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エンバンメイズ

 ちゃんとダーツやったことないなぁ。

 田中 一行先生のダーツバトル、全6巻。

 ダーツバトルといっても、あいてに投げつけてダメージを与えるわけではありません(笑)

 狙ったところに投げられるのは「あたりまえ」の、ダーツの達人たちが。技術より「さき」にある「心」「覚悟」「知恵」「戦略」。そんなもので、ときにデスゲームと化した特殊ルールのダーツを戦う作品。


 こうゆう作品って、第1話で巻き込まれたふつうの女のコが、モブヒロインとして、最後まで観客席で見届けることになるもんだと思ってましたが。それっぽいキャラ出てきたのに、それっきり。

 そのくせ途中に登場した半端者(達人でも素人でもない)が、仲間としてラストまでいる???

 コメディ要員におさまらない、なかなかにいいキャラなので、私は好きなんですけどね。


 ラスボスとか王道の展開でありつつも、そうゆうちょっとした意外さがあったりします。



 お気に入りキャラは、もともとは運営側なのに、すっかり仲間の絹守(きぬもり)さん。

 組の若頭で、いつもはきっちりした身なりをしてますが、髪を崩して眼鏡をはずすとかなりの美形!

 ダーツは一般人の腕前ですが、「覚悟」が決まっててかっこいいのです。

 あ、主人公の烏丸 徨(からすま こう)や、対戦相手の志道 都も好きですよ。



 ダーツに限らず、メジャー競技じゃないものを題材にした作品も面白いですね。

 まあ、野球マンガがいちばん好きだったりしますが(汗)

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