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配信に誰も来ないんだが?  作者: 常夏野 雨内


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188話 0番スタジオの戦い

  教会Aランク秘匿事項:100円で滅んだ国


 かつて何処かに一つの国があった。教科書にも載らない小さな国、当時は様々な小国が建国されては消えていった時代、そんな時代に存在した国だった。 


 その国は周辺の小国と小さな諍いくらいはあったが平和な国で、人口は1万人くらいの普通の国だったそうだ。


 そんな国にある時、どこかの建物の壁に日本円換算で『100円で誰でも殺す』という旨の文字が掘られた。この国での通貨で100円とは芋が半分買える程度の値段である。


 そんな文字は最初は誰も気にしなかったし、そもそも読める人が居なかった。しかし文字を読める者が酔っ払い、それを見つけて「だったら徴税人を殺してくれ!」と言って壁の下に100円相当の金を置いて去っていった。


 その翌日に徴税人は何者かに殺害され、酔っぱらいが殺害を頼んだ場面を見てた市民がその噂を誰かに話した。


「高圧的な役人を殺してくれ!」


「俺が欲しいと思ってる土地の所有者を殺せ!」


「私をいじめる隣の家の子を殺して!」


 噂は広まり、次々と人が何者かに殺されていく。どんな下らない理由でも壁に頼んで100円を置けば、何者かが相手を殺してくれた。


 国は対策に動かなかったのか?国王は既に何者かに殺された。その壁がある場所を封鎖しなかったのか?別の場所に文字が出現する。


 もう事態は収拾不可能となった。男も女も、子供も大人も、分け隔てなく殺される。平和だった国に疑心暗鬼が広がり、自分を恨んでそうな奴は片っ端から依頼する者が後を絶たず、人口はどんどん減っていく。


 やがて異変を察知した隣国の使者がこの国に訪れ、その惨状に絶句した。飢えて今にも死にそうな人達が壁に向かって「○○を殺せ!」と100円を投げ出して叫んでる。


 その国は滅んだ、この土地を狙ってた隣国に絶好の機会と見て攻め込まれ、国を焼かれて滅んだのだ。


 この事件の犯人は免罪符のヴァンパイアだと言われてる。罪悪意識を持たないサイコパスに力を与え、その者が「100円で人を殺せるようになったら、国ってどうなるんだ?」と疑問に思い実行に移したのだと伝えらえれてる。


 その国の生き残りがまことしやかに伝承したらしく、今もその土地を深く発掘すると来歴不明の白骨が出て来るという話がある。


 灰川はこの話を聞いてゾっとして怒りが湧いた、どれだけの悲劇を生み出してきた!?どれだけの憎しみと悲しみを作り出した!奴は俺たちがやる!時効など認めない、絶対に逃がさん!




「…………」


「…………」


「…………」


 0番スタジオに誘き出された奇怪な肉の塊にしか見えないモノに、タナカとサイトウが頑丈な注射器で灰川が指定した物質を注入する。


 それはヴァンパイアが嫌う太陽を構成する物質、水素とヘリウムだ。だが水素は通常の軽水素ではなく重水素、陽子1つと中性子1つからなる気体である。


 重水素とヘリウムを一緒にさせたら核融合反応が発生するんじゃないかと灰川は思いもしたが、どうやらそうなる心配はないらしい。核爆発や放射線被爆の心配は無いそうだ。


 本来なら3重水素も太陽の構成物質だが、こちらは放射性物質なので使用不可。他の構成物質も混合させてあり、国家超常対処局は要望通りになるべく太陽を構成する物質に近い気体を用意した。


「!! やられた! 精神幻燈か!?」 


「集中を引かれましたかっ…! 灰川さんっ、感知術をっ…うわぁっ!」 


「サイトウさん!? 気を付けて! うおおっ!?」


 幻燈(げんとう)術とは霊気と実体を分離したり、霊体が霊気を分離して本体のように見せる行為である。つまりは騙しであるが今の正体は幻燈術ではなかった。


 しかし何かに吹き飛ばされて念縛罠も解除してしまい、対策の武器だった太陽を構成する物質を内包した注射器は失われ、最初の作戦は失敗してしまう。


「……! タナカさん!サイトウさん! 1体は俺が引き受けます!もう1体はお願いします!」


「誠治!? いや、分かった!頼んだぞ!」


「奴は1体じゃなかったのかっ…! やってくれたなっ…!」


 ヴァンパイアの正体が掴めた、奴は1体ではなく複数体の存在だ。しかし数は多くなくて精々が2か3体、今感じたのは2体の気配だ。


 片方は霊力のような何かが非常に強く、灰川が咄嗟の判断で自分が引き受けると言い放って走り出す。この霊力の強さではタナカとサイトウでは相手が出来ないと即座に分かったのだ。 


 タナカもサイトウも弱くはない、常人に比べたら強い霊力を持ってる。しかしこのヴァンパイアの片割れは明らかに異質で、普通の怪異のような存在とは違かった。


「ヤバイ方は灰川さんが上手く引き付けてくれたようですね…無事に勝てると良いのですが…」


「サイトウ、目の前に集中しろ。コイツは俺たちで対処するぞ」


 ソレは幽霊などのような『存在しない筈のもの』という感じではなく、そこに物質を伴って存在してるとしか思えないモノだった。


 日本と海外では怪現象においてもそういった違いがあり、海外ではゾンビだったり吸血鬼のような実体を伴った存在が強く怖がられる。


 悪魔への恐怖感も似たようなもので、人に憑りついて害を与えたり、人間と契約して何かを与えたりという、どちらかと言うと物質的な恐怖だ。


 タナカとサイトウの前に居たのは、体長1メートルほどの金属質な体毛を持った犬とでもいうのか、とにかく血の匂いがする獣だった。


 強いのが分かる、自然界の猛獣すら相手にならない強さ……とりわけ防御力が非常に高いのが見て取れる。銀の弾丸くらいなら簡単に(はじ)くだろう、そもそも俊敏さもあるだろうから当てられるか怪しい。


「ギ…ギギ…ゴ……」


「意思疎通不可能、交戦意志アリと判断、予測被害度ランクA+、実体存在型怪異Cタイプと判定、排除許可」


「了解、武装確認、タナカ隊長主兵装ニードルガン、サイトウは灰川協力者の霊力が込められた弾丸及びナイフ、作戦はL字挟撃」


 このようなやり取りをほとんどアイコンタクト同然で行い、即座に行動を起こす。最小限で隙のない動きで慎重に陣を展開しつつ、同士討ちを避けるよう互いに弾が当たらない位置に身を置いた。


 敵に発見されてない時と発見されてる時とでは動き方が異なって来るし、そもそも相手は人間ではないから対人戦の動きは参考度が低い。


 しかし彼らは国家超常対処局員であり、こういった事は初めてではない。もっとも普段は危険怨念霊や高被害予測怪異の対処が仕事で、今回のような存在を相手にする事は稀だ。普段はお祓いや経文除霊などを霊力を使ってやってるのである。


 だが彼らはこういう場合に備えて高度な戦闘訓練に始まり、隠蔽工作、諜報工作、情報工作なども学ばされる。タナカに至っては海外での傭兵業務の経験と実戦経験があり、その経歴は無駄になってない。


「…………」


「…………」


 ゆっくり動きつつも金属犬は周囲を見回してる、どうやら物理的な鼻はそんなに利かないらしい。恐らくは精神的な悪意を高度に嗅ぎ分ける鼻を持ってるが、灰川が重ね掛けしまくった『陽呪術・霊気消隠』によって悪意の嗅覚では嗅ぎ取れなくなっていた。


 ならば目はどうなのか?こちらも霊気消隠によって怪存在からは見えないようになっていた。だが最初の時点では灰川が引き付けていった本体に見られ、視覚を共有されたのか認識されてしまったらしい。


 ならば音で位置を特定されるのではないか?特定されてるからこそ相手はここに留まってる。しかし敵が2人居る事も音から分かっており、今はどちらを先に消すべきか……的な事を考えてる。


 この個体は知能が高くない、人間のような思考は出来ない、そこに存分に付け込ませてもらう。


「…………」


「…………」


 今回のタナカの武器はニードルガンという物で、表の世界では水中銃として特殊部隊で使われてる物と名称は一緒だ。しかし彼が持ってるニードルガンはそれとは全く違う物だ。


 長さは散弾銃くらいだが口径は3cm以上あり、国内で使用許可が下りる散弾銃の最大口径18,5mmと比べると滅茶苦茶に大きい。


 銃弾は9つの杭型ニードルを射出する物と、24本の小型ニードルを射出するタイプがあり、どちらも超硬質金属を使用している。貫通力が非常に高く、威力も防弾チョッキや簡易装甲くらいなら楽々と貫ける。


 銃の素材も高い耐久性を誇る新型特殊カーボンで作られており、銃内部の構造も頑丈かつ充分に実戦に耐えうるものだ。超過大口径なので反動も強いが、反動軽減機構も乗せられており使用に耐えるが、タナカくらいの筋肉と体格が無ければ使えない。


 しかし表の世界では実用化されておらず、これは怪存在に対して有効的だという判断から使用してる物だ。通常の軍事や要人警備などの戦闘を見据えた場所では普通の銃火器の方が良いし、こんな物を使う必要はない。


 これは過去のSF作品などではよく見られた武器だが、作る意味も使う意味も無いから存在してないだけだ。ニードルガンも専用の弾も高価だし、そもそも作るのが難しく、サイトウの工学エンジニア技術と知識があったから作れた物だ。


 このニードルガンは部位破壊性が非常に高く、実体存在型怪異に対しては大きな効果を発揮する。損傷個所を複雑に破壊するため回復に時間が掛かり、タナカの霊力も乗るため効果は増す。


「………ふぅ…」


「…ギ…! ギィ…!」


 サイトウが少し息を吐いた瞬間、金属犬が反応した。その隙を突いてタナカは予め引き絞っていた引き金に少しの力を加え、ズドン!!と初弾を撃ち出す。 


「ガァァァッッ!! ギィィーー!」


 「「!!」」


 驚いたのはタナカとサイトウだった、たったの1発で金属犬が吹き飛んだのだ!


 2人の予測だとこの敵を相手にした場合、苦戦は必至、どちらかが戦死、あるいはどちらも戦死する可能性も高いと感じており、その覚悟も出来ていた。


 金属質に見えた体毛は強い防御力があったのは分かってたし、回避される恐れも多分にあるのを覚悟してた。負ける可能性が非常に高い、そういう相手だったのである。


 今までこのニードルガンを使用しても実体存在型怪異と呼べるモノを一撃で倒せた事など無かったし、今回の敵は更に強いと感じていたのだ。なのに1発、それには理由があった。


「灰川さんの陽呪術の力ですか…凄い効果ですね、本気だったらこんな威力になるんですか…」


「サイトウのマグナム弾もナイフ術も使う場所が無かったな、俺もこんなに強い効果があるなんて思ってなかったぞ…」


 自分たちの怪存在に対する隠密性も上がってたのを改めて実感する、灰川の陽呪術が無ければ自分たちが敵より劣る存在だと感づかれて、攻撃を早々に喰らってた可能性が高い。 


 つまり灰川が本気で2人に陽呪術を重ね掛けしまくり、分身のような存在ならば相手にならない程の強化を受けていたという事だ。


 スーパーオーバーキル、通常だったら自分たち2人掛かりでも倒せなかっただろう相手に楽勝してしまった。それ程に灰川の霊力は高く、思っていた以上に本気になった灰川の陽呪術の効果は凄まじい威力だった。


 そもそも2人は攻撃を受けてたとしても灰川の陽呪術の守りがあったので、実はそんなに脅威では無かったという事情もあるが、敵の攻撃を受けなかった2人はまだ知らない。


「っ!! 驚いてる場合じゃない! 誠治のとこに行くぞ!」


「下です! 行きましょう!」


 ここは0番スタジオでB3階まである場所だ、タナカとサイトウは装備そのままに下に向かい、強い霊力が感じられる方に向かって行った。




「You depress me, you human wanker, you think I'm attracted to attractor blood? I'm afraid I prefer the more virulent human blood.」

〔鬱陶しいぞ人間風情が、私がアトラクターブラッドに魅かれると思ったか? あいにくだが私は悪性の強い人間の血が好みでな〕


「…………」


「Did you say Vtubers? That's funny, I can think of any number of ways to use that to put humans out of their misery, ha ha ha!」

〔Vtuberと言ったか? あれは面白いな、あれを使って人間どもを不幸に陥れる手段が幾つでも思いつくぞ、はははっ!〕


「………」


「The poor who form me are also hit, well, good. If only I, the main body, the redeemer of the wealthy, am here, I'll regenerate in an hour.」

(私を形作る貧者もやられたか、まあ良い。本体である私、富裕の贖宥状さえ居るのなら1時間もあれば再生するからな)


「……」


 免罪符のヴァンパイアは、貧者の免罪符、中流の免罪符、富裕の免罪符という3体に別れる事ができ、その本体になるのは灰川の目の前に居るスーツ姿の男だった。


 3体に別れる事によって様々な暗躍や人間の精神汚染などを潤滑に行えるようになっており、それは戦闘でも生かされる。今まで戦闘になっても勝ち続けて来た最たる理由だ。


 これを知る者は居ない、何故なら知った者は全て誰かに喋る前にコイツが消したからだ。この秘密を知った者を生かしておく気はない。


 普段は自分から率先して殺害はしないが秘密を知られたなら話は別だ。どの道に人間など遊びの道具くらいにしか思ってない。


 それを抜きにしても半端な霊力では対抗すら出来ず、本体である“富裕”はタナカとサイトウが倒した貧者の免罪符の何十倍という強さを有していた。


 速さ、膂力、悪質性、どれを取っても脅威であり、特殊な能力が無くたって人間など相手にならない強さだ。だからこそ弱点が複数あろうが吸血鬼を始めとした鬼は強い。


「But surprise, surprise, what did you do to the middle class? It looks like you injected something with a syringe, but it disappeared in an instant. Is this some new anti-vampire thing humans have created?」

〔だが驚いたな、中流に何をした? 注射器で何かを打ち込んだようだが、一瞬で消滅してしまったぞ。人間が新たに作り出したヴァンパイア対策の物か?〕


「…………」


 実は最初に誠治が見た肉の塊のようなモノは幻覚や幻燈術の類ではなく、奴の分体だったのだ。太陽を構成する物質は非常に効果が高かったらしい。


 中流の免罪符は弱点耐性が非常に高い分体であり、罠があると思われた場合は先に行かせるというのが奴の常套だった。


 灰川が『太陽に弱い怪存在を抹消する方法』を知ってたのは、実は愛純と出会った時に行ったアカシックベースで、異世界の怪談を読んでた時に偶然に見つけた情報だ。


 その本によると、その世界の太陽の構成を模った物質は、構成が似れば似るほど太陽を嫌う怪存在への効果が高く、体内に打ち込めば一撃で始末する事が可能だと書いてあった。


 それを発見した世界は太陽を嫌う地底の邪神族への対抗策として編み出したらしい。


 だがそれを実行するには太陽の構成物質が知れて、その物質を作り出す程に文明が発達してる事は最低条件。それを打ち込める手段を確立しなければならないから、実質的に再現可能な世界は限られるとのこと。


 この話はタナカとサイトウにはしてない、もし話して上に報告されたらアカシックベースを探し出されて利用される恐れがあるからだ。あるいはもうアカシックベースの存在は掴んでるのかも知れないが。


「Well, good, you seem to have some power, but you're only human. I'll deal with you personally, you should be honoured.」

〔まぁ良い、貴様も何らかの力を有してるようだが、所詮は人間だ。私が直々に始末してやる、光栄に思え〕


「…………」


 ヴァンパイアは既に目の前の人間、灰川を殺す準備は完了してる。


 それと同じく灰川も自分に『陽呪術・心身一致』『陽呪術・霊攻鎧装(れいこうがいそう)』『陽呪術・血邪壊法(けつじゃかいほう)』など重ね掛けしまくって、ヴァンパイアに効果がありそうな様々な防御を固め切ってる。


 だがそれらの事を免罪符のヴァンパイアは知る事ができない、霊気消隠も同時に使ってるため、どれだけ強固な守りが灰川に掛かってるか見えないし感じられないのだ。


 この状態の灰川をヴァンパイアが傷付ける事は至難の業なのだが、見えないのだから分かりようが無い。しかし灰川からしたってヴァンパイアと戦うなんて初めてだから、これで十分な守りなのか自信はない。


 もしかしたら一撃で全てを破られるかも知れない、敵からすれば何の守りも無いのと変わらないかも知れない、そもそも怪存在とはいえ物理攻撃されたら効果はあるのか?そんな不安がある。何しろ相手は上位ヴァンパイアだ。


 しかし、現状でかなり大きな問題が発生していた。それは……。


「…だ…ダブルうどん…? 南米のYシャツ…?」


「………?」


 灰川は英語が分からなかった、大学は行ったけど別に外語学部ではなかったし、英語は苦手な部類の科目だった。


 ヴァンパイアがそんなこと言ってないのは分かるが、本当に本気で何言ってるか全く聞き取れない。ネイティブイングリッシュな上に聞いた事もない単語が並び、聞き取れたとしても何一つ理解が出来なかっただろう。


 逆にヴァンパイアは日本語が出来なかった。日本に来てからライクスペースの英語が喋れる職員をコントロール下に置いてたから、喋れなくても大丈夫だったし日本語を率先して覚えるつもりも無かった。


 免罪符のヴァンパイアは自分の影響で苦しむ者を見るのが至高の享楽だが、言葉が分からなくても見てるだけで楽しいという性質だったのだ。


 そして何より……ここまで英語が通じない国だとは思ってなかった。いかに高い頭脳を持ったヴァンパイアと言えども、1日で外国語をマスターは出来ない。


 眷属から得た情報もイメージテレパスのような感覚的なものであり、言語的な情報ではないのが今の状況を作った原因の一つでもある。


 グローバリズムの拡大による弊害、時代に付いて行けない者は置いてかれる世の中、かつて最も争いを生んだものの一つと言われる言語の壁、その縮図がここにあった。


 灰川としては文明が発達しきってない過去の時代とはいえ、一つの国を滅亡させたような奴は野放しに出来ない。ここで決着を付ける!


小説家になろうでのPV数100万になってました、読んで下さってる皆さんありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
最後でギャグ時空に引っ張ってきて草 これは解決近いですね(確信)
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