デート最終回 彼の車で1泊2日 その1
毎日更新が・・・できないようです
行き先は城崎、文豪が執筆の為、宿に籠もった場所だったり
温泉湯治場としても有名だし
湯巡り、昔ながらの射的場や、川が流れる情緒ある風景
そして、蟹ということで、
今回の目的、温泉+蟹
そして、前回の温泉で、エステを今度したいといってた花織さんが選んだ宿で
お部屋で食べる豪華蟹御膳とエステ付きプラン、お値段2万円
そう聞いたときに、無理と、言いそうになったけど・・・
たまの贅沢はいいよね
と、いうことで、総予算5万の旅行
鹿島さんと僕が運転の予定だけど
鹿島さんは、一人でも大丈夫だぞ?とのこと
たぶん、変わってくれないだろうなぁ・・・
車大好きだし、その上自分の車だもんなぁ
その変わりサポートはつとめさせて貰おう
荷物をつめた鞄をもって、前回迎えにきてもらった
スーパーの駐車場で待ってると、
すぐ隣りにきゅっと車が止まった
びっ・・・くりした
「よっ」
うぃーんと、窓を下げて鹿島さんが言う
いや、よっじゃないですよ、引かれるかと思いました
「お・・・おはようございます」
「あはは、大丈夫だって、引かないぞ」
なんて、引きつってる僕の事情はばれてるみたいで
鹿島さんは、からからと笑ってる
まぁ乗れよ、という鹿島さんの誘いに遠慮なく車に乗り込む
相変わらず格好いいなぁ
「ん?惚れ直されてる?」
そういって、にっと笑うのは、何を考えてるかばれてる証拠
確かに、鹿島さんも格好いいけど、
「はい、車に!」
と、言うと強調して言うと、
照れなくていいのにーなんて笑ってる
まったく、みんなして僕をからかうんだから・・・
今回の旅行は花織さんプロデュースだから
他にどこに行くのかなど不明だけど、それはそれで楽しみ
饒舌な花織さんは、さっさと、後部座席に乗り込み
折角だから、天橋立をみてから、4時頃宿入りしないか?と提案した
日本三景の1つの天橋立
たしかに、あっちに向かって行くならそう遠い場所じゃない
後部座席から、するりと冊子を2冊出してきた
「ん?」
表紙をみる
旅のしおり?
ぱらりとめくると、日程表と行く場所の写真が載ってる
・・・これ・・・花織さんがつくったの?
後部座席をみると、楽しそうな花織さん
もう、ただすごいとしか言えなかったけど、それで満足なよう
とりあえず、鹿島さん、笑いすぎです
そんな感じで、僕らの旅はスタートです
あと、もう少しで終わっちゃいますが、更新はできる時にすることにします・・・毎日できないと思いますが、最後まで楽しんで頂けたら幸いです




