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変わらない想い

クソ短めです

理由はシンプル


投稿者の体調でふ

あの忌まわしき事件から早数ヶ月。


徐々に心の傷が癒えてきた頃合だった。


世の中は不思議なほど幸せとなんとなな日常。


増えてきた渚の笑顔


輝自身の心の復活。


(俺はやっと立ち直れた・・・でも)


でも時々夢に見る。


(まだ俺は未練があるのか・・・やっぱり寂しいよ)


望まぬ形で消えてなくなった日常。


覆水盆に返らずとはこのことを言ったものなのか・・・


砂のように透き通り砂のように手の間を透き通り消えてゆく、そのように消えた幸福。


(俺は・・・まだ)


俺は・・・全て






























この選択肢を・・・・・・・・・・・・・・・・・・



俺は・・・間違えていないのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「は!?」


輝が目を覚ましたところは先程までご飯を食べていた焼肉店だ。


周りの人の視線を突如叫んでしまったためか一気に集めてしまった。


そして輝は他人の視線を気にせず一目散に目の前の事故に視線を移す。


(やはりまだ・・・)


今更輝は自身が焼肉店の入口で尻もちをついていたらしく意識が完全に戻った時は床に座っていた。


「はぁはぁはぁ・・・」


前後の記憶が全くない。


なぜあのような夢を見たのか、なぜ夢を見てしまったのかは輝には分からない。


しかしあるものはただただ虚しい気持ちだけだ。


(俺は・・・なんで・・・)


自分の力のなさ。また思い出してしまったあの時の自分の無力さを・・・


「輝!輝!?」


「そ、その声は」


本当はこんな弱い姿を見せたくなかった。


彼女だけには学校での自分を見せ続けたかったのに・・・


でも心の中ではほんの一部の感情は美神を求めていたのかもしれない。


「美神・・・」


「輝・・・何があったの」


目の前にいたのは美神だった。


顔を見た感じかなり焦ってしまっていたのか、それとも本当は待っていたのかもしれない。


「・・・ごめん」


「・・・輝・・・言えとは言わないわ・・・でも何があったのか教えて」


そう言うと美神は輝の目の前で膝まづき顔をじっとみつめた。


いつもなら何も感じないその瞳が今だけはその瞳や姿はまるで女神のようなものだ。


(そうか・・・)


そんな彼女だから輝は


(だから俺は美神に夢中だったのだな)


美神の顔が酷く優しく見える、まるで理想の女性を超えて女神のように、いつも男勝りの言葉遣いをする性格から予測できないくらい優しく。そしてそれらの姿が輝から見たら耐えきれないくらい・・・


















好きになってしまったのだから。


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