表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/31

デート最終回 彼の車で1泊2日 その4

リフトで降りると、確かに、天橋立が綺麗に見えた

丁度したに温泉が有るようで、もうもうと吹き上げる湯気に

鹿島さんが、ぬくそぉと、と声を上げるぐらい

体が冷えていた


「温いものでも食べますか?」

そう言って、街道沿いにある店を指す

「蕎麦でも食うか」

降りてちょっと歩いたところで、鹿島さんが蕎麦をみつけて

その店を指した


蕎麦もいいですよね


「そうするか」

そう思ったら一直線の花織さん

さっさと歩いて、お店の前にいく

ショーウィンドにメニューと食品サンプルの模型


「見てるだけでお腹空いてきました」

なんて、僕がいうと

二人して、笑って

「不味かったらお前の責任!」

なんて言って、お店に入る


店の中は、やや温かい、むんわりとした暖かさじゃないけど

今の僕らにはそれですら温かく感じる


「っらしゃいませ~」

昼食の時間をはずしているから、店主は店の奥から、挨拶し

三名ね~、好きなところ座ってよと、

気さくに声をかけた


おしゃれな外観と、店主のギャップはあるけど

鹿島さんが連れていってくれた、あの店のおじさんに似ていて

なんだとホッとする


てんでばらばら好きなものを注文し、

次は歩くか、なんて笑ってる

友達でもなく、恋人じゃない僕ら

周りからみたら、なんの集まりか解るかな

三人デート、なんてまさか思わないだろう

なんて思ってたら、顔がゆるんでくる


むにっ

え?

花織さんが、右頬を

左頬を、鹿島さんが掴んでくる


「なーに、一人でにやにやわらってるんだ」

「おおかた、スケベなことでも考えてたのか?」

「人の話を聞かないお前は」

「昼飯、おごり決定!」


ちょっなんで二人そんなに息合ってるんですかー

おごりって、え゛ーーーっ?!


いいテンポで、更新中、昼ご飯は美味しい蕎麦になりました、それもまこっちゃんのおごりで!二人の呼吸はばっちり、趣味まこっちゃんを可愛がることをそろそろ履歴書に書けそうです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ