H国って言ったら、コーヒーだよね? 裏面一
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あの日私達は父に呼び出された。
「守るべき民も土地もない国王なんて本当滑稽だよね、まあボクにとっては君も含めて六人の子宝と僅かな侍従たちが国であり世界であり全てなんだよね。」
「………」
「滅びた国の王であるボクも遂に終わりの時がきたわけだね、新政府はこんなガラクタには興味ないらしい、A国も厄介者はもうゴメンだとさ……」
父はネックレスを弄りながらそう哀しそうに呟く。
「………」
「……というわけで、大切な君達がこれから暮らして行けるようにこれを継承しようと思う。」
「………」
「大丈夫、継承に必要な対価は既に払ってあるから……(君達六人が平穏無事な人生を送れるようにね)」
「一つ、呪い木を外してはいけない。」
「一つ、この世の理を外れる願いをしてはならない。」
「一つ、願いには対価が必要、必ず先にこの対価で願いを成就できるか尋ねる事、絶対に後払いをしてはいけない。」
そう言うと父は地下に続く隠し扉を開け私達を地下室に連れて行った。
「……最後に」
「それを天に掲げ『継承を放棄して天に返す』と唱えれば消えて無くなる……平穏に暮らせるようになったらそれを天に返すといい……もう王家とは名ばかりの……そう力を使う為の生贄にされる必要は無いんだ。」
そう言って地下室の隠し扉を閉めたのだった………
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これって契約上問題ないのかモー(`・ω・´)
まあイロイロアウトだけどねー( ̄∇ ̄)(まあ上からの指示だし)
いいからもうサッサと解放してくれよな(-_-#)
あと一寸だから我慢してよ( ̄∇ ̄)
え?あと一寸なの……(`・ω・´)




