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第11話 第一次世界大戦

1914年

第一次世界大戦は日英露同盟に基づき連合国側について参戦

日英とも豊富な資金、強力な軍艦を擁した日本の参戦を切望し、軍も実戦経験を求める声が強く太平洋のドイツ領を占領するだけでなく、ヨーロッパへの派兵も行われる


「太平洋のドイツ領を占領するのみならず、陸軍は実戦を求めて欧州に兵を送る。是れ、日英露同盟の義にして、我が軍の鍛錬の機会なり。備えを以て平和を語るは、此の大戦にて証せられん。」


日本は、英国とロシアや連合国に対し、莫大な量の円建て信用供与を直ちに開始

この資金は主に日本からの軍需物資、食料、医療品の購入に充てられ、欧州通貨の信頼性が揺らぐ中、極めて安定した金準備を持つ円は、戦時下の国際決済において事実上の「安全通貨」となり、取引量は爆発的に増加

これにより、日本本土は戦禍を免れつつ、金融市場における地位を揺るぎないものとなる


ロシア戦線に送られた日本陸軍は士気の低いロシア軍よりも活躍しロシア軍の損害を減らし信任を得るが、泥沼の地上戦に巻き込まれ、言語の違いによる情報伝達力不足、火力不足に泣く


「欧州の泥濘に我が若者の血混ず。其の血、義のためか、名誉のためか。ただ一つ確かなるは、此の遠征により我が陸軍、己を知りたり。」


ロシア戦線で指導力を発揮した将校たちは、新教育を受けた優秀な若者の指導に当たり、「実学に立ち、勤労に生きる」という理念を、戦術と兵站の現場に深く根付かせる


海軍はユトランド海戦に最新の金剛型戦艦4隻を投入

日本艦隊の能力を理解していない英国はプライドもあり、日本艦隊を指揮下にいれ決戦に挑んだが、窮地に立たされ英国艦隊は撤退することになり重装甲、重火力、高速である日本艦隊は殿をかって出る

レーダーの効果もあり、ドイツ艦隊の位置を把握し攻撃を始めるが、レーダーは戦艦の斉射に耐えられず故障

初撃をとるも、その後、ドイツ艦隊と殴り合いになり、4隻のうち一隻は轟沈、もう一隻は大破するもドイツ艦隊にも大打撃を与え、英国艦隊の撤退を成功させ、英国から多大な感謝と信頼を勝ち取る

大破した金剛型戦艦1隻を曳航するも水中聴音機にて発見しておきながら爆雷を遠方に投射する能力なく、潜水艦に撃沈されてしまう


「金剛と比叡の名、もはや東洋のみに属せず。

彼らは大英帝国の友として、北海の深淵に眠る。我らは永遠の敬意を捧ぐべし。」


『欧州の泥に咲く桜』

我らが勇士、遥かなる欧州の戦場にて、泥にまみれ血に染まりながらも、名誉と誇りを掲げ立つ。

戦勝にあらず、義に生きたる勝利なり。


最新鋭艦を失い衝撃をうけ戦艦のコストパフォーマンスの悪さを払拭する何かとして航空機、潜水艦(対潜水艦も)、電気通信技術に注目し、発展させていく

そして、北海で電波探信儀有用性を再認識し研究を推進する


「最新鋭艦を失いし衝撃、我らに戦艦万能の迷夢を破らしむ。是に代わる力を求め、空に翼を伸ばし、海に潜を放ち、電に声を託す。此の三者こそ、新時代の戦を支う柱なり。」


「北海の濃霧に艦隊は迷い、視界に頼る戦は限界を露わにせり。電波を以て敵を探る探信儀こそ、次代の戦を支う眼なり。」


陸軍は高機動、高火力、高兵站能力の部隊整備に努め、英語教育にも力を入れる

軍の高機動力、兵站力向上の為、高機動四輪車やトラックを開発


「兵の命を支うるは補給なり。走らざる軍は死兵なり。陸海の将兵、欧州の泥と鉄の嵐に身を投じ、義の旗を掲げて戦えり。されど、帰らぬ英霊の数を見よ。勝敗は数字に非ず、国家は命の上に築かるるものなり。我らは今、勝利よりも深き教訓を得たり。」


陸海軍ともに強硬に参戦を希望(特に陸軍)し、参戦したが大被害(6万人に及ぶ死傷者)を被った為、必然的に発言力が低下


統合社会保障基金により「傷病手当」「死亡弔慰金」「遺族年金」は滞りなく支払われる


「陸海軍、強硬に参戦を望みしも、大被害を蒙りて発言力は自ずと低下せり。然れど統合社会保障基金により、傷病手当・死亡弔慰金・遺族年金は滞りなく支払われたり。是れ、国家の義を示し、民の信を繋ぐものなり。」


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