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96話

96話




ギルドへと着くと外観は役所?に近い公共事業をしているのか?ってくらいお堅い感じのがいかんだ。


なかはというと、まぁ役場だな。


そして、受付へとやってきた。



「こんにちは」


「はい、こんにちは。本日はどのようなごようでしょうか?」



一応どこの街から来たのかなど説明してオススメの依頼を聞いた。



「オススメの依頼ですか。━━━そうですね。それでは、この街で作られている魔道具のことを知ってもらうために魔力結晶の収集依頼をうけませんか?」


「「!!」」


「その様子ですと魔力結晶に心当たりがおおりのようですね。」


「はい、来る途中で倒した大きなかにを倒したら拾いまして」


「それは、運がいいですね。この街より奥へと行かなければ入手することは滅多にできないので幸運なことですよ。」


「そもそも魔力結晶ってどんなものですか?」


「魔力結晶は、高レベルのモンスターが体内で魔力の予備タンクとして普段から貯めている魔力の結晶体のことでこれを魔道具の核として使っています。詳しい製造方法は門外不出の職人達の技術なのでお教えできませんがそれの収集を今回依頼したく。」


「わかりました!その依頼うけます!ですけどもう少し詳しく教えて頂けますか?」


「はい。まず魔力結晶には種類とランクがあります。その一覧をお渡ししますね。」



受付の女性から貰った紙には魔力結晶の種類やランクはこう書かれていた。



魔力結晶の種類


無属性

┣空間属性

┗時属性

火属性

┗炎属性

水属性

┗氷属性

土属性

┣金属性

┗岩属性

風属性

┣嵐属性

┗雷属性

草属性

┗樹属性



ランク


低魔力結晶<魔力結晶<高魔力結晶



品質


E<D<C<B<A<S




「結構細かく別れているのですね。」


「そうですね。それぞれ使う用途や求める水準に合わせるとどうしてもこうなってしまうそうです。また、各基本属性の下に枝分かれしているのは上位属性というか亜種属性のものが書かれてあります。」


「「あぁ」」


「それでは、依頼に出発されますか?」


「「はい!」」






□□□□





オレたちは依頼を遂行するために街へと入った門とは反対側の門から出た先にある森へとやって来ている。

依頼は土か岩属性の魔力結晶ということでその魔力結晶が取れるモンスターがいるらしい森へとやって来たわけだ。


この街は出る門によってフィールドが全く違うらしいので他の門の外も探索してみたいと思っている。


聞いて知っていても街へと入ったときに通ったフィールドと全く違うことに驚きつつも注意して進むことしばし



「二人とももう暫く行くとモンスターがいるよ!」


「「了解!」」



フリューゲルの索敵に引っ掛かったモンスターを倒すべく戦闘準備をしつつ近くへと移動する。


そこにいたのは━━━



「あれ、なに?」


「かなりでかいけどヤシかにか?」



そう、そこにいたのは体長4mはあろうかというヤシかにがあるいていた。

それも、うじゃうじゃと


「あのサイズがうじゃうじゃいるときもちわるいね。」


「あぁ、確かに気持ち悪いな。」


「とりあえず支援するね。 」


「頼む。」


「僕は次のモンスター探しておくね!」


「助かるけどフリューゲルはいいのか?」


「うーん、歯ごたえのあるやつならやる!」


「あぁ、そう。なら、歯ごたえのあるやつもさがしてくれよな!」


「まかせてよ!」


「ヤサメくん支援かけたよ!」


「サンキュ!森だし火はヤバイから雷でいくか影分身!自動追撃!雷矢雨!」



雷を纏った矢で辺りを埋め尽くしたが・・・



「ヤサメくん!」


「ああわかってる!!これでどうだ氷矢雨!」


「お疲れー」


「雷の効きが悪かったな。」


「みたいだね。属性合わないと一回でたおせないね。」


「まぁ、倒すまでやるだけだ!」


「だよねー」


「とりあえず“岩の魔力結晶×53”か。これだけあればたりるよな?」


「だね。依頼は10こだから余裕で。」


「やり過ぎたな。」


「まぁ、いいんじゃない?」


「だよな?」



それから、すぐ戻るのもあれなので暫く狩りをしてレベリングも行いホクホク状態で街へと戻った。









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