H国って言ったら、コーヒーだよね? その十四
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ここまでで首都に広い土地と現地組織の基本となる人材、ソコソコつかえる現地労働者と瓦礫の山ができたわけだ。
まあ商会の建物の建設は後に回すとして、プレハブ式の倉庫は順次増やしていかんとな。
さて第二段階に入るとしよう。
仕事が無くなるとタダで食料を配るなんて慈善事業をしなければならなくなるからな、ハッキリ言って慈善事業は現地の人の為にはならない、孤児や病気の人を収容する施設や医師団は別としてもタダで食料を配る難民キャンプは人からプライドを奪い堕落させる、復興を最後まで阻むのはこの働く意欲を奪う施設なのだ。
本当に復興に必要なのは金と食料や必要物資を交換できる、働くことで人の欲望をかなえることができる流れなのだ。
とは言え難民キャンプの存在自体を否定しているわけではない、内戦中では瓦礫を撤去して復興なんて悠長なことをしてらんないしねー、あくまで終戦あるいは停戦して復興すると言う前提での難民キャンプを如何にして規模を収縮するかと言うことである。
(この部分は後で削除するかもです)
まあ阪神淡路でも東日本の震災でもこの精神というか生きる気力をゴリゴリと削る施設から如何にして独立して生活して貰うかという問題は最後まで難航しましたから……お年寄りや生活基盤を奪われた人に働け!って言ってもねえ……復興で手作りのバカ高いストラップとかミサンガとか売ってたけど少しでも生きる意欲になるなら……まあ今後も震災後にはこういう商品が出るのでしょうが広い心で寄付感覚で買って下さるとありがたいです。
東日本で最後の最後までこの問題を頑張ったボランティアや自治体の職員の皆さん本当にお疲れさまでした<(_ _)>
ってまだ東日本の諸々の問題は終わって無いけどね(*・ω・)ノ
閑話休題(;^_^A
第二段階では動き出した復興の流れを拡大させることにある。
一つ、瓦礫処理の地域の拡大。
二つ、瓦礫の仕分け作業を行う。
三つ、処理の終わった地域に簡易住居(復興長屋)を建設……勿論家賃はとる。
四つ、他の企業、商会を巻き込みインフラ整備や低価格商店舗をオープンさせる。
瓦礫処理では、再利用可能な煉瓦や建材、鉄や金属類、コンクリートに混ぜられる瓦礫、プラスチック等の技術は要るが燃やせるゴミ、再利用不能な埋め立て場行きのゴミに分けられる。
これをその二、その三とあわせて瓦礫を処理しつつ簡易住居を建設、難民キャンプより快適かつ自由自適な生活基盤を(ここ大事)貸し出すのだ。
インフラ整備は臨時政府の仕事なのだが働く人や重機を置く場所が無いと始まらないからね、それを造りお膳立てを整えて置くと他の企業が(政府から)お金を(引き)出して(勝手に)インフラ整備してくれる。
ウチはそういった大規模インフラ事業は管轄外というか総合商社であっても土建屋ではないので、土地や重機を格安でレンタルするだけである(鬼)。
人を堕落させる施設ですか素晴らしい!( ̄∇ ̄)
難民キャンプってやつは利権の塊だからな(-_-#)
ど、どういうことかモ?清い慈善活動ではないのかモ?(`・ω・´)
……( ̄∇ ̄)
……(-_-#)
報道しないだけで現実はスラム以上に世知辛い場所じゃよ(*・ω・)ノ
まあシリアとかにある難民キャンプはタダほど高いモノは無いをリアルに実感出来る場所ですよ( ̄∇ ̄)(何がどうとかはあえて言いませんが)
……(`・ω・´)
とりあえずマスターには頑張って子供たちの健やかな成長のため馬車馬のように働いて貰うモ!(`・ω・´)




