94話
寒い!
雪降りすぎですね!
積雪1m越えてるの自宅で初めて見ましたよ。
産まれてこの方最高でも半分でしたのに・・・
皆さんも積雪の多い地方の方は気をつけてくださいね。
94話
ボスの初回討伐報酬は例のごとくスキルチケットかと思いきや水の高魔力結晶というアイテムだった。
説明をみても魔力結晶としか出ていないため用途が不明だった。
そしてオレたちはボスを倒したあとその先へと進んでいる。
「んー、新しいフィールドのはずだけど景色変わらないね。」
「いや、若干湿地帯っぽくないか?」
「あぁ、たしかにぬかるんできてるね。」
「だよな。そろそろ町が見えてもいい頃だとおもうんだけどなぁ。」
「ほんとにねー」
「お!あれじゃないか?」
「かも!」
見えてきたのは・・・
「あれ、町というか村じゃないか?」
「ちいさいね。」
「だよな。」
「僕はとりあえず行ってみればいいと思うよ?」
「フリューゲルの言うとおりだけどなぁ。」
そうして町というか、村へとやってきた。
村の入り口には門番?らしき人が立っていた。
出で立ちはアマゾン奥地の先住民的な必要最低限隠しましたといった服装だ。
「何者だ!」
「オレたちは旅の者?だ」
旅の者でいいよな?
「なにようでこの村へとやってきた!」
「向こうにある大河を渡って進んだらこの村へとたどり着いたんだ。
それで、ちょっと寄らせてもらったんだよ。」
「ふむ」
そのご暫くじろじろと見られたあと
「よし、村長のところへいくぞ。今案内を呼ぶからまっていろ」
と、言うや否や何やらぶつぶつというもすぐに他の━━━案内をしてくれると思われる村人がやってきた。
「この者達を村長の元へとたのむ。」
「あいわかった。」
「その前に質問だがどうやって案内の人をよんだんだ?」
「ん?お前達通信の魔法が使えぬのか?」
「へぇ、そんな魔法があるんですね。一応似たようなことはできるがそういう魔法ははじめてみたからきになってな。」
「そうなのか。」
プレイヤーにはチャット機能などで連絡はとれるがこちらの住民が遠距離連絡を取るのは初めて見た。
「おい!なにをしている?いくぞ。」
「あ、わるい!」
「ヤサメくんぼーっとしないの!」
「あははは」
案内されるあいだ、村をチラチラ観て気がついたことが一つ
この村は━━━いや、村人は魔法がかなり使えると言うことだ。
下手したらエルフ達より使えるんじゃ?
「ついたぞ!」
案内されたのは他の家よりかなり大きな、具体的には3倍くらいの家の前につれていかれていた。
「ここが村長の家?」
「ん?いや、集会場だな。」
「そ、そっか。」
こういうのって自宅と一緒になってるとおもったけどなぁ。
「失礼する」
案内してくれた人は扉をノックしてから声をかけた。
すると中から扉を明けて一人の女性が出てきた。
「はい、連絡は受けています。中へどうぞ、村長がお待ちです。それとそちらの古代竜のかたも」
「「「!」」」
フリューゲルが古代竜だとばれている?
なんらかの魔法で調べられた?
「どうされました?」
「い、いや失礼します。」
中へはいるとなかはかなり綺麗な作りでなぜ服装に気を使わないのかと疑問に思うような他の町の建物の内装と変わらないのはげせぬ。
そのまま奥へと案内されて一つの扉の前で立ち止まられてノックしてから中へと入った。
出迎えてくれたのは調度品と会わない服装━━━つまり、原住民ルックだった。
「ふむ、君達が外から来た旅人か」
「え、えぇ。」
暫くまた、じっと見られたあと
「まぁ、合格だな。」
パチン
と、指を鳴らすと・・・
「「「!」」」
「すごいね!古代竜の僕の目も騙すなんて」
そう、村長を含め案内の人含め窓のそとの風景も何もかもがかわった。というか認識できるように?なったようだ。
そこに広がった光景は・・・




