デート2回目 彼と彼女と僕1
昨日はお休みをいただきました、これは4月17日分ですよ、はい、なんとか書けたのでアップできました、良かったよかった
「明日、迎えに行くよ」
そう言ってくれたので、近所のスーパーまで出ていくと
どでかい車の前で、鹿島さんが待ってた
「おはようございます、おまたせしました」
駆け寄りながら挨拶をすると
片手をあげてくれた
うーん、かっこいいなぁ
「おはよう、佐伯くん」
グラサンの奥からにこりと笑う鹿島さん
スポーツタイプの服装でまとめてる
僕は、相変わらずのジーパン
ううう、今度服買いに行こうかなぁ
「席はまたあとで決めたらいいと思うから
とりあえず助手席乗ってよ」
こんこんと、助手席の扉を叩きながら
誘導、言われなかったら、後部座席に座る所だった
よいしょっと体を持ち上げるように座席へ
大きい車にのるのは、始めてだ
「格好いいですね」
「ん?オレ?」
声から笑いがにじみで出る
「車ですけど、まぁ鹿島さんも格好いいですよね」
含みもなく素直にそう言うと、また吹き出して笑ってる
「佐伯くんの取り柄は、素直な所だなぁ
ライバルなはずの男にむかって格好いいって臆面もなく言えるのは
ちょっと、まけちゃうね」
笑いながら、でも、嘘のない言葉
ちらりと、鹿島さんの方を見ると
あれ?
「それに」
こちらを見て、目があってそっぽ向かれた
ううう、嫌われた?
「結構照れる」
見るからに赤くなっていく鹿島さん
ううう、そう言われると、僕も照れます
二人して、赤い顔して、もじもじ
「と、とりあえず、出発しよう」
うん、それがいいと言わんばかりに、鹿島さんはエンジンを掛ける
低音のどっどっどというエンジン音が心地良い
次は、彼女を迎えにいこう
駅の駐車場が広いので、そちらで待ち合わせ
田舎なので、一家に一台ではなく、一人一台で車は所有
そうしないと、生活が出来ないのだから、車依存率は高くなる
だから僕も車乗るけど、家族共用車
普通車とでかい車の車高が違うので
見える世界も違ってくる
なんか楽しい
右に左にきょろきょろしてもしかない
でも、鹿島さんにまた笑われました
ううう・・・
なんか、君とデートしてみたいだね
ドライブだけで楽しんでくれるから、いい彼女だよね
なんて、言われて、今度はこっちが撃沈
女の子扱いは卒業と同時に終わったはずなんだけどなぁ
いい大人の男ですよ、僕だって!
人となりを褒めるのも、行動を褒めるのも、簡単なようで難しい、貶す前にほめる所1つでもみつけると、いい関係が気づけるかな?なんて占いのようなこと言ってみたりする




