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異世界料理道 ~あとがきにかえて~  作者: EDA


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9/10

09 今後の展開

 当作の本編は無事に完結いたしましたので、今後は『異世界料理道 外伝集』というタイトルで新たなエピソードをお披露目していく予定でございます。


 本当は本編のあとにそのまま外伝を繋げれば読者様の面倒も少なく、お読みいただく機会も増えるのでしょうが、やはり本編は本編としてきっちり完結済にしたかったので、別作品として分けることにいたしました。


 また、『小説家になろう』は章を100までしか設定できない仕様でありますため、これ以上は章分けすることもできません。それもあって、潔く別作品として扱おうと決心した次第でございます。


 実のところ、自分は5年ほど前から毎年のように「年内で本編は完結する」という思いを抱いておりましたので、その頃から番外編の構想は脳裏に渦巻いておりました。群像演舞で扱うには長すぎたり、内容的に本編の完結後でないと不適切なエピソードなどが、ぐんぐんとあふれかえってきたのです。


 現時点で予定しているのは、ジバ=ルウ視点で森辺の創成期を描いた前伝、現代日本で暮らす明日太たちを描いた異伝、《ギャムレイの一座》の過去を描いた外伝、本編の完結後の時間軸で謎めく一団がジェノスにやってくる後伝などになります。


 毎年のように公開していた群像演舞からもご理解いただけます通り、自分は番外編というものをこよなく愛好しておりますため、書きたい意欲が満々でございます。


 そもそも当作の本編というのは「長きにわたる大陸アムスホルンの歴史の中で、アスタの視点で描かれた3年余りの物語」ということになりますので、別の時間軸や別のキャラクターの視点を持ち出せば、いくらでもエピソードを紡げるように思います。


 言ってみれば、『アムスホルン大陸記』と『終わりの魔女と始まりの世界』もその一環となります。

 また、自分は前々から第三のクロスオーバー作品も構想しておりました。

 当作の完結から100年後や200年後の未来を描いた、ファンタジー作品となります。


 再び魔力が満ちた大陸アムスホルンにおける、剣と魔法の物語です。

 主人公はジェノス侯爵家の末裔にあたる双子の姉弟もしくは兄妹で、森辺の民や聖域の民の末裔はどのように描こうかと、ぼんやり構想を温めているさなかとなります。

 そちらはまだ形になるかも不明でありますが、ともあれ自分の命のある限りは思いつく作品をのきなみ書き上げたいと願っております。


 ともあれ、まずは番外編でございます。

 年内には書籍版の第37巻が刊行される予定ですので、その時期にあわせてまずはジバ=ルウの前伝をお届けする予定です。


 本編の完結からひと月足らずで外伝の公開というのは想定外のペースでありますが、せっかく書籍版が刊行される時期に黙って眺めているのは物寂しい限りでありますので、粛々と書き進める所存でございます。


 その後の予定は未定でありますが、他作品の更新と折り合いをつけつつ月に一度ぐらいは更新の期間を設けたく思っております。


 あとはそれに付随して、ひとつお詫びを申し上げます。

 2016年に公開した『パラレル料理道』という作品を、ひとまず非公開の状態にさせていただきます。


『パラレル料理道』というのは、明日太が現代日本でアイ=ファたちと巡りあうというパラレルワールドを描いた作品でありました。

 ですが、今後は外伝集で明日太の現在を描く予定でありますため、内容が錯綜してしまうと危惧した次第でございます。


 いつか『パラレル料理道』を読み返そうと考えておられた方々がいらっしゃいましたら、まことに申し訳ございません。

 その分まで、『異世界料理道 外伝集』をお楽しみいただけたら幸いでございます。

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外伝❗楽しみにしてます。
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