらでは他の教員が何でケンカになったのか聞き取りをした上で待機させてるらしい。


 やはりケンカの原因は嫉妬とかのマイナス感情の増幅によるものらしく、激しい口喧嘩の末に掴み合いのケンカに発展したとの事だ。


「OBTテレビのプロデューサー、富川です。取締役会長を通して灰川さんに頼みを聞いてもらいました」


「灰川といいます、OBTテレビの深谷会長さんとは以前にお会いして~…」


「理事長の笹糸(ささいと)です、この度は~~……」


 それぞれに自己紹介しつつ事情などの話もしていった、とりあえずは他言無用で報酬もしっかり払うとの事だ。


 笹糸理事長は学詠館全体のトップであり、幼稚舎から大学部までの経営や教育方針の纏め役という立場の人との事だった。


 60代後半くらいの男性であり、自身も若い頃は家業である教職の傍らに演奏者として活動し、そこそこに名の知れた男性ピアニストだったという経歴もある。


 教師は原則として副業が禁止されているが、学詠館は私立学校なので規則は学校次第である。ここは就業規則では教職に大きな支障が無ければ音楽活動は自由なのだそうだ。


「先に失礼させて頂きますが、学詠館高等部さんでは嫉妬に纏わる土着信仰などをしてるのでしょうか?」


「やはり分かる人には分かるものなんですね、学校全体で祀っている訳ではなく、あくまで私の家に所縁のある信仰なので学校運営とは関係ないのですが」


 土着信仰とは一定の地域や場所などに根差した信仰であり、土地によって特色は大きく違ったりする昔ながらの信仰である。


 各地の山岳信仰や、有名な湖に関する日本一古いという説もある信仰、様々な有名無名の土着信仰があるのだ。


「少し見た感じで受けた印象ですが、嫉妬の心を良い方向に向けようという信仰のようですね、それに関わる呪術的霊気がありましたので」


「はい、その通りです」


 灰川は黒山から聞いた話などはせずに話を進める、あの話だって他言無用のものだし、害が無い限りは誰かに話すのはダメだろう。


「私の家系は関東の村の出身でして、そこに根付いていた土着の神の“スサミ様”を今も祀っているのです。ですが……」


 笹糸の家は1000年以上も前は関東のどこかの村にあったらしく、スサミ様というのはその村で信仰されていた土着神だったらしい。


 笹糸家はスサミ様を祀る司祭をしていた家系らしく、信仰が生まれた経緯も説明してくれた。




  スサミ様


 まだ東京が武蔵国(むさしのくに)と呼ばれていた時代、300人ほどの集まりの割と大きな農村が存在した。


 その村では租・傭・調と呼ばれていた年貢も治め、村としてしっかり成り立つ事が出来ていたそうなのだ。


 村人たちの間では稲作に関する土地の争いだったり、村の作業などの受け持ちに関する言い争いもあるという普通の村だった。


 ある時に村人の男2名が金銭を巡る嫉妬の争いになり、それが村全体を巻き込む争いに発展してしまう。

 

 争いが激化し、ケンカによって死人が出て、報復としてさらに死人が出るという酷い悪循環にまで陥った。


 そこに旅の僧侶が訪れ、事情を聞いた僧侶が村人たちを3年もの時間を掛けて説得して争いを止めさせたのだ。


 人が嫉妬で争う事は仕方ないが死人を出すなど愚かである、争いは一瞬で起こるが止めるには長い時間が掛かる、近隣の村にも争いの事が知れ渡っていて大きな恥になっている、そういう事を説いたらしい。


 それから僧侶は村人たちが嫉妬で争いを起こさないようにと、小さな(やしろ)を建てさせて心の楔とさせ、その寺に良い力を込めた何かを置いて去って行った。


 


「その何かというのがスサミ様と呼ばれる神様の御神体なのですが、それは小さな壺なのですよ。その壺は20年に一度割って、新たな壺を納めるというのが習わしです」


 その儀式は位置や方角なども重要になるらしく、その他の条件も相まって縛りが多いらしい。


 学詠館祭の時期に4階の奥にスサミ様の御神体を安置する事も方角関係の条件を満たす儀式のようであり、実は学詠館祭はスサミ様の祀る祭りとしての意味合いもあるそうなのだ。いわば裏祭りである。


 学詠館祭に参加した者は、全員とは言わないが少し影響を受けれるようで、精神がプラスの方向に向かうらしい。しかし4階の奥に立ち入った者は大きく影響を受けてしまう事があるらしく、閉じておくのが習わしだとの事だ。


 言ってしまえば学校行事を宗教儀式として利用するような事ではあるが、別に学詠館祭以外でも条件を満たす事は出来るようで、止めた方が良いと言われたらすぐに止めるつもりでもあると言う。


 実際に今まではこの影響は良い方向に働き、生徒や関係者に良い影響を少しだけもたらしてきた歴史があるように灰川は思う。


 大っぴらに話せばそういった事はすべきではないという声も上がるかもしれないが、実際には色んな学校や会社でこういった裏儀式がある事は灰川は知っており、良い影響をもたらす物は何も言わないというのが霊能者の暗黙のルールだったりする。


「スサミ様の御利益は嫉妬などのマイナス感情をプラスに向ける事のようですが、今の時代には器が足りていません。術の再構築が必要になります」


「やはりそうでしたか…近年はスサミ様が悪感情を受け切れてないのかもしれないと思っておりました…」


 スサミ様の管理は村を助けた僧侶の宗派の人が行ってるそうなのだが、近年では霊的儀式をしっかり行える者も少なくなっており、質も下がっているのかもしれないと教育長が言った。


 理事長は別にオカルト一辺倒の人という訳ではなく、正直に言えば半信半疑な部分も以前は大きかったらしい。


 教育長も若い時は全く信じていなかったが、色々あって今は多少は信じるようになっているとの事だ。呪術なども少し学び、今はある程度のオカルト知識がごく一部の上部教員にはある。


「まず学詠館祭の裏の事は一切の他言はしないと約束します、その上で私の見解を述べますので」


「はい、お願いします」


 スサミ様は宗教画などに描かれる感じの人間体や動物の形を持った神様ではなく、僧侶が壺に宿した精神プラス作用呪術が元となり、それが長い間を掛けて神格を持った存在であると説明する。


 つまりは呪い自体が神様という存在のようなものであり、それは人や動物といった形ではなく、実質的に偶像が作れないタイプの神様だ。壺も御神体と言ってはいるが、スサミ様の形ではなく益呪法を込める器で、この世にある物でスサミ様を表現する事は出来ない。


効能はマイナス感情を良い方向に向かわせるというものだが、溢れてしまったマイナス感情は悪い効果となってしまう。しかし神格を有するため、儀式を継続していく限りスサミ様が悪いモノに侵食される事は無い。


 それどころかスサミ様は非常に優しく温和な神様のため、悪神や邪神になったり置き換わったりする才能が全く無く、悪いモノに転ずる心配はない。


 力はそこそこ強いのだが、無尽蔵に多くの人のマイナス感情を捌く事は出来ない。今は嫉妬などのマイナス感情が膨れやすい時代になっており、スサミ様を構成する呪いに手を入れなければならない。


 このままでは悪い影響が広がる可能性も低いながらあり、学詠館祭の時間に4階の奥に立ち入った生徒は、スサミ様が受けきれなかった悪感情によって高い確率で悪い影響が数年後に出るという事も説明した。


「私が見た所はスサミ様は陽の気が強い神様です、木の陽の性質と土の陰の性質を~~……」


 理解してもらえるかは分からないが灰川はスサミ様を構成する霊術などの性質を説明していき、効果を持続させマイナス効果を出さないためには術の改築が必要になると説く。


 それを聞いてスサミ様を守ってきた家系の理事長は最初は難色を示していたが、以前から卒業生が問題を起こしたとか、その問題がマイナス感情による部分が大きいだとかの事は気付いており、段々と覚悟を決めて行く。


 灰川はスサミ様を根っこから変えるのではなく、あくまで衣替えのようなものであり、スサミ様が着ている服を新しくするようなものだとかも説明していった。


 これがもし灰川が何処の誰とも知れない者だったなら信用されなかっただろうが、OBTテレビの会長の伝手という事もあって信用はされている。やはり肩書というものは現代では強いらしい。


「分かりました、お願いします。ですがスサミ様は一切の変わりなく過ごせるよう、お願いします」


「はい、では後は生徒の方ですね…」


 説明の過程で今回の影響を受けてしまった生徒の事も話題に上がった。彼らは祓うだけでは効果は消えず、感情的に納得させなければマイナス感情は消えないという事も説明した。


 漏れ出していた悪い霊気はスサミ様が集めていた悪感情であり、それが儀式の日である今日は漏れやすくなっていたのだ。それが霊気になって生徒に作用し、一部の生徒の悪感情を増幅させた。


「どうにかして不満感情とか嫉妬感情を一時的にでも消化させないと、少なくとも影響は20歳くらいまで続くでしょう。人生の大事な時期です、どうにかしなければ生徒の将来に響く可能性もあります」


「教師が言い含めるだけでは聞かないかもしれません、何か方法があれば…」


「ただ言い聞かせるだけじゃなく、ある程度の霊術を用いなければ~…」


 生徒に悪感情を強く持つ事の危うさを説かなければならず、それにもオカルト的な条件が必要になる。


 問題を起こした生徒は合計で4名であり、彼らから今回に増幅された感情を飲み込ませる事が成功のカギだ。


 その上で彼らに話をする人の条件もあるため、誰でも良いという訳ではない。結局は話をする係には灰川、富川、そしてもう一人の者が選ばれたのだった。




「こんにちは皆さん、今から話をさせて頂く灰川です。笹糸理事長の仕事での知り合いでして、今回の事に関して皆さんの前で話をして欲しいと言われて壇上に立っております」


 4階の教室に問題を起こした4人の生徒が集められ、教壇に灰川が立って話をする。生徒は男女カップルが2組のようで、カップル同士が言い争いをしていたらしいのだ。


 言い争いの内容は最初は小さなものだったが、段々と俺の方が音楽技術が上だとか、私のカレシの方が良いとか、そういう物に発展して言い合いになったらしい。


 それぞれに席を離して座らされて、顔にはイラ立ちが浮かび、後ろに控える理事長や上部教員なども喧嘩が始まらないよう見ている。


「皆さんの事情は多少ですが聞きました、友達とケンカしてしまったという事で~~……」


 灰川はケンカはダメだとか、イライラしても心を押さえて辛抱するのも大事なことだとか、そういった一般的で誰にでも言えるような事を語る。


 当然ながらそんな言葉はマイナス感情に傾いている生徒達の心には響かず、聞いてるんだか聞いてないんだかといったような風体だ。


 だが、これには理由がある。灰川は説教だとか倫理だとかよりも祓いの方に心を向けており、何を話すかは重要ではない。


 何を語るのかが重要になるのは灰川の後の人であり、灰川は教室内や生徒に感情祓いを受けさせるための準備をしているようなものなのだ。


「という訳で皆さん、しっかりと怒りとかムカムカした心を制御できるよう、これからも勤しんで下さい」


「………」


「…………」


 普通の倫理話をしてる間も生徒達が睨みあったりしていた、全く心に響いておらず、傍から見れば無意味な時間にしか思えないような話だった。


 しかし廊下で待機していた富川は話を聞きつつ霊力を働かせ、灰川が行った霊法が凄い物だと感じ入っていた。


 まずは外部から霊的干渉を受けない結界を教室に張り、その上で生徒達の受けた霊的影響を話を通して解析しつつ、悪感情が消えたなら悪効果もそこで終わるよう陽呪術を掛けたのだ。


 言葉にすれば簡単だが、これを短時間で道具も無く、複数人に霊術を掛ける技量、しかも完成度が非常に高い、こんなの簡単に出来るような事ではないのが富川は分かっている。


「じゃあ富川さん、続きはお願いします。俺は引き続き説法祓いのサポートをしますんで、生徒の心に響く話をして下さい」


「分かりました、本来なら灰川さんがすべき事なのだとは思いますが、そうも行きませんからね」


「ですね、どうしても術の操作が必要になるんで」


 ここで灰川が生徒の心に響くような話をして解決すれば、生徒からも教師からも『凄い人だ!』みたく思われる可能性もあっただろう。


 しかし、生徒達は霊的な影響のせいで精神がマイナスに傾いており、誰かの話で心を動かされる段階にはなかったのだ。


 灰川はその準備の準備を整えた、話で生徒の心を動かすのは、ここから話をする者達に掛かっている。


「難儀なものですね、どんなに凄い事をしても評価されにくい役目というのは」


「お互い様ですよ、富川Pだって2つの仕事で前面に大きく出るような事はないんですから。じゃあお願いしますね」


 灰川はどんなに霊能力で凄い事をしようが自営業を頑張ろうが、表で名前が大きく売れ渡るような事は無い。


 オカルトなんて今時は大きく流行らないし、前に出て活躍する才能が灰川には無い。


 芸能事務所にしたって凄いのは所属者であり、自分は大した事が無く、運が良かっただけの人間という自己評価だ。


 見る者が見れば分かる凄さが灰川にはあるが、それは何も知らない人から見ればオカルトでもビジネスでも凄い部分が全く分からないという事を意味する。


 先程に話を聞かせた生徒達だって灰川が何者なのかなんて分からない、自己紹介もあんまりしなかった。


「灰川さん、私の頼みを聞いてもらってありがとうございました。では行って来ます、私の次の人もそろそろ来る頃ですかね」


「俺は引き続き術を継続させておきますんで」


 こうして富川が教室に入って行き、生徒達への言い聞かせの本番となる祓いが始まった。


 


「皆さんこんにちは、学園祭で喧嘩騒ぎなんてしちゃって気分は最悪だと思いますが、これから話を聞いてもらいます」


 富川は壇上に立って話をするが、相変わらず生徒達の表情はムスっとしたままだ。


 それどころか灰川がつまらない話をして、その上でさっきまでケンカをしてた相手と一緒の空間に居るからストレスが更に溜まっている状態だった。


 もし教室内に教員が居なかったら『お前もさっきの奴も誰だよ!』と食って掛かられた可能性すらあるだろう。


 話を聞いてもらうためには相手の興味を引かなければ話が始まらない、富川はその事をテレビ局員として散々に学んで来た。


 スポンサーと話をしたり、芸能人や事務所との出演交渉、予算管理などをしていく上で、人に話を聞かせる事の難しさを嫌と言うほど知っている。


 まずは話を聞かせる準備として、聞く者が興味を持つ話を無理やりにでもしなければならない。富川はそう判断した。


「まず最初に私の身の上をお話します、私はOBTテレビのプロデューサーの富川です、皆さんよろしく」


 「「!!」」


 その言葉を聞いて生徒達の目が今までと違くなる、彼らもOBTテレビの名前くらい知っている、全国テレビ局であり有名音楽ホールである『東京OBTコンサートホール』の所有会社でもある。


「そして改めてこんにちは、第8回青山シティ音楽祭、高校生ヴァイオリン部門優勝者の林岡 隆二さん」


「えっ、ちょっ! なんで俺のことっ…!?」


「高校2年生にして東京オクムラ交響楽団に準所属するピアニストの、柿原 紅実子(くみこ)さん」


「えっ…なんで私なんか知ってっ…!?」


「your-tubeとtika tokaでフルート奏者として活動してるミアリンさん、作曲活動をしながらバンドなどにも楽曲提供をした事もあるアスカイさん」


「ちょっ…、私までっ…? 登録者なんてそんなに居ないのにっ…!」


「俺だってバンドに楽曲提供したのなんて、先輩の友達のインディーズバンドなのにっ…なんで…」


 富川はこの教室に居る生徒達の事を知っていた、実は今回の4階奥のスペースから漏れている霊気の影響を受けるには条件があったのだ。


 それは一定以上の向上心や努力を重ねて名を上げようとしている者という条件で、そこそこに高い志や意思を持っていなければ影響は受けない。


 実は4階には他にも生徒は居たのだが、彼らは名を上げるとかの意思は無く、特に大きな目標は今は持っていない生徒や、今は志よりもステージの緊張が勝ってる生徒たちだった。


 ここに居る4人は偶然にも条件を満たしてしまい、本来であれば良い影響がある呪いを悪い状態で受け取ってしまった。それを今から解かなければならない。


 生徒達は教員が話したのかと思い後ろを見るが、教員たちも顔を見合わせて驚いてる様子を見て、そうではないと理解した。


「逆に何故知らないと思ったんですか? 私はメディア職です、いつだって凄い才能や伸びる何かを持ってる人を探してる職業でもあるんです」


 「「!?」」


 彼らはネットに顔を出していたり、そうでなくとも業界関係者と知り合っていたりするため、富川の情報アンテナに引っ掛かっていたのだ。


「音楽だって立派に芸能なんですよ、私が知ってても変じゃありませんよね? 皆さんは活動されてるんですし」


 学詠館はネットやリアル問わず音楽活動をしてる者が多く、富川は番組プロデュース以外にも様々な仕事をしているため、様々な情報が入って来る。


 その中には今はまだ大きく育ってないが有望と思われる者の情報、まだ芽すら出てないが光りそうな種の情報すら含まれる。


 富川はこの場には国家超常対処局のサイトウとしては立っていない、OBTテレビ局員、総合プロデューサーとして立っている。


「話を聞いてもらう準備は出来たようですね、では話を始めさせて頂きます」


 誰かに話を聞いてもらうには肩書というものは便利だが、それと同じように『貴方の事を知っています』というのも多くの人には非常に効果的だ。


 そのためには相手の事を知っていなければならないが、富川は知っていた。もちろんその話を切り出すタイミングなども重要だが、そこは幾度もの取引経験などを経て富川は知り尽くしている。


 もう生徒達は富川の話を無視するという選択肢は取れなくなっていた。


 もし活動を続けて行けばお世話になる可能性があるテレビプロデューサーだし、何より自分たちの事を知ってる人物なのだから。


 今回の話は事情あって、最初の予定とは少し違う話にします。

 もしかしたら薄味になるかもしれませんが、そうなったらすいません。

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