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転生武将は戦国の社畜  作者: 赤井嶺


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織田家から柴田家へ行く面々②

オリキャラが出て来ます。

3人の叔父達へ事情説明をして、柴田家に行く事を改めて了承してもらった信忠は、3人をそれぞれ部屋に戻してから、ある人物を大広間へ呼ぶ


その人物とは


次三郎じさぶろう、しっかりと飯を食べて、身体を鍛えておる様じゃな!父は嬉しいぞ!」


「父上、拙者は何処の家の養子になる事が決まったのですか?」


織田次三郎長忠おだじさぶろうながただ、信忠の庶長子で、信忠が松姫と婚姻し、三法師が産まれるまでは、信忠の後継者として扱われていた


しかし、母親の身分が低い事、三法師が産まれたことで扱いに困る存在になってしまった。そんな状況でも、腐らずに勉強しながら身体を鍛えている今年で数えで17歳の若武者である


そんな長忠に信忠は


「次三郎、そう構えるな。養子としてではないが、お主が今から行くのは柴田家が治める播磨国じゃ」


「柴田家に行け」とだけ伝える。信忠の言葉を聞いた長忠は


「父上。父上と祖父の右府様から絶大な信頼を受けております柴田家に、何故拙者が行く事になったのか教えていただきたく」


信忠を見据えて、柴田家に行く理由を質問する。長忠の言葉に信忠は


「次三郎、それはお主に武将として更なる高みを目指して欲しい事、そして将来、三法師が儂から家督を継いだ際、支えてやれる兄になって欲しいからじゃ、数年前に話した、武田家の内乱の話を覚えておるか?」


柴田家に行って欲しい理由を伝えると同時に、松姫の実家の武田家の内乱の話をふる。振られた長忠は


「おおよそではありますが、確か現在の当主である勝四郎様の父である四郎勝頼公に対して、穴山という家格や血筋だけは立派な愚か者が、


武田家当主の座を奪う為に、起こした謀反を祖父様、父上、三七叔父上、源三郎叔父上、柴田殿、更には徳川様までもが出陣して鎮圧した戦。と覚えております」


大まかではあるが、ほぼ完璧に答える。長忠の答えを聞いた信忠は


「流石じゃ。おおよそとは言えど、しっかり覚えておるな。しかしのう次三郎、その戦の中の細かい事が織田家でも起きる可能性が高いのじゃ


それはな、三法師をお主が支えていたとしても、お主が三法師の兄だから重用されていると思われる可能性があり、


それが原因で家中がまとまらないだけでなく、更には将来、お主の息子が穴山の様な愚行をしないとも限らぬ


今は嫁取りもしていない次三郎には分からぬと思うか、穴山を討ち取った戦では、四郎殿を支える親類が近くに居なかった事も内乱の原因のひとつと見てよい


松の兄である仁科五郎殿、従兄弟である典厩殿、どちらも戦の際は甲斐国に居なかった。だからこそ四郎殿は武田家中で孤立する形になったと、儂は思う


此処まで言えば、賢い次三郎ならば柴田家に行く理由が分かるな?」


穴山討伐に至った理由を説明しながら、長忠へ柴田家へ行く理由を理解したかと質問する。信忠の説明を聞いた長忠は


「「三法師の兄として、将来織田家を支える柱になれ!立場だけでなく武功という実績も挙げて来い!その為に柴田家にて鍛えられて出陣しろ!」父上は、そう仰っているのですな?」


短めの言葉で信忠の意図を説明する。その言葉に信忠は


「見事じゃ。父の言いたい事を全て言ってくれたな!その通りじゃ!立場や血筋だけでふんぞり返り、働かない阿呆など織田家には不要な存在じゃ!


だからこそ次三郎!「赤子以外は全員働いている」と言われる程、理財を学び、戦の為に身体を鍛えておる柴田家にて強くなって来い!!」


長忠を激励する。信忠に激励された長忠も


「ははっ!柴田家で鍛えられて、一手の大将を任せられる男になって出陣してみせます!」


力強い言葉で答える。長忠のその言葉に信忠は


「うむ!楽しみにしておるぞ!それとじゃ、柴田家に行くのは次三郎と叔父上達だけではない。堀久太郎も含めて百人前後で行く!


その中に、お主と三法師の弟である吉丸よしまるも居る。七歳になり、これから色々な事を学ぶには良い年齢じゃ!他の側室が産んだ娘達も行かせる!


改めてじゃが、次三郎!来月には久太郎や叔父上達と共に、柴田家に行くのじゃ!しっかりと準備しておけ!良いな!」


「ははっ!それでは失礼します」


長忠に柴田家へ行く面々を伝え、長忠も返事をしてから大広間を退出した。長忠の足音が聞こえなくなった事を確認した信忠は


「かつては嫡男だったのに、腐らずに育ってくれた事、感謝しかない。三介もああなるはずだったのに」


思わず、長忠と信雄を比較してしまうが


「いかんいかん!比べても無意味であった!それよりも、柴田家へこの事に関して先触れを出しておかねば」


すぐに気を取り直しで、勝家に届ける文を書き始める。しばらくして書き終えると


「五郎左!この文を急ぎ権六の元へ届けてくれ!」


「ははっ!」


丹羽長秀へ渡し、播磨国へ向かわせる。こうして、あとは柴田家行きが決まった面々を送り出すだけになった。

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― 新着の感想 ―
うーん、このキャラいる?な気も、、、。なんつうかコミック版とアニメ版で出てくるキャラ違うしなあな。気配
次三郎は史実の三法師(諸説ありますが側室の子とされている)に当たる人物か、それに近しい人物かな? そういえば、史実で勝家の養子になってた津田信澄は何をしているのかな?
三介は本当にね…。 でも穴山の乱だけでも十分な教材なのに、身内からあんなのが出たとなれば戒めとしては大きいものになるかな。
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