たくさん話そう。
「ねぇ、マリーは幸せ?」
「当たり前じゃない、今とっても幸せよ?」
「よかった。」
「どうしてそんなこと聞くの?」
「んとね、私が相手でよかったのかな、って。」
「なぁに、それ。私は知華がよかったから選んだのよ?いいも何も無いわ。」
「そっか…ありがと。」
「ふふ、不安だったらいつでも聞いてくれていいのよ?」
「えへ、ありがとう。…ねぇ、結婚式さ、どこで挙げるの?」
「どうしようかしら。綺麗な場所がいいわね…悩んじゃうわ。」
「ハワイとかいいよね♪」
「そうね、どうせならハネムーンでのんびり行きたいところだけど、結婚式がそこでもいいかもしれないわ。」
「そうだねぇ、ゆっくり行きたいね♪」
「…知華?」
「ん〜?」
「私ね、あなたのことが大好きよ。一生一緒だから。」
「…ふふ、知ってる。私もマリーが大好きだよ,。」
「おばあちゃんになってもずっと一緒よ?離してあげないんだから。」
「それは私も同じ。」
「…私より先に死んじゃだめなんだから。」
「それはわからないけど、私がマリーより先に死ぬことはないから安心して?」
「…えぇ。」
「マリー、安心してね?私はずっとマリーだけだから。この指輪に誓うよ。」
「…私も、この指輪に誓うわ。」
「ずっとこんな風に話していられるように、頑張るからね。」
「私も頑張るわ。」
「…眠くなってきたねぇ。」
「さっきまで寝てたじゃない…。…でも、私も眠くなってきたわ。」
「じゃあ一緒に寝よ?」
「ふふ、そうするわ。」
「おやすみ、マリー。」
「おやすみ、知華。」




