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転生武将は戦国の社畜  作者: 赤井嶺


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1番上まで行く案件に子供は必要ですか?

この作品はフィクションです。史実と違いますので、その点、ご理解ご了承ください。

元亀三年(1572年)二月一日

美濃国 岐阜城内にて


みなさんこんにちは吉六郎です。現在、殿の居城であり親父の職場である岐阜城に居ます。まあ、理由はご存知かと思いますが、道乃と三吉の件です。


その日の内に親父に話したら「何故早く言わぬ!?」と大説教されましたが、


吉田のおっちゃんが「殿、某もその場に居ましたが、若様も某も今日知ったのです。利兵衛殿に確認していただいても構いませぬ」とフォローしてくれたおかげで、短時間で終わったけど


「儂の独断では決められぬ!とりあえず殿に文を書く」で、親父が殿に丸投げしたら


「早いうちに家族全員を連れて岐阜城へ来い」と即時呼び出された次第で、今に至ります。でも思うんだけど、この案件の説明に対して俺は必要か?


と思うのだが、親父曰く「利兵衛殿は、お主を信じて秘密を話したのだ!なら、お主が利兵衛殿達家族の為に動かないでどうする!」と言われました


いや、分かるんだけどさ。利兵衛爺さん達も総出なら、具体的な説明なら本人達にさせた方が早いだろ!なんて事は親父は一切聞かないんです。こんな時、三吉は紫乃さんの膝でスヤスヤ寝てるから、羨ましいよ。道乃は不安そうな顔してる


「安心しろ道乃。利兵衛爺とも約束したんだ。皆が何かしらの咎を負わないように殿には説明する」


「吉六郎様」


「その様な顔をせずにお主達は胸を張って堂々としておけ」


ここまで来たら腹を括ろう。落ち着け俺!


「吉六郎様、利兵衛殿家族を連れて大広間へ」


吉田のおっちゃんからの呼び出しが来ました。

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― 新着の感想 ―
>親父曰く「利兵衛殿は、お主を信じて秘密を話したのだ!なら、お主が利兵衛殿達家族の為に動かないでどうする!」 正論OF正論です! この作品の柴田勝家カッコ良すぎかも
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