98話
98話
翌日ログインするとオレたちはクーペの元へと訪れた。
「クーペちゃん久しぶり!」
「・・・(。´Д⊂)」
「ど、どうしたの?!」
「ミトちゃんが来てくれなかったから( ´△`)」
「ごめんね。攻略が出来ないから素材も新しいの出ないし装備も最高のものだからついね?でもフレンドコールとかはしたよ?」
「そうだけどー( ̄ー ̄)」
「そ、それよりさ。クーペこれ見てくれよ!」
オレは話の流れを断つ形で高魔力結晶をみせた。
「(○_○)!!」
「目が丸くなってるけど大丈夫!?」
「う、うん。これって巷で何に使うかわかっていない魔力結晶、それも高品質!!!(゜ロ゜ノ)ノ」
「ん?何に使うかわからないって、これ魔道具に使うやつだろ?」
「魔道具!!Σ( ̄□ ̄;)」
「もしかして他の方角ではない?」
「その様子だと南にはあるんだね!(ゝω・´★)」
「うん。魔道具の先進的な街があるよ!今そこの攻略してるのだけどそのときにこの高魔力結晶は魔道具のエネルギーとして使うより武器の強化に使った方がいいって聞いたから持ってきてみたんだぁ。」
「そうなんだ!でも残念だけど私にはこれを使えるスキルがないみたいなんだぁ。(´・ω・`)」
「そうか、そしたら先ずはどのスキルが関係しているのか調べるところからか。」
「それなら、あの街の職人さん達に聞いてみましょ。」
「あぁ、そうだな。」
「あの、それなら私が自分で聞きたいな(ゝω・´★)」
「たしかに、自分が使うスキルなら自分で確かめたいよな。」
「でも、今から南を最初から攻略するとしたらそれなりに時間はかかるわよ?」
「ん、っんうん」
「そうだよなぁ。」
「う、っんうん」
「さっきからフリューゲルくんどうしたの?」
「やっと聞いてくれた!僕にのっていけばいいんだよ!」
「「あ」」
「ど、ドラゴンに乗れるの!?(゜ロ゜ノ)ノ」
「ふふふん!」
「みたいね。」
「だな。」
「それじゃぁ、今から行く?行く?p(^-^)q」
「凄くテンション上がってるなぁ。」
「だよねー。」
そのあと、オレたちは街の外一旦出てからフリューゲルに元の大きさに戻ってもらってから背中に乗せて貰って魔道具のメッカである幻想都市ミガムへと向かった。
飛び立つときに、というかフリューゲルが元の大きさに戻った時点で目立つため人が集まっていてなにかいっていたが気のせいだろ・・・
それからほんの15分ほどでミガムの近くへとやって来た。街の近くで降りやすいのは東門のある草原エリアの為フリューゲルにはそちらへと向かって貰い降りた。
「いやーはやかったなぁ。」
「地上より断然はやかったね。」
「もうおわりなの?!( ´△`)」
「ふう、スピードには自信があるからね!」
「それにしても、こちら側の門から出たことないのに入ることになるとはなぁ。」
「だよねぇ。」
話が少しわかっていないクーペには簡単にこの街の構造と周囲の地形について街へと歩いて向かう途中に話しておいた。
そして、東門へと着いたのだがオレたちには着いたことや街が見えているがクーペにはどうやら見えていないようで・・・
オレたちが街へと入るときにやったあれがまた繰り返された。
というか、クーペはすぐにオレたちの話と街の雰囲気が違うことを知り幻術を解除する薬を使ったようだ。
というか、そんなのあるんだなぁ。
他の地域にはそういうモンスターもいるのだろうか・・・
そして、街の中へと入ったあとはとりあえず宿へと向かいクーペの部屋を確保したあと宿の人にオススメの武器屋を教えて貰いそこへと向かった。




