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デート6回目

今日はこちらからー、昨日は書けませんでした・・・ぐふぅ

本日のデートは、次のデートの為の下調べということで、

カフェブックに来てます


えーと、インターネットカフェではなく、カフェブック

本屋の中に、カフェがあるのか

カフェの中に本屋があるのか、それは不明だけど

飲み物、軽い飲食と、無線ランと、本を提供しているお店です


一泊二日、どうせなら、プロデュース全部自分でしたいね

という、一言から、今日は、パソコンを持ち込んでの

下準備です


「まず、目的を決めよう

 何がしたい?意見がある人」

花織さんが、てきぱきと話を始めた


「ちなみに、私は、温泉希望だ」

にんまり顔で、いわなくても、解ってます

宿と、料理と温泉はセットですよね


「オレは海かな」

前回も海に行ったけど、鹿島さんはかなり海が好きらしい


「僕は、みんなで、何かを作りたいです」

想い出品じゃないけど、

母親が、よく体験教室なんてものをして何かをして帰ってる

写真を撮ったのを加工してもみんなに配ったりして

大したものじゃないけど、想い出を形にするっいうのも

楽しいでしょ

それに、作ってる時も楽しいのよ~と、言ってるから


あと、結構個性がでる、それも面白いと思う


「ああ、体験か」

ふむ、と頷く、きっと僕の母親の事を思い出してるんだろうなぁ


「もし、作る関係がなければ、運動関係でもいいですが

 どちらかといえば・・・」

そういうと、そうだな、と鹿島さんが頷いてくれる


季節は、冬、ウィンタースポーツのスキーやスノーボードをしてもいいけど

これだと、差がでて、出来ない人がつまらない

まぁ、僕は、出来ない人なんだけど・・・

鹿島さんとか得意そうだもんなぁ


「じゃ、各自何処がいいか、調べよう」

そういって、花織さんは席を立つ

まだ、行き先が確定してないから、

雑誌でもみようかな・・・


旅行雑誌って結構あったんだなぁ

ぱらぱらとめくってると鹿島さんが来た

「お、ここにいたのか」

「まだ行き先が決まってないので、温泉関係の雑誌でも

 と思いまして」

そういうと、オレもだよ、と笑いながら、ぱらぱらと

雑誌をめくる


「温泉、巡りか・・・」

それもまたいいなぁと、ぼんやりと鹿島さんが言う

「さすがに、お風呂は一緒に入れませんからねぇ

 一緒にいられる時間が長いほうがいいですよね」

と、いうと、

「湯上がり、乱れ髪、いいねぇ」

ちょっ、おっさん、鹿島さんが、おっさん化してるよ

「か、鹿島さん・・・」

あきれた顔で、いうと、じょーだんだよなんて行ってるけど

あれは、本気だった・・・


まぁ、確かにねぇ、僕も見たくないとは言えないけど・・・


「あ、浴衣も選べるらしいですね」

そう鹿島さんの雑誌をのぞき込む

「席に戻るか?」

そういうと、雑誌をもって誘導するように

手をあげた

「あ、はい」

後を追うと、くすりと笑われた


花織さんは、自分の行きたい場所が決まってるのか

るるぶとか、まっぷるなど具体的な本


ん?行き先・・・いっしょ?


びっくりした顔をしてると

花織さんが顔を上げて、くすりと笑う


「ハトが豆鉄砲でもくらったような顔をしてるぞ

 どうした?」

「行き先が、一緒でびっくりしただけなんですけど・・・」

というと、訝しげな顔

すかさず鹿島さんが、説明をしてくれる

「どこ行こうかと、雑誌見て

 ここいいと思ったんですよ」

ぱさりと広げた場所は、花織さんが持ってきてる場所と同じ写真


「で、びっくりしたと

 行き先、ここでいいじゃないですか?」


そう言うと、花織さんは、頷いて

「予算は、若干高めで頼む」

と笑ってる


「蟹、食べようか」

ちょきちょき、と目の前でする花織さん、

可愛すぎるっ


「蟹かー、いいですねぇ」

なんて、鹿島さんも片手でちょきちょき


ちらりっと僕の方をみる

いや、うん、しますよ

ちょきちょきってね・・・


「うん、可愛い選手権、お前の勝ちだ」

という花織さん

「異論なし」

ちょっと、鹿島さん


「だから、僕は男ですってば!」


蟹、大好きです、城崎もスキです、ある意味何も無いところですけどね・・・温泉も好きです、GW終わって暫くして温泉でも行くか(人混みは避けるに限るっ!)

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