09依頼完遂と邪悪な企み
嵐のオークションから数日が経過した。
「嵐」と言ってもアルトたちは大した活躍も被害もないので、大変だったのは脱獄を許した治安維持隊と、会を荒らされたタジェル商会だ。
それでもさすがの大商会である。後日にはもう会場を整えて、延期していたオークションの続きを開催した。
もっとも『ドラゴンの卵』購入権利を得たアルトたちには、もう関係なかった。
そして肝心の『ドラゴンの卵』だ。
その受け渡しも本日の午前で無事済み、あとはいよいよ依頼を完遂する為に納品するだけとなる。
「いや、初めはどうなるかと思いましたが、何とかなりましたな」
依頼者であるハリエットの経営する『ハリーさんの工房』へ向かう道すがら、一同の後尾を歩く短足中年レッドグースが言う。彼の手には、人の頭ほどの大きさの桐の箱が抱えられている。
その箱の中身こそ、中央大陸の北方にそびえる永久凍土のベッサム山に住む、神竜が一柱『白竜ブラームス』の妻竜が生んだ『ドラゴンの卵』である。まぁタジェルの言を信じれば、だが。
「そうだな。ドラゴンと戦わないで済んで良かった。ホントに良かった」
シミジミとそう答えるのは我らが前衛アルトだ。
剣を握れば震えが止まる『傭兵』であっても、やはり嫌なモノは嫌。
もっとも、アルトとしてはドラゴンだけじゃなく、自分より強い者となど、一切戦いたくない。なのでもし、ドラゴンと戦闘してでも依頼を完遂しよう、と誰かが言い出したとしたら、全力で拒否したことだろう。
「ほんま、誰も怪我無くて良かったわー」
今回は図らずも戦闘があったが、結局、ジャム大佐の活躍であっという間に終わった。だがそんなモルトの言葉に、マーベルは憮然として呟くのだった。
「アタシのワンピはベタベタにゃ」
蜘蛛の糸に巻かれたせいである。帰ってから洗濯して見たが、いまいち綺麗にならなかったので、今は似たデザインの新しいワンピースだ。
思えば、今回の報酬は3人の借金返済で消えるのだが、そんな中で損害がマーベルのワンピースだった、と言うのは、彼女だけが大損した態である。
皆、それがわかっているから、一様に押し黙った。
そんな事をしているうちに『ハリーさんの工房』へたどり着く。この店もまた、タジェル商会と同じく『商業地区』にあるので、たどり着くのもあっという間だ。
「ハリやーん、卵お届けに来たでー」
少しばかり険悪になった雰囲気を払拭しようと、モルトは白い法衣をバサバサと翻しながら勢いよく扉を押す。小さな店の扉は来客を知らせるカウベルの音を響かせながら、軽く開いた。
「イラッシャーイ。でもハリーさんのことは『ハリーさん』って呼んでネ。皆そう呼ぶカラ」
店内からいつもの調子で返事をするのは、店主であり、異世界からやって来た『錬金術師』ハリエット。金色がかった髪を短く刈り上げた眼鏡の少女だ。
また、手前が商品を並べた店舗スペース、奥が作業所となっている長細いいつもの店内には、彼女以外にも見知った顔が数人いた。
一人は鈍色の『板金鎧』と『凧型の盾』と言った装備が特徴的な、長い黒髪の戦乙女、アスカだ。
当然ながら、彼女の背に流れたフードには、2体の人形姉妹が大人しく顔を覗かせている。
「おお、クーヘンにエクレアでありますか。久しぶりなのであります」
ドワーフの帽子上で寛いでいた同人形姉妹が四女、ティラミスが嬉しそうに立ち上がると、呼ばれた2体もまた、すぐにフードから這い出て寄って来る。おかげでレッドグースの頭は不意に重くなり、実った稲穂の如く垂れ下がった。
アスカがここにいるならば、と見回せば、予想通り、彼女の隊メンバーである、背の低い金髪の少女もまたその姿が見えた。
髪を三日月形に弧を描く2つのテイルにした『魔術師』、マリオン・マクランである。
「あら、久しぶり。相変らず元気にアホ面晒してるわね」
マリオンはアルトの姿に気付くと、意地悪そうに笑う。こうした軽口はいつものことなので、アルトも気にせず、ただ頷いた。
確かに、彼女達と顔を合わせるのは数日振りだった。
同じ宿『金糸雀亭』で暮らす仲間なのに姿を見なかったわけだが、ここにいると言う事は、どうやら彼女達もハリエットの採取依頼を受けていたのだろう。
「さて、これで材料も揃ったネ。では早速作成にかかるヨ」
そんな予想を裏付けるようにハリエットはくるりと振り返る。彼女の視線の先、つまりハリエットを挟んでアルトたちの向こう正面には、もう一人、見知った人物がいた。
流れるような銀髪に、フランス人形の様な硬質でいて整った目鼻。銀糸で繊細な刺繍を織り込んだ『長衣』をその細い身体に纏う少女だ。
「ナトリ、さん」
アルトは思いがけずに再会したその少女に、複雑な気持ちを抱きながら呟いた。
銀髪の『精霊使い』、ナトリ。彼女はアルトたちの敵である。
彼女自身はアルトたちに対し、敵意や殺意と言ったモノをまったく持ってはいない。だが、その彼女の養父に当たる人物が問題なのだ。
養父の名をキヨタ・ヒロムと言う。このメリクルリングRPGのメインデザイナーと同名の人物だ。
同名の、などと表現するのは、同一人物である確信が持てないからである。
なぜなら、何度も対面している筈の、キヨタ・ヒロム自身の真の姿を、アルトたちは見た事が無いのだ。
彼こそは、この世界にやって来たアルトたちの隊メンバー、カリスト・カーマインの身体を束縛し、憑依している張本人なのだ。
そのナトリが、いつも通りの無表情を晒しながら『ハリーさんの工房』の奥で、のんびりと茶をすすっていた。
「何でここにいるにゃ」
すかさず頭上のねこ耳を毛羽立たせながら、マーベルが身構える。彼女にとっては『精霊使い』のライバルでもあるので、特に心穏やかでない。
驚愕、敵意、困惑、幾つかの感情が入り混じる中、銀髪のナトリは静かに口を開き、相変らず感情を見せない平坦な声色を短く発する。
「もちろん任務」
やはり、とアルトたち4人は緊張しつつ頷いた。
彼女が任務と言うからには、その発令元はキヨタ・ヒロムだろう。そして彼が発する以上、その目的は碌でもない事だろうと、容易に予想がついく。
なにせ、これまででわかっている範囲でも、『ラ・ガイン教会』の司祭殺害、法王暗殺や、タキシン王国内乱の裏で暗躍しているのだ。
また、過去何度か、アルトたちに対して抹殺司令も下している。これは油断していたら足元を掬われかねない。そう言うアレコレを含んだ緊張だ。
だがそんな彼らの思惑を知ってか知らずか、ナトリはもう興味を失ったように、ハリエットと何ことか言葉を交わしていた。
ならば今回はアルトたちに対する抹殺司令とは関係ないだろう。と、ホッとしかけて、さらにもう一度、気を引き締める。ならば次は、彼らがもたらした『ドラゴンの卵』がどんな惨事をもたらすか、それを見届けなければならない。
そんな思惑でアルトやモルトは視線を交わすが、正しく読み取ったレッドグースは一人後方で溜め息をつくのだった。
「いやワタクシどもはただ依頼を果たしただけですからな。別にその後、国やお偉い様がどうなろうと、責任はありませんぞ」
まったく持ってその通りではある。
さて、そんな不安と微妙な気持ちに包まれつつ、一同はハリエットやナトリの動向を目で追った。いや一同と言っても、アスカたちは別である。彼女達は特にキヨタ・ヒロムと敵対していないし、そもそもその存在も知らされていないだろう。
そんな不安と興味が入り混じった『ハリーさんの工房』では、ハリエットによって集められた幾つかの品が作業台に並べられていた。
まず『ドラゴンの卵』。桐箱から出された楕円体の物体。
そして次に登場したのは瓶に詰められた銀色の何かだった。
「あれは?」
特に静かにしなさいと言われたわけでもないのに息を潜めつつ、アルトはもう一組の冒険者リーダーであるアスカに声をかけた。この黒髪の戦乙女は、興味深げな視線は作業台から外さずに、かの問いに答える。
「『生きている銀』と言う流体金属だ。『天の支柱山脈』近い鉱山で偶に噴出するらしい。手に入れるために4匹ものワイバーンと戦ったよ」
幾らばかりか胸を張っているので、自慢したいのだろう。確かにワイバーンと言えば、亜流ドラゴンの一種で、8レベルと言うなかなかに強力な魔獣である。その魔獣4匹と対峙したなら、例え勝利したわけでなくとも誇れる偉業と言えるだろう。
そしてもう一つ、最後に作業台に登場したのが黄色い鋭角的な形状をした結晶体だ。
「あれは『燃える石』だ。あれも同じ鉱山で手に入れてきた」
今度は問うより先に答える。こちらはさほどの苦労がなかったのか、さっきのように胸を張ってはいなかった。
これが彼女たちがここにいる理由。彼女たちが受けた採取依頼の成果なのだろう。
はたして、これらのモノからいったい何ができるのか。ナトリ、ひいてはキヨタ・ヒロムはその何かで、いったい何を企んでいるのだろう。
一同はさらに緊張の眼差しを、ハリエットの挙動に注いだ。
「そんなに見られても、プネウマを抽出しなきゃなんないカラ、すぐには出来ないヨ。まー、明日の朝、ダネ」
そう言えば、『ドラゴンの卵』はその為に入手したのであった。思い出して、アルトたちは一気に脱力し、ナトリは静かに席を立った。
待っていても仕様がないということで、アルトたちは報酬と借金の清算をして『ハリーさんの工房』を辞した。
結局、8万銀貨から諸経費と借金分を引くと、ちょうど25銀貨分の赤字となる。
この25銀貨は借金持ちだった3人が適当に分担して支払ったわけだが、割り切れない1銀貨を誰が払うか、という争いで、10分に及ぶ大じゃんけん大会が開催されたのは余事である。
そんな醜いと言うか見たくない世知辛い争いを終えて店を出ると、そこには3人の中年男が彼らの道を塞ぐ様にして待っていた。
真っ赤な法衣に身を包んだ『ラ・ガイン僧職系男子の会』の面々である。
「コホン。待ちたまえ君た…」
「あーっ!」
その3人衆の一人が口を開きかけた時、アルトは思わず大声を上げた。彼らの顔を見てピンと閃いたのだ。
「コイツらが前に言ってた『邪悪な企て』って、もしかしてナトリさんの」
すなわち、ナトリが作ろうとハリエットに依頼した品。それこそが『邪悪な企て』ではないか、と言いたかった。もちろん、アルトの仲間達は彼の言いたい事を正しく察して頷いた。
「にゃるほど、すると出来上がるのがにゃにか『邪悪な品』と言う訳なのにゃ?」
と、すかさず誰もが思った事を口にして、その手柄を独り占めしようと言う邪悪なねこ耳童女だった。
「その通りである。貴公ら、ついにやってしまったな。これでアルセリア島は新たな災厄に見舞われるぞ」
中央に立った髭の痩せた男が鷹揚に頷きながらも、視線だけは険しくマーベルを糾弾する。脇に立った2人も、そんなリーダーの表情を覗き込んでから、同じように睨みを利かせた。
「そーかー、あんたら、お笑い芸人やなかったんやねぇ」
「そうとわかっていれば、やりようもあったのでしょうがのう」
混ぜっ返すように言うモルトとレッドグース。そうは言っても、もう起こってしまったのはしょうがない、と態度にありありと出ていた。
「だから言ったのだ、邪悪な企てに加担するなと」
さすがにこの対応には苛立ったのか、右にいた中肉中背の男が地団太踏む。ただ、この有様にアルトは逆切れした。
「そう言うのはもっと具体的に言えよ。なんで『邪悪な企て』とかカッコつけてんの? お前は伝説に出てくる預言者かっつーの」
本来なら「若造が」と返したいところであった。だがアルトはその若さでも腕の立つ『傭兵』だ。彼がその気になれば、法衣しか着ていない3人の命など、ものの数分で消し飛ぶだろう。
そう言う背景があると、その若サムライの言葉には口をつぐんでしまうだけの迫力があった。なので3人の赤男は数歩ほど退いた。
「いや、まぁその。我々も具体的な事は知らんのだ」
「ああ? なんだって?」
なんだ、結局「キヨタだから、碌でもない事を企んでいるに違いない」と言うレベルなのだ。自分たちと同じではないか。偉そうに。
アルトは血が上った頭に浮かんだ悪態を、恫喝に似た睨みに変えて叩きつけた。3人は震え上がって後退する。
「うん、そう。こうなってはもう仕方が無いな。うん。」
さらには引きつった笑いを浮かべつつ、一歩二歩とどんどん間を開く。
そしてアルトが一息で斬りかかる間合いを逃れたことを見計らって反転。脱兎の如く逃げ出した。
「またアル君がグレとるで」
「いや、グレてませんから」
姐分に横から頬をつつかれて、ようやく握っていた『胴田貫』の鯉口から手を離すアルトだった。
夕方、『金糸雀亭』へ戻ってみると、食堂にはアスカたちがナトリと共にテーブルを囲んでいた。
なんとなく気まずく感じるのは、どちらも謀っていた訳でもないのに、なぜか出し抜かれた態になっているからだろうか。
とにかく一同は顔を合わせづらいと判断し、こっそりと2階へ上がり、アルトとレッドグースが借りている2人部屋へと集った。
通称「男子部屋」だ。
「この歳で『男子』と呼ばれるとは、何やらくすぐったいですな」
「何言うとるの。ウチは何歳になっても『女子』やで」
などと男女の意識の違いを披露しつつ、彼らは思い思いに席を定める。と言っても、安宿の男部屋なので椅子があるわけでなし。せいぜいベッドの端や窓枠である。
「で、結局、何が出来上がるんだと思う?」
皆が腰を落ち着けた所でアルトが発した台詞。これがわざわざ男子部屋に集合した理由でもある議題だ。先程レッドグースが言った通り、別段、責任を取ろう等とは思っていないが、それでも何がどうなるのか解らないのも気分が悪い。
「なんやろな。『邪悪な企み』に利用されるアイテムなー」
と言っても、結局根拠もない予想を立てるくらいしか出来ない。モルトは何も発想できずに視線を天井に向けた。
「邪悪なアイテムにゃ。GMは何か知ってるにゃ?」
言葉面だけだと、なんとなく髑髏のついたおどろおどろしい杖などが思い浮かぶ。だが間違いなくそんな物ではないだろう。そんなことを考えながら、自分のベルトポーチからお気に入りの宝珠を取り出して、軽く握ったコブシでつついてみる。無言のままでいる所を見ると、おそらく抵触事項があるのだろうか。
「ふむ、大量破壊兵器とかですかな。ティラミス殿は何か思い当たらないですかの?」
と、それは確かに邪悪と言って良いかもしれない案を出しながらも、違うだろうな、と会話の水を頭上の人形少女に向けてみる。おそらく彼女は、この中ではGMについでこの世界のことに詳しいはずだから。
はたして、人形姉妹が四女たる彼女には思い当たる節があった。
「あの3つが揃う所を見ると、目的は『天上の石』でありますな」
あまりにあっさり回答が出たことで、一同は思わず彼女に注目する。
「『天上の石』とは何か、と聞かれると説明が困難でありますが、何に使うのか、と言う問いには答えられるであります」
小さな『魔法工学士』は、そう続けてつらつらと説明を開始した。
今からおよそ500年前まで、この世界の主に西方で栄えていた帝国があった。大魔法文明の礎を築き、最もその恩恵を受けた魔法帝国である。
魔法帝国はその名の通り、高度な魔法を操る『魔術師』たちの国であり、彼らは今や失われた数々の魔法技術を駆使して、豊かに暮らしていた。
その魔法技術の一つが『魔法装置』である。
ただ『魔法装置』と言ってもさまざまなものがある。
より大規模な魔法を使う補助機関の役割をする物。例えば魔方陣である。
また、擬似的に魔法を使用する公式を動かし、自らの魔力を使わずとも魔法の効果を得る為の物。これは乗り物など、魔法の杖を大規模にした様な機構だ。
とにかく、魔法帝国が栄えた時代には、そんな魔法装置が街に溢れていた。
そんな魔法装置の動力は自然界に漂うマナであり、マナを収集して装置を制御するのが『天上の石』であった。
「なるほど、コンピュータの様なものですな」
「こんぴゅーたが何か知らないでありますが、その様なものであります」
上下で互いに頷き合う人形と髭面。知らないのにその様なものなのか、と引っかかる所はあるが、彼女がそう言うならそうなのだろう。
「まてまて、『動力はマナ』って言った? 前にティラミスが持ってた『魔法結晶体』じゃないのか?」
と、ここまで大人しく話を聞いていたアルトが、皆の納得を遮るように声を上げた。それを聞き、確かに、と各々は顔を見合わせる。
以前、アルトたちはティラミスが作成したと言う魔法装置をいくつか目にしている。
彼女と出会った浮遊転移基地『ラズワルド』や、小型高速船『ナーヴィス』だ。
その時にティラミスから聞いた仕組みについての説明はほとんど理解できなかったが、それでもアルトたちの記憶が正しければ、緑色の宝石のような小石『魔法結晶体』が動力燃料とされるという話だった。
その為、一同は「魔法装置と言えば魔法結晶体」と理解していたのだ。
だがその考えはあっさりと否定された。
「あ、それを有効利用できたのは、我らの親父殿が率いる人形姉妹と、魔法結晶体発見者のマルティン卿だけだったでありますよ」
「なんでまた、他と違う危険燃料を使ったのですかな?」
『魔法結晶体』に思うところがあったレッドグースの問いだが、この言葉にはティラミスも少しだけ憮然とした。
「『魔法結晶体』はマナを集めるより、よっぽどスピーディで高出力なのであります。あと『魔法結晶体』は非常にクリーンなエネルギーでありますが?」
危険燃料と言う言葉がお気に召さなかったようだ。レッドグースは髭の中でもにゃもにゃと何事かを呟きながらも「あ、はい」と頷くのだった。
「と、悪い、話の腰を折った。で、その『天上の石』を使って、何を企んでいるか心当たりはあるか?」
一通り、『天上の石』と魔法装置の関係、そしてそれに対する疑問が晴れた所で、アルトは続けて問いを口にする。
普通なら、さすがに数々の魔法装置の中から、何を作る気なのかまで断定する事は難しいと思わざるを得ない。それでも彼が訊ねたのは、この『魔法工学士』の表情に、何か確信めいたものを感じたからだ。
「十中八九、『理力の塔』の建設だと思うであります」
はたして、ティラミスは自信を持って回答を告げた。




