15-1.何もしていないのに過労になった原因
前回、何もしていないのに過労になったという話を書きましたが、
なんと、原因の手がかりが見えました。
原因がわからないことには治療しようが無い。
まあ、理由なんてわからなくても、しばらくすれば治るかもしれませんが、
原因がわからなければ、治ったところで、再発する可能性がある。
今まで原因が全く不明だったのですが、もしかしたらというものが見つかりました。
そんなお話です。
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私には、子供の頃から謎の疲労感がありました。
疲労感が激しくて、何かをすることが、とても苦痛を感じる。
子供の頃から日常的に存在していたので、私にとってはそれが普通でした。
ところが、成人前後から、何かをしようとしても、強い疲労感で行動不能になることがありました。
十分寝ていても出ることや、何かをしようとしたときに、急に出ることが多いので、精神的なものではないかと考えていました。
実際、検査すると、あちこちで疲れているという判定が出て引っかかるので、その度に、いろいろ検査しましたが原因不明でした。
その長年謎だった、慢性的な疲労感なのですが、
意外なところから原因が見えてきました。
ヒントは血液検査で出てきました。
体が疲れているとき数字が悪化しやすいという数字が年々悪化し続けていたのですが、
なんと、体調崩して寝まくっていたら改善したのです。
調子が悪くてほとんど一日中寝ているのに、数値は一気に改善した。
昔から疲れを感じていて、検査すると疲れていると診断される。
実際疲労していると罹りやすい病気に連続して罹りました。
なので、本当に疲れている疑惑はあったのですが、
残業しまくっているわけでもなく、十分な睡眠時間を確保しているので、
『これで疲れているのだとしたら、どうすれば良いのか?』と思ったのです。
睡眠時間を1時間延ばしたところで劇的な改善は望めません。
なので、少々余分に寝たところで改善しないと思ってました。
ところが、少々ではなく、ほとんど寝て過ごしていたら、数値が改善したのです。
疲労の幻覚ではなく、実際に疲労していたのです。
そして、たくさん寝れば改善する可能性がある。
何度も病院行きましたが、残業無しで、8時間寝ていて疲れが残るなら、
睡眠に問題があるという判断だったように思います。
今まで、睡眠時無呼吸症候群やら甲状腺異常を疑って調べたりもしていたのですが、異常なしでした。
診察では、8時間睡眠とっていれば十分であるという前提になっていて、
『そもそも8時間では足りないのではないか?』
という説はぜんぜん出ませんでした。
8時間寝れば十分で、それで足りないなら、足りない理由があるはずだから、それを探そうとしていたのです。
仮に8時間で足りないのだとすると、今までの調査では改善できなかったのは仕方がない。
……と納得したのですが、
1日16時間寝ていれば疲れが取れるのはわかりましたが、16時間睡眠を維持して社会生活は持続できません。
16時間まで行かなくても、疲労を回復が上回ると思うのですが、いったい何時間寝れば良いのか。
生活リズムを整えつつ寝られる時間はいったい何時間あるのか。
実際のところ、8時間睡眠時間を確保するのはけっこう難しい。
特に、暑い季節になると、家に帰ってから体を冷やすのに2~3時間かかるので、暑い季節は特に厳しい。
社会生活を問題なく送りつつ、疲労回復することはできるのでしょうか?
仮にできたとして、小説書く時間があるのかは疑問が残るところです。
※まだ書こうとしてるんですね!




