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配信に誰も来ないんだが?  作者: 常夏野 雨内


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106話 呪談

 自由鷹ナツハから教えられた事を考えながら配信を視聴する。


 ナツハが配信に心掛けてる事や気を付けてる事は灰川には理解が出来なかった、言葉としては理解は出来るのだが実践的に行うのは絶対に無理な内容だったのだ。


 彼女はエリスやミナミ達が心掛けてる事を全てナチュラルにこなしつつ。


『思考の右側で今の時点での配信を反省しながら改善してく』


『思考の左側でここからどのように配信してくか適宜に決める』


『思考の下と上で面白い配信の形が他にないか幾つか並行で考える』


『考える事が増えたら適宜に思考を増やし、体感時間1分を脳内で1時間に増幅して熟慮する』


 とか意味の分からない事を言いだしたのだ、これにはその場にいたエリス達もポカンとしてた。配信に対するスーパーマルチタスク、度を越えた並列思考をしながら配信してるという事だ。


 だがそれはナツハの配信を見てると頷けるかもしれないと灰川は感じた、とにかくナツハの配信は面白く、予知能力を使って事前に何もかも決めて喋ってるんじゃないのか?と思った事すらあった。


 その面白さの正体は頭の中で何通りもの思考を巡らせ、最も面白いと確信した行動を取ってるからだった。そんな物は真似できるはずが無い、尊敬とか怖いとかじゃなく意味が分からない。


 もう宇宙人を見てるような気持ちになったため、その配信法はアテに出来ないと伝えるとナツハは今使える現実的な方法を教えてくれた。


 その話はエリス達が熱く語ってくれた話とは毛色が違く、心構えや実現が困難な個人のやり方ではなく直接的な方法だ。


「名前を売りたいなら話題のある何かに乗っかれば良いと思うな、私もそうして来たし」


「それってSNSで人気アニメとかドラマに関連した文章とかを投稿しろとかって事か?」 


「もちろんそれも良いと思うよ、そうすればファンの人達とかが配信を見に来てくれる可能性があるし、ワードを検索する人も多いから目に付きやすいしね」


 誰でも思いつきそうな事だが、それ故に高い効果が出る時は非常に強いのだと言う。現にナツハは配信初期はこの方法をやりまくって、自分の配信への導線にしてたという。

 

 だがそれをする場合は作品をしっかりと視聴して理解し、多くの人の共感を得つつ興味を持ってもらえる文章にしないといけないとも言う。変な文章を書けば炎上の元になるし、界隈まるごと敵に回す事にもなりかねないから注意しようと言った。


 しかし今はこの手法は今は乱用され過ぎて効果が前より格段に下がってるとも言われた、名を上げたいのは配信者やVtuberだけじゃないから難しいらしい。しかも投稿を悪意ある曲解で意味を捻じ曲げ、炎上させようとする人も居るそうだ。


「灰川さんが今から配信で名前を上げたいなら、ハッピーゲートで怪談配信をするのが一番だと思うな」 


「あ~、ハッピーゲートでかぁ、でも一応は関係者だしなぁ…」


「関係者だからだよ、店の配信界への影響力の調査名目とかで言い訳できるし、利用しない手はないと思うよ」


 現にハッピーゲートにはハッピーリレーの配信研修生や、シャイニングゲートのアカデミー生が客として利用して名を上げようと努力しており、それは会社も認めてる。ただし関係者は普通客より多くの制限が設けられてもいる。


 ハッピーゲートの目的はファンサービスという部分は大きいが、同時に配信者の発掘や名売りで2社の利益に繋げようという目的もあるのだ。良い数字が出た人はスカウトさせて貰うと公言してる。


 現にハッピーゲート店内での配信は各種の動画・配信サイトにて同時に配信されるし、配信客の配信もハッピーリレーとシャイニングゲートのSNSやサイト、その他から行けるようになってて配信への導線は多い。

 

「とにかく行ってみなよ、物は試しだと思うな」

 

「そうだな、問題あったら逃げれば良いんだしな」


 ナツハはとにかく使えそうな物は何でも使った方が良いと言った、もちろん闇雲に使うのではなく方向性や不自然の無い形で使わなければならず、名を上げたいという心を読まれてはいけない。


 そのためには扱う物や話題に関しての知識や興味を持ち、見てる人を退屈させず楽しませ、好感を持たれなくてはならないとも言った。灰川は霊能者でオカルトに詳しく様々な怪談を知ってるので、そっち方面の配信をするのが良いと思うとアドバイスしてくれた。




『リスナーの皆さんこんばんわっ、今日は夏だから怖い話の配信してくよ、15歳以下の子は今日は視聴注意だからねっ』


コメント;待ってた!

コメント;今日は震えさせてくれるんだってね

コメント;怪談と聞いて来ました

コメント;なっつんの怖い話とか興味津々なんだが

コメント;怖がらせてくれ!


 ナツハが挨拶をすると滝のように挨拶のコメントが流れた後、楽しませてくれる事を期待するコメントが次々に流れる。その速度は目で追えない程に早い。


 今夜の配信は以前から決まってた配信内容であり、怪談配信はエリス達に勧められて前からやってみたいと思ってたそうだ。以前に灰川はナツハから怪談朗読を受け取ってるが、にゃー子の内容で頼んだため、もっと怖い話を頼めば良かったと思ってた所だった。


『皆は怖い話って好きかなっ? 私は好きなんだよね、うん』


コメント;この前の実写配信のナっちゃん少し怖かったw

コメント;怖い話好きだよ

コメント;夏は怪談だよね!

コメント;ナツハ最高!ナツハ最高!

コメント;苦手だけど我慢する!


『今から話すのは不気味で怖い話だよ、着いて来れなかったら我慢せず気絶して良いからねっ』


コメント;気絶www

コメント;自信満々じゃん

コメント;楽しみなんだが

コメント;ナっちゃんの声で怪談とか幸せ!

コメント;CDにして売ろうぜ!


 そんなこんなで自由鷹ナツハの怪談配信が始まる、ナツハは配信のために怪談の腕を磨いてたそうで、灰川に朗読を渡した時よりも格段に腕は上がってるようだった。




  合わせ鏡実験


 ある大学で合わせ鏡に関する実験が行われた、内容は『合わせ鏡の(あいだ)に置かれた人間の心理状態の変化』を調べるという実験だった。


 鏡が精神医療において何らかの新しいセラピーに役立つ可能性を探るという実験で、実際にリハビリなどの理学療法に鏡は使われてる。


 実験は合わせ鏡の間に実験に協力してくれる学生やアルバイトを座らせて、作業をさせたりジっと鏡像を見させたりなどだが特に意義のある変化は表れなかった。強いて言うなら「ちょっと不気味」という予想済みの感想だ。


 そんな中で一人の学生が「鏡を前後左右じゃなくて上下に置いたらどうなるんだろう?」と言い出し、強度が高い鏡を持って来て床と天井に設置し、上下の合わせ鏡による心理変化実験が行われた。


 変化はいきなり現れた、実験を開始する前から異様な雰囲気が実験室に漂い始めたのだ。不気味で重い空気感になり、鏡から何かが這い出して来そうな気がする。教授や協力者にそんな共通の心理が働いた。


 それでも実験は続行された、そういった心理の変化を研究して役立てるための実験なのだから、むしろそれは歓迎するべき変化だと判断したのだ。被験者を上下の合わせ鏡の間に立たせ、何らかの心理的な変化がないか観測する。


 その間も不気味な雰囲気は漂ってたのだが「凄い不気味な感じがする」ということ以外は大きな変化は無い。鏡の間に立った人たちは「下の鏡に吸い込まれそう」「上の鏡を見ると高い所から落ちる自分を下から見てるようだ」という感想が寄せられた。


 やがて実験は終わり、特に成果は無いという結論に達しようとしてたが、ここで事故が発生してしまう。


 鏡を片付けようとしてた作業してた学生の一人が滑って転んでしまい、鏡の中に落ちて(・・・・・・・)しまったのだ。まるで大きな穴に落ちたかのように学生の体は一瞬で鏡の中に消え、それを見てた教授や学生、アルバイトたちは何が起こったのか分からず呆気に取られたが、鏡に駆け寄って覗き込んだ。


 しかしそこには無限の風景が広がってるだけで、何も居ないし触ってみても普通の鏡であり、そのままその学生は行方不明になってしまった。


 しかし鏡の中に消えてしまった学生の映像はしっかり撮れており、行方不明の捜査に来た警察にも届けたが悪質な捜査かく乱を疑われただけであり、今もその学生は見つかってない。




『それでね、この実験に参加した人達に次々と変な現象が降りかかったの、まず一人目の学生は~~……』


コメント;怖いな!

コメント;怖いけど面白い!

コメント;ひえ~、救いがないね~

コメント;実際にあったら大騒ぎwww

コメント;声が良いから怖さ倍増!


「えっ? この話ってここまでだろ? ナツハが作った話だし…」


 実はこの怪談はナツハの創作怪談だ、灰川も事前に相談を受けて良い怪談だと思ったし、こんな風にした方が良いんじゃないか?みたいな怪談アドバイザーみたいな事もした。


 ナツハが続きを作って話してる、それは自由だし灰川が何か言うような筋合いは無い。しかし灰川は違和感を感じていた、ナツハが話す怪談の続きは異様に出来が良いのである。


 完成させたストーリーに何かを付け足すと蛇足になったり、話に不自然さが出る物だがそれが無い。ナツハが上手く付け足したと言えばそれまでだが、灰川は何か嫌な雰囲気を感じ取っていた。


 全部ウソの話だし現実にありえる筈の無い話なのに、ナツハの声の色や抑揚で『本当なのでは?』と思わせるリアリティが生まれてる。話が下手だと本当にあった話でも嘘に聞こえる事があるが、その逆も大いにあり得るのだ。


「これ…まさか並列思考でどう話を続ければ、より怖くなるのか考えながら即席で話してるのか…?」


 ナツハはVtuberとして別格の思考能力と配信話術を持ってる、どうすれば配信が面白くなるのか、どうすれば視聴者が喜んでくれるのか、それらを頭の中で同時に幾つも考えて最適解だけを選んで実行する。


 そのマルチタスクと配信能力は天才の域に達しており、ナツハをナンバーワンVtuberの座に押し上げる程に仕上がった。それが怪談というオカルトに向けた方面に使われるとどうなるか?本当の意味で怪談が完成(・・・・・)してしまうのである。


『学生Aさんが家で鏡を見たらね、合わせ鏡じゃない筈なのに鏡の中に奥行きが出来てて~~……』 


コメント;それでどうなるの!?

コメント;なんか寒くね、気の怨い?

コメント;おい怨い、結構怖いじゃん

コメント;話がうまいな~

コメント;鏡って怖いよなぁ


 画面の中から嫌な雰囲気が伝わってくる、ナツハは創作した怪談を最高の物に仕上げようと思考を巡らせ、最適解(・・・)だけを選んで話す……話自体が呪いや念を帯びるようなレベルになっていく。


 話の内容だけでなくナツハの声も問題だ、声が魅力的過ぎて多くの人が集中してしまう。彼女が作り出す雰囲気も重厚ながら話が聞きやすい雰囲気で、視聴者は続きが気になってしまう。


 10万人を超える視聴者の『怖い』という念が集まり、ナツハの怪談が更に完成度を増していった。そこに普通だったら起こりえない現象も起き始める。


「なんか…コメントがおかしくねぇか…?」


『鏡の奥から誰かが近づいて来るのにAさんは動けない、その誰かは実験で行方不明になった学生に似てるってAさんは思ったんだって~~……』


コメント;怨わ~、想像し怨ら怖すぎ!

コメント;自怨ちの鏡も怖くなって来たw怨w

コメント;なん怨さっきからコメ怨ト変じゃね?

コメント;シャ怨ゲの演出、凝って怨な~

コメント;やっ怨夏は怪怨だね!


 配信のコメント欄がおかしくなる、脈絡も無く不吉な文字が紛れて乱れ始めたのだ。そこからも灰川は嫌な気配を感じ取る、その気配は明らかに『呪い』と言えるものだった。


 怪談が呪われ始めてる、卓越した配信の才能を持つ少女が(はか)らずも完成された怪談を作り出そうとしてる。ただの作り話が呪われた怪談である呪談(じゅだん)として完成されつつある。


 灰川は急いでナツハに電話して怪談を止めさせようとしたが電話に出ない、ナツハは配信中は電話に出ないようにしてるのだ。次にシャイニングゲートの渡辺社長に電話して配信を切らせるよう伝える、会社でも異常は察知してたようで対処中との事だった。


 こんな事は普通は起こらない、完成されて話自体が呪いの効果を持つ怪談なんて何年かに一つ生まれるかどうかだし、こんな事は起こらない筈だ。だがナツハの天才的な才覚は話自体に呪いを纏わせつつある。


 灰川は急いで遠隔祈祷の準備に入る、既に画面から伝わる気配から感じる呪念は強く、もしナツハに霊能力があったら確実に怪談を止めてるレベルだ。


「はい~かわ~~せいじの、なにおいて~~、すぅみかぜ~そらはの~~、やくを~~きよめたらん~~」


 以前に空羽が怪異に見舞われた時に渡したお(ふだ)を通して厄除けの念と清めの法力を送る、手元には灰川が作った人形(ヒトガタ)と縄結界があり、これに空羽に向かってる悪いモノを移すという方法だ。 


『Aさんは結局、行方不明になっちゃったの…でもね実験を進めた教授の所に~~……』


コメント;怨い演怨だな!

コメント;怨怨怨、怖ぇ~www

コメント;こりゃ怨5怨未満は禁怨だな怨ww

コメント;怨怨、怨も良怨し怨出も良い

コメント;これは怨い!さ怨が!


 しかし怪異は止まらない、集合無意識が悪い念を増幅してる。どんなに強い霊能力を持とうが何万何十万という人間の念には敵わない、焼け石に水だった。


『教授はもう一度実験をしようとしたの、怪奇現象なんて無いって証明したかったんだと思う。自宅に鏡を用意して前と同じように~~……』


コメント;怨は怨怨だ怨怨

コメント;怨怨怨っ怨怨

コメント;怨怨怨怨怨ひ怨

コメント;怨怨怨と怨み怨怨


 祓いをしてる間にも灰川はナツハに電話を掛け続けるが出ない、しかもナツハに電話を掛ける度に『この電話番号は現在使用されて~~……』という、あり得ない信号音声が返って来るようになってしまった。


 ナツハのパソコンにはコメントは普通の文字で表示されてるのだろう。そうでなければ異変に気付いて話は止めてる筈だ。コメント欄は酷い事になってる、もう何を書いてるのか判別できない状態だ。


 灰川は全力を出して、どんな邪気であろうが悪念であろうが清めるが、使用後は1週間は生死を彷徨う『灰川流陽呪術:浄土(じょうど)()(もん)』を迷ってる暇は無いと断定して使おうとした。


 怪談を完成させてしまったら恐らくは空羽に命に関わる危険、もしくは身の破滅が訪れる。呪談を作ってしまった人に関する話は灰川家にも伝えられており、それと同じ目に空羽を合わせる訳にはいかない。


 浄土之門を使えば自分は死ぬかもしれない……だが仕方ない、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、迷ってる間にも窮地は迫る。それに自分の霊力の強さなら簡単には死なないと判断した。


 自分は死なないと言い聞かせつつ『パソコンのエロフォルダ見た奴は呪ってやる!』と思いながら覚悟を決めた時に、自由鷹ナツハの配信のコメント欄に変なコメントを見つけた。



耳可愛ニャン子❤;せーちゃんはそのまま唱言(となえごと)を続けるにゃ

         ニャン子はオモチと一緒に話を止めさせに行くにゃ



「え…? コイツって確か…売名の鬼みたいなVtuberの名前だよな…? え…? オモチを知ってる…?」


 その名前には見覚えがあり、以前に配信を少し見て視聴者に向けて滅茶苦茶な売名行為をしてたVtuberの名前だった。配信のインパクトが強くて忘れてなかったのだ。


 オモチは灰川の実家にいる猫の名前で、前にナツハが実写チャンネルで紹介してたから知ってる人が居るのは不思議ではない。しかし『怨』の文字で埋め尽くされてたコメント欄に一瞬だけ映った普通の文字からは、何かよく知ってる奴の気配を感じたような気がした。


『教授は合わせ鏡の間に立ったの、その瞬間に~~……』


『にゃ~』


『にゃ~、なゃ~~』


『にゃー子ちゃんとオモチの鳴き声! 会いに来てくれたんだねっ!ナツハお姉ちゃんはここだよっ! 肉球~!』


コメント;なんだなんだ?

コメント;猫の鳴き声なんてした?

コメント;怖い雰囲気台無しだよ!でも良し!

コメント;あれ?コメント元に戻った

コメント;変になってたコメントも普通になってる!


 なんと部屋の中から猫の鳴き声がしたと思ったら、ナツハが怪談を中断したのだ。そこを(さかい)に嫌な雰囲気は消え、コメントも普通に戻る。


 話すことで呪ったり呪われたりする呪談(じゅだん)とは、途中で途切れると効果を失うという法則がある。どんなに強い呪いの力があっても、その法則からは逃げられないらしい。


 この怪異はナツハの類稀(たぐいまれ)なる才能、配信においては最適解を選ぶ事が出来るという能力がもたらした現象だ。素晴らしい才能は時に危険を引き寄せる事があるようだ。


 事態の解決を見た灰川は渡辺社長から空羽のマンションの住所を緊急で聞き出し、無事かどうかを確かめに向かう事にする。渡辺社長も本来は駄目な事だが、灰川に住所を教え行ってもらおうと考えてたようだった。


 今回の話は前話でホラーではない変な感じの話にして油断させて、今話で一気にホラー展開にするという形にしてみました。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 待ってました! こういう話いいですね。 寒気を感じましたよ。
[一言]  おお! 配信能力ととホラーが綺麗に融合しましたね。  物語に無意識や潜在的な霊能力だか超能力だかの色々な特殊能力をいれて、それを呪いと結びつける手法。  ニーナ・クラギーナの話に着想を…
[良い点] 怖い話は色々と寄って来ますからねー 話してる内にトランス状態になってるとこも怖くて良かったです
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