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ぼくらのTRPG生活  作者: K島あるふ
#04_ぼくらの冒険者生活

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60/208

15願いの指輪5

 レッドグースの事件簿解答編カッコカリ。

 フンボルト家に伝わると言う「何でも願いをきいてくれる古い指輪」。

 その話をどこかで聞きつけた悪徳商人ガメッツィーニは、何とかその秘宝を手に入れようと、フンボルトハイム農園の凶作をきっかけに金を貸し付ける。

 借金のカタに指輪を頂戴しようと言う魂胆だ。

 だがフンボルト男爵は頑なに家宝を手放そうとしなかった。

 そこでのこのこやって来たフンボルト男爵を安眠香で眠らせ、納屋へ運び込み、放火するに至る。

 その騒動の隙に屋敷からまんまと家宝の入った小箱を盗み出したと言うわけだ。


 その推理の元、急ぎフンボルト邸に駆けつけてみれば、やはり屋敷にあった小箱は偽物であった。

「どうですかな、ワタクシの冴えた推理は」

「さすがであります。髭の兄貴」

 家宝の喪失に愕然とするフンボルト夫妻の脇で盛り上がる2名は、やはりモルトに後頭部を引っぱたかれて、良い音を出していた。

「よし、ここまでわかればもう遠慮はいらねぇ。ガメッツィーニ商会に押し込もうぜ」

 事態を飲み込み、アルトが威勢良く気勢を挙げる。隣でねこ耳童女も拳を挙げて、若サムライに同意を示した。

「いや、ええけど。ええねんけどな」

 ただ一人、白い法衣の乙女が少し躊躇するように呟いた。

「何年もかけた策略やのに、ガメッツィーニはなんで、急な強硬策に出たんやろな」

 しかしその呟きは、イケイケムードの若者達の気合で、すっかり掻き消えてしまうのだった。


 例の小箱には複雑な錠がついていて、ガメッツィーニは開錠の為に、フリーで腕の立つ『盗賊(スカウト)』へ依頼を出したと言う。その『盗賊(スカウト)』が商会事務所に来るのが本日昼過ぎ。

 というのが、あの後エイリークから聞いた情報の全てだった。

 だとすれば一刻を争う。すでに昼を少し過ぎた時間だからだ。フンボルトハイム農園から、港街ボーウェンにあるガメッツィーニ商会まで、果たして無事に指輪を取り返せるだろうか。

「だが行くしかないだろ? 『走れメロス』のように、死力を尽くして走るぜ」

 気分が盛り上がって、少しだけ自己陶酔入った発言のアルトだが、その目的と行動自体には誰しも何ら疑問も反意もない。

 ただ一言だけ、無言を貫いてきた元GMが呟いた。

「まぁ小説から推定計算したメロスの平均移動速度は、時速3から4キロと言う説もあるんですけどね」

 つまりメロスは走っていないと言う訳だ。

 アルトは悲しそうな視線で、薄茶色の宝珠(オーブ)を苛んだ。


 フンボルト男爵が荷馬車を出してくれ、途中、車軸が歪むまで乗せてもらってから全員で駆け足だ。

 馬車で走ると言うと、自動車が当たり前の現代人は人間が走るより早い気がするかもしれない。だが馬車は思ったより遅い。

 車軸や車輪の技術的な問題もあるし、道路の舗装状態の違いもある。動力が生物である事も当然関係する。結論、馬車は人の速度とさほど変わらないのである。

 それでも車軸が歪むほど無理をしてもらえば、それなりの速度が出るし、全ての道程を駆け足する事を考えれば、格段に助かるのだ。

 こうしてアルトたちは、出来る限り最大の速度で、港街ボーウェンは『商業地区』へと入った。

 目前に迫るガメッツィーニ商会。正面玄関から『盗賊(スカウト)』風の男が出て来るのが見えたが、もはやかまっている暇もない。スピードを上げつつ『盗賊(スカウト)』風の男とすれ違い、アルトは勢い良く商会の扉を押し開けた。

「ガメッツィーニ、貴様の悪事もこれまでだ!」

 漫画ならここで『ババーン』といった文字が入るところだろう。それくらい堂々とした闖入振りだった。小さくガッツポーズをしている所を見ると、おそらく、道中は脳内で繰り返しシミュレートしていたに違いない。

「ななななんだチミは!」

 突然やって来た冒険者風情の一行に、慌てて声を上げたのは、禿げ上がった頭に残った少ない髪を精一杯広げた、小太りの中年男だった。

 これだけ書くと愛嬌のある容姿の様にも思うが、その人相の悪さと、全ての指に嵌めた金銀パールを散りばめた指輪群が、あからさまに小悪党な雰囲気をかもし出している。

 コイツがガメッツィーニだ。アルトはすぐにその様に判断した。

 事務所にいる他の者といえば、右腕と左脚に粗末な義肢を着けた赤毛の『魔術師(メイジ)』と、全身を隙間なく覆う金緑色の『板金鎧(プレートメイル)』の2メートルを越す戦士だ。

「やや、怪しいヤツ。何者でござるか」

 言わずと知れた人形姉妹(ドールシスターズ)次女のプレツエルが、やや棒読み気味にそう言うと、今にも噴出しそうにしたエイリークがそっとアルトへハンドサインを送る。傭兵仲間で密かに伝わる「話を合わせろ」の印だ。

「あ、合わせろって言われても」

 アドリブにはとんと弱いアルトだったので、ここでつい眉をひそめ小声で愚痴る。その弱音を聞きつけて、察した後衛の酒樽紳士がすかさずそっとメモを渡した。

「アルト殿、次の台詞はこれでキマリですぞ」

 すでにテンパりつつあったアルトは、何も考えずにメモを読み上げた。

「この世に悪のある限り、正義の怒りがオレを呼ぶ。サムライアルト、ここに参上!」

 途端、エイリークだけでなく、レッドグースやモルトもまた噴出した。

「ええぞアル君、かっこいーでー」

「イカスにゃ」

「ええい何をしている、用心棒の役目を果たせ。その隙にワシはこの指輪を使う」

「承知したでござる」

 突然の乱入者と笑い転げるばかりの護衛に、訳も解らず目を白黒させたガメッツィーニが、ハッと我に返って叫びを上げた。見れば、その手には例の小箱が抱えられていた。

 応えてプレツエルが腰に差した長巻拵えの大太刀を引き抜いた。

 刀身長は『胴田貫』の2倍、握りの柄は巨刀を自在に扱い易くする為、やはり2倍の長さを持っている。これを重量感溢れる金属塊が構えるのだから、発せられる重圧も只者ではない。

 だがアルトはこれに怯まず己の差し料を併せて引き抜いた。身幅厚く反り浅い剛刀『胴田貫』だ。

「いざ尋常に勝負でござる」

「相手するぜ」

 2人が言い放ち、その刹那にギンという激しい金属音が鳴り響き、火花が散った。互いの愛刀が交差して、力と力のせめぎ合い、すなわち鍔迫り合いが始まったのだ。

 一見、巨身のプレツエルが有利にも見えるが、どうしてどうして。アルトも一歩も負けてはいない。

 まぁ、種明かしをすれば、お察しの通りこれは演技なのだ。でなければ、ここで我らがGM、薄茶色の宝珠(オーブ)が戦闘フェイズを宣言する所である。

「おーし、やれー、そこやー。アル君がんばれー」

「いいぞプレツエル。アルトを痛めつけろ」

 周りの仲間もそれを解って緊迫感がない。さながら村の力持ちを決める奉納試合でも見学するかの様な暢気さだ。

 ただその隙に、うごめく者もいる。迫力ある対練に腰を抜かしつつも、床を移動して距離をとるガメッツィーニだ。彼は横目でアルトたちの鍔迫り合いを見ながらも、手にした小箱から古びてくすんだ金緑色の指輪を取り出し、自分の指に嵌めた。

「出でよ指輪の魔神、そしてワシの願いをきけ!」

 言うや否や、指輪が激しく煙を噴出す。煙は天井付近までモクモクと上がると、すぐさま集結を果たして人型を成した。

「しまった、こっちのコントに夢中になってしまいましたぞ」

「コントって何だコラ」

 一転、戦士たちの競演から天井へ視線が移る。

 現れたのは、筋骨隆々の浅黒い上半身を晒した壮年の男だ。ただその頭から生やした禍々しい曲がりくねったヤギの角が、彼が人間でない事を物語っていた。

 見るからにもう悪魔っぽい。

「変なの出たにゃ」

「オリュフェス殿を思い出すでありますなぁ」

 悪魔といえば彼らにも馴染みのあるのが、以前に『浮遊転移基地(ラズワルド)』で出会った馬頭の悪魔オリュフェスだ。すでに彼に馴染んでしまったせいか、アルトたちの誰もがその悪魔の姿に慄かなかった。

 ただ、フンボルト家の家宝が使われてしまった事に焦りを感じた。

「く、ガメッツィーニを取り押さえるんだ。こうなれば願いを言う前に取り返せ」

 金緑色の鎧と斬り結びつつ、アルトが叫ぶ。仲間たちはそれを聞き、すぐさまハッとして駆け出した。狭い部屋だけに、あっという間に殺到だ。

 だが、身体は押さえられても、彼の言葉を留める事は容易ではなかった。

「ふはははは、もう遅いわ。言うぞ、ワシの願い」

「ふむ、聞こう」

 誰もが必死にガメッツィーニの口を塞ごうと手を伸ばすが、押しつぶされながらも身をくねらせる彼の口を捉えられなかった。そして願いが口をつく。

「ワシの頭に若さを、髪をくれ!」

 誰もが反応に困ってその動きを止めた。

 なにせ髪の事はナイーブな問題だ。またそれよりも「やっぱり」と言う気持ちと、「そこかよ」と言う気持ちが渦巻いた。

 皆一様に精神の時を止める中、悪魔が大仰に頷く。

「汝の願い、確かにきいた」

 そして止まった時が動き出す。全ての視線がガメッツィーニの頭に集り、1秒2秒と経過する。

 だが、何も起こらなかった。

「え?」

 視線が一斉にスライドし、天井付近の宙に鎮座する羊の角の悪魔に移る。彼はキョトンとした表情でゆっくりと口を開いた。

「だから、願いはすでに聞いた」

「聞くだけかよ!」

 若サムライの怒りとも呆れとも取れる叫びが天井に突き刺さり、ガメッツイーニの頭に残った1割の髪は、ショックでさらに半分が風に吹かれて抜け落ちた。


 その後、騒ぎを聞き付けてやって来た治安維持隊にガメッツィーニを引き渡すと、アルトたちはやっと落ち着いて家宝の指輪を取り返した。

 魔神はとうに指輪に戻り、もう誰も彼を起こそうという気にはならなかった。

 ふとよく見れば、魔法語で製作者らしい名が彫ってある。

「誰にゃ、こんなふざけたもの作るのにゃ」

 ねこ耳童女がプンスカと鼻息を粗くしながら、アルトの手の中にある金緑色の指輪を覗き込む。

 刻まれたその名は、先日、長き眠りから覚め、世に解き放たれてしまった、あの『ミスリル鍛冶師(スミス)』だった。

 おそらく眠りにつく前に作った、戯れの品だろう。

 アルトたちは己が撒いてしまった災厄の大きさ(仕様もなさ)に、盛大な溜め息をつくのだった。



 フンボルト家の借金が、ガメッツィーニの逮捕によりうやむやになった。のは良いとして、気になるのはもう一つの難事である。

 つまり、農園の凶作だ。

 家宝をフンボルト男爵に返しても、義兄ファルケの心配事であった、姉イルゼの困りごとはまだ解決していないのだ。

 一同は腕組しながら、枯れた作物を一掃して耕しなおしたフンボルト農園を眺める。

「なんとかなりそうにゃ?」

 まだ実りがないどころか芽吹きもない田園を背景に、就学児童然とした風貌のねこ耳童女が、隣に立った金色混じりの短髪眼鏡少女を見上げた。

 彼女は異界から来た『錬金術師(アルケミスト)』であり、今回、この凶作の調査をしていたのだ。

 ハリエットはいつもの笑顔で大きく頷く。

「原因はシオだネ」

「は、シオって、あの、塩?」

 予想もしなかった回答に、アルトは思わず困惑の声を上げる。彼の問いにもやはりハリエットは大きく頷いた。

「そう、しょっぱい塩。フンボルトさん()の畑には、大量の塩が撒かれていたネ」

 そう言えば、とアルトは記憶に思いをめぐらせる。以前、歴史を扱った物語で「塩を撒かれた畑では作物が育たない」と読んだ事がある。

「あちゃー、あのハゲ商人、そこまでしおったんかい。ほんま悪徳やなぁ」

「塩だけに、『しおったんかい』ですかな。非常に面白い」

 呆れて相槌を打つモルトだったが、すぐさま呟かれたレッドグースの言に、少しばかり頬を赤くしてすぐさま後頭部をひっぱたいた。さすが酒樽だけに、かの後頭部からは空っぽらしい良い音がした。

「それじゃもう土を丸ごと入れ替えないと、ダメって事かよ」

 アルトは唖然として田園を見渡す。

 いち地方貴族の領地とは言え、農園はかなり広い。全ての土を入れ替えるとなれば、いったい何トン必要になるのか。とにかく途方もないことは確かだ。

 だが、未来の暗雲に眉をしかめるアルトと裏腹に、ハリエットは笑顔を崩さない。

「だいじょーぶネ。ハリーさんにお任せダヨ」

 そう言いながら、彼女は足元に置いたズダ袋に手を突っ込む。しばしかき回すように探り、それを取り出した。

「じゃん」

 明るい声と共に彼らの眼前に取り出されたのは、真っ赤で丸い手の平サイズの、植物の実だった。

「これ、トマトにゃ」

 マーベルが驚きに目を見開いて声を上げる。

 元いた世界では珍しくもない作物だが、この世界に来てからはトンと見なかったモノの一つである。

「ほほう、よく知ってるネ。この辺りじゃ作ってないケド、タキシン王国辺りではよくある作物ダヨ」

 さらにハリエットは、ズダ袋をあさり、細長い茎に小さな実をつけた作物と、濃い緑の葉野菜を取り出す。今度は大麦とほうれん草である。

「これがどうかしたのか?」

 トマトは確かに珍しかったが、だからと言ってそれがどうしたのか。アルトには解らなかったので首を傾げた。

 マーベルやモルトも同様だったが、一人、酒樽体型の博識ドワーフだけはポンと手を打った。

「なるほど、耐塩性作物ですな」

 『錬金術師(アルケミスト)』の少女は、満足そうに頷いた。

 耐塩性、つまり塩害に強い作物という事だ。

 人為的に撒かれなくても、海が近い地方では塩による害は後を絶たない。そうした地方でも育つ作物があるのだ。ある意味、当たり前の話であった。

「極めつけの最終兵器がこれ、『クリスタリナム』ダヨ」

 そして最後にズダ袋に残った作物を満を持して取り出す。それはほうれん草より小さく、縮れたような葉の植物で、表面に小さな透明の粒がついていた。

「これは、アイスプラントですね」

 すかさずマーベルのベルトポーチから、薄茶色の宝珠(オーブ)が声を上げた。一同の視線が一気に彼に集中する。

「よく知ってるネ、球っコロ」

「たま…、いやまぁ」

 アイスプラントは耐塩性が高い、と言うより、積極的に塩を吸収する作物である。表面の粒は、要するに塩を蓄積しているのだ。

 そう説明を聞き、一同は感心からほうと溜め息をついた。つまり、この作物を何度か育ててやれば、土から塩が吸い上げられて無くなるということだ。

 これで、フンボルトハイム農園は助かるだろう。そして、アルトの義兄の心配事もまた、解決といっていいだろう。

 アルトはこれにて依頼完遂と、肩の荷が下りたようにホッとした。

「それにしても痛ましい事件でしたなぁ」

 ことの終了を察して、深緑のベレー帽を被ったドワーフの『吟遊詩人(バード)』が、まるで刑事ドラマの最後のような呟きをもらした。

 フンボルト家の家宝を巡っての一連の騒動。人死こそ出ていないが、彼らの介入が無ければ近いうちに酷い結末を迎えたかもしれない事件だった。

 それも偏に、一人の悪徳商人の髪が原因だったなんて。

「『髪は女の命』なんて言うけど、男にとっても大事なんやなぁ」

 秋の気配が見えつつあるが、まだ残暑厳しい青空を眺めつつ、白い法衣とピルボックス帽の女『聖職者(クレリック)』がさらに続いて呟いた。

 一同もまた、その言葉に深く頷く。

 髪は長い友と言う。

 時に人は、髪の為に多大な労力と犠牲を払い、さらには冷静さを失い、危険な賭けに出る事もある。この事件はその顕著な例と言えるだろう。

 あの後、すでに顔見知りとなった、治安維持隊の浅黒い肌をした隊士からの情報によれば、ガメッツィーニは事件の全貌を供述したそうだ。

 聞けば、レッドグースの読み通りの話で始終し、最後、悔しげにこう語ったという。

 曰く「抜け毛の加速が、想定より早かったのだ」と。

 今回の件から得るべき教訓は、一時の焦りから詰めを誤るな、だろう。

 ゆめゆめ忘れる事の無い様、心に留めて置きたい。

 将来的に他人事ではない男性陣は、特にこの事を忘れはしないだろう。

こんにちはK島です。

今回でぼくメリ4章は終了となります。

仕様もないオチばかりの短編にお付き合い戴き、誠にありがとうございました。


さて、この後は3週ほどお休みをいただきまして、10月16日から第5章の連載を開始したいと思います。

その前に恒例となりました、「第5章開始時のキャラクタシート」などをオマケ公開を予定しております。

だいたい10月9日あたりです。


またその間でも感想、ご意見など受け付けておりますので、その気が出たら良しなにお願いします。


ではまた。

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