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新!獣人世界へようこそ!~とある獣人はマジェストだった!?~  作者: 黒羽冥


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シーン44魔王軍シャロン。

私達は先を目指す!!

機械蟻を一掃した私達…………すると目の前には一人の男が立ち尽くしていた。

それは怪しげなヒューマン………でも何か嫌な気配を感じていた私。


ドエルゴが口を開く。

『コレは……………この気配は………ただのヒューマンではなさそうですぞ………お嬢殿。』


私達はいつしかその男の前で立ち止まっていた。

男はニヤリと笑みを浮かべる。


『ようこそ………獣人の女性が二人……と、ドワーフに…………魚人……………か。』

『何なのあなたは?』


男のセリフに私は返す。


『ああ……ご挨拶がまだでしたねえ………僕の名は『シャロン』………この大地そして洞窟も我が主であるボルドー様の所有物………そのボルドー様の施設に迷い込んできた君たち………このまま大人しく立ち去るなら……見逃してやってもいい……………背後の子供達だけならね。』

『『!!???』』


私はその言葉に自分たちの行動がバレていた事に気がつく。


『なら……………私達はどうすればいいのかしら?』


そう言って一歩前に出たのはキャリッシュちゃんだった。

するとため息混じりに口を開くシャロンという男。


『ふぅ…………あなた方のその力は我々『魔族』の力に近いものを感じますねえ………………。』

『なにっ?お主は一体何者なのだ………事と次第によっては……………』


そう告げつつ背中のハンマーに手を伸ばしていくドエルゴ。


『まあまあ……………そんないきり立てないでくださいよ…………いいですか?あなた方は僕の質問にだけ答えてください………それ以外の会話など僕には必要ありませんので。』


そう冷たく言い放つシャロン。


『そんな事………決まってるじゃないっ!!私達はあの子たちを助けにきたのよ!!!』


そう言っていち早く飛び出し爪を構えたキャリッシュちゃん。


『キャリッシュちゃん!!???』

『魔神アイス!!!あの敵を凍りつかせて!!!』


キャリッシュちゃんの隣に現れ息を吸い込む魔神アイスちゃんが次の行動に移る!!!


『ブリザード!!!!!』


凍てつく息を吹き出していく魔神アイスちゃん。

それは風と共にシャロンに向かい吹き付けていく!!


『やった!!そのまま凍りつきなさいっ!!』


次の瞬間!!ドエルゴの声が鳴り響く。


『うおおおおーーーーーーーーーーーっ!?魔神サンドゴーレム!!!』


ゴゴゴと地中より姿を現したゴーレムがシャロンの背後から現れその巨大な拳を握ると。


『このまま割れ潰れるが良い!!!バーンナックル!!!!!』


ドガーーーーーーーーーーーーンっと激しい轟音を立てシャロンを捉え殴り潰す!!!

アイスちゃんに凍りつかせられサンドゴーレムの拳で殴り潰す!!

この凄まじい攻撃はシャロンを倒したようにこの時は見えたんだ。

爆風を巻き上げシャロンの身体は確実に地中へと埋められ潰されたか見えたその時。

突然の風にシャロンの姿がまるで何事も無かったかのようにその場に立ち尽くし現れたのだった。


『なっ!?なんだと!?』

『なんなの!?確実に倒したと思ったのに。』


驚きの声をあげるキャリッシュちゃんとドエルゴ。

するとシャロンがニヤリと笑みを浮かべ口を開く。


『ほお?コレは確実に我が同胞ではありませんか…………そして君のそこには…………』


そう言い放ち、私に向けて指を刺してくるシャロン。

すると…………ボウッと短剣から姿を現したのは私の魔神であるフレアちゃんだった。

フレアちゃんがゆらゆらとその身体を炎でゆらめかし………口を開く。


『まさか………こんなところであなたとまた再会する事になるとはね………かつての私の同胞………魔王軍指揮官シャロン…………………。』


ニヤリと笑うシャロン………それに対しフレアちゃんは冷静でいるようで…………その感情はまるで燃え上がる炎の様な熱を感じていた私。


『ほお?あなたにしては………よくこの僕のことを覚えていましたねえ。』

『いえ………よおく…………覚えているわ…………私はね…………あなた達のおかげで…………このナイフに封じられて…………今こうして存在しているのだからね。』

『クククッ………あの時消されなかった事だけでも感謝して欲しいものですねえ………ですが…………この状況は…………今こうして我々の邪魔をしてくるようですねえ。』

『なら……………どうする?』

『そうですねえ………ですが………今のあなたは弱すぎる………そんなあなたを消したとて………つまらない…………なにせあなたはあの魔王様と同じく…………『個の魔族』の一人………なのですからねえ。』


そう言い放ち薄ら笑いをし、立ち尽くしているシャロン。

その恐ろしさを私は感じていたのでした。

お読みいただきありがとうございました。


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