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酔って幼馴染とやっちゃいました。すごく気持ち良かったのでそのままなし崩しで付き合います。…ヤンデレ?なにそれ?  作者: 下菊みこと


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買い出しと調理とディナー

夏希とその後TVを見ながらまったりと過ごして、恋人らしくイチャイチャと過ごした後買い出しに行く時間になった。


「じゃあ、早めだけどそろそろ買い出しに行こうか。ケーキは最後に取りに行くとして、先に鶏肉とか今晩のメニューの材料からだね」


「手を繋いで行こー!」


「うん」


今年の冬はまだそこまで寒くないので、マフラーをしてコートは着れども手袋は付けずにお互いの手をぎゅっと繋いでイチャイチャしながら暖をとる。


近所の商店街へ歩いていく。この辺りの商店街はまだまだ元気だ。予約していたケーキ屋さんもここの商店街らしい。普段はスーパーでの買い物が多いけど、今日はこの商店街で買い揃えちゃうことにした。


「意外ともう日が落ちてるねー」


「イルミネーション綺麗だね」


「商店街の良さだね!」


「そうだね。取り敢えず鶏肉はあのお店行こうか」


「はーい」


なんだかんだで今日明日のクリスマスディナーのためのお買い物はすんなりと済んで、ケーキも予約のお店でしっかり確保。


私はしっかりとケーキの箱を持ち、夏希はその他を全て持ってくれた。帰りも手はもちろん繋いだまま。


「商店街、クリスマスのイルミネーションも綺麗だったしツリーなんて圧巻だったね」


「ツリー本当にすごかったよね。クリスマス気分をすごく楽しめたよ」


「本当だね!」


そして帰ってきて、さっそく調理に取り掛かる。


「ゆめ、僕はローストチキンやっちゃうから温野菜のサラダとアサリのパスタの用意お願いしていいかな」


「…教えてくれれば!」


「もちろん」


二人でキッチンに並んで、食事を用意する。出来上がったものをテーブルに運べば、しっかりとしたクリスマスディナーがそこには完成されていた。


「いやー、美味しそうだね!」


「いい感じだね」


「じゃあいただきます!」


「いただきます」


一口食べればそこは天国。


「すっごく美味しい!」


「ゆめのおかげだね」


「夏希が教えてくれたからだよー」


飾りつけをしたリビング、美味しいディナーに夏希との会話、全てが満たされたクリスマスイブ。色々とあった一年になってしまったけれど、終わり良ければ全て良し。最終的に良い一年になりそうです。


そもそも夏希と付き合えた時点でもう幸せな一年なんだけど。


「ゆめとこうしてクリスマスイブを過ごせて、すごく幸せだよ」


「明日も楽しいクリスマスにしようね!」


「仕事があるのが残念だけどね」


「それは言いっこなしだよー」


軽口を言ってクスクスと笑い合う。穏やかな時間が幸せだ。


そんなこんなですっかりクリスマスイブのディナーを楽しむと、あとは普通にお風呂に入って二人で添い寝をして寝た。すごく良く眠れた。

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