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酔って幼馴染とやっちゃいました。すごく気持ち良かったのでそのままなし崩しで付き合います。…ヤンデレ?なにそれ?  作者: 下菊みこと


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クリスマスのプレゼント

「ただいまー」


「おかえりなさい、ゆめ。ご飯出来てるよ」


「いつもありがとう!」


「手洗いうがいを済ませておいで」


「はーい」


先に帰宅していた夏希が出迎えてくれた。ご飯の準備ももう出来ているらしい。今日は少しだけ帰りが遅くなるとは連絡しておいたので、時間を合わせて作ってくれたらしかった。手洗いうがいを済ませてリビングに向かう。


「わあ、美味しそう!」


「今日もクリスマス感のある夕ご飯にしてみました」


「ありがとう!でもその前に、夏希に渡したいものがあるんだけどいい?」


「なにかな?」


「じゃん!クリスマスプレゼント!」


夏希が目を丸くする。


「え、ありがとう…もしかしてこれを買うために?」


「うん、帰りが遅くなってごめんね」


「ううん。ありがとう、ゆめ」


「さっそく開けてみて」


「…わ、可愛いマフラー。嬉しいよ、ゆめ。本当にありがとう」


新しいマフラーのプレゼントに夏希は笑顔で喜んでくれた。私としてもご満悦である。


「ふふ、うん!」


「僕からもゆめにプレゼント」


「なになに?」


「じゃん。まずはゆめが前言ってた好きなキャラクターのぬいぐるみ」


「え、ありがとう!嬉しい!」


大きなサイズのぬいぐるみを抱き抱えた夏希はすごく可愛い。そしてプレゼントを受け取り私はさらにご満悦。


「で、こっちが本命なんだけど」


「なに?」


「改めてになるけど…僕と結婚してください」


そうして突然跪いた夏希に、婚約指輪をプレゼントされた。前に一緒に買いに行ったものが、出来上がったらしい。前から結婚の約束はしていたとはいえ、やはり特別な日にきちんとプロポーズされるとなんだかときめいてしまう。


「夏希…うん、もちろん。私も夏希と結婚したい」


「よかった…」


「ふふ、夏希…大好き」


感動して少しうるっときてしまう私の左手の薬指に指輪がはめられた。私も夏希から指輪をもらって夏希の左手の薬指につけてあげる。


「ゆめ、愛してる」


「私もだよ、夏希」


抱きしめあって、少しの間感動に浸る。そして、冷めてしまわないうちに食事に戻った。


夏希とともに食事を楽しんだ後は、プレゼントのぬいぐるみを大切に部屋にしまう。そしてお風呂に入った後、夏希と一緒に添い寝した。

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