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転生武将は戦国の社畜  作者: 赤井嶺


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脳筋さん!ドン引きが顔に出てる!

「忠義心につけ込むとは?」


「教えてくれ」


「ははっ。先ずは籠城戦を行います。そこである程度戦って、門を開けて野戦にて戦う!と見せかけて、柴田家の領地である美濃加茂村の後ろの山に形だけでも逃げてくだされ」


「敵に背中を見せろと言うのか!?」


「吉六郎、それならば普通に戦った方が」


「森様、兄上。此処からが策の本筋でございます。兄上の軍勢が主力と思った敵の将兵は間違いなく、撤退する皆様を追いかけて首を取ろうと躍起になるでしょう!その通り道に我々が伏せて、種子島を含めた武器で攻撃します!そこで、兄上が反転し、森様は屋敷に隠れていて、合図と同時に突撃し、攻撃を仕掛けて叩く!これが拙者の策でございます!これは兄上が囮になる、本来なら行なってはいけない策ではありますが、武田軍の数を減らすと同時に織田家と戦をしない様に仕向ける為でございます!なので、どうか」


そう言いながら俺は土下座した。しばらく沈黙が続いていたけど


「分かった!お主の策に乗ろう!」


「儂もじゃ!吉六郎!お主の父である叔父上ならば正攻法な戦になるが、これ程策を弄した戦は初めてじゃ!」


二人とも納得してくれた様だな。軽く顔は引いてるけど。まあ、戦国時代の小説やら漫画やら好きな人間なら分かると思うけど、俺の策って「島津の釣り野伏」のパクリなんだよね。でも、九州の戦情報なんて、この時代なら簡単に東海地方には来ないし、その逆も然り!だと思うから、まあ良いよね?


さあ、策を領民の皆に伝えて前線に行く人間を募ろう!ゼロだった場合は、脳筋さん達の部下を借りよう。

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