お正月時々美神さん
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします!
今年も小説はバンバン書いていきますのでよろしくお願いいたします!
「ん、んぅー」
朝日が眩しい。
輝はまだ冴えていない目を擦り働いていない頭を働かせ周りを見回した。
どうやらカフェ内で意識を失っていたらしく周りもみんな多分輝と同じ理由で意識を失っていたのであろう。
少しづつ昨日の記憶が蘇りそれと同時にある事実も思い出してきた。
「あれ?今日って・・・1月1日・・・」
輝が寝る前に近くに置いていたスマホを見ると確かにそう書いていた。
「ん、あれ?輝・・・起きてたの・・・あ、あけましておめでとうございます」
「あ、うん・・・こちらこそ」
どうやらまだ美神も完璧には頭が働いていないらしく少し舌っ足らずな喋り方になっている。
そして美神も目を擦り徐々に意識を覚醒してきている。
「あ、ごめん・・・昨日はこんなところで寝てしまって・・・掃除は手伝うから」
「掃除なんて大丈夫・・・ほら見てみろみんなこの辺で寝てるぞ」
美神がとても焦っているらしく縋るように輝に近づいていた。
しかし輝が辺りを美神に見回すと少しづつ言葉が消えていった。
この時美神は酔っぱらいが道路で寝るということの意味について少しわかったかもしれない。
「だいぶパーティしていたわね、昨日・・・」
「まぁ、昨日の反動でいくと浩史と要はまだ起きなさそうだな」
浩史と要のハイテンションさは除夜の鐘が鳴ったあとも少し続いたがさすがに5分もするとみんな疲れでどんどん意識を失って行った。
その反動が今来ているらしく浩史と要は泥のように机で眠っている。
「たまたま休業日でよかったよ・・・とりあえずあいつらは寝かしておくか・・・沙也希にこいしもまだ寝ているのか」
次に輝が目をつけた場所は沙也希にこいしだ。
2人とも早めに寝ていた、予想なら早く起きているのかなと思ったがまだ2人とも机で眠っている。
まだ起きる様子は無さそうだ。
「まぁ静かにしておくか・・・」
「そうね・・・どの道多分また色々あるし・・・」
美神の一言で思い出した。
要が寝る前に言った一言を
「明日は初詣に行こう!」
まだまだ輝達のお正月は続きそうだ。
「でもひとまず・・・あけましておめでとう、輝」
「・・・あけましておめでとう、美神」
2人はきちんと前を見合って正式な挨拶をした。
先程まではきちんとできていなかったためこのタイミングでてきて美神的にはとても良かった。
「ん、あ!輝!あけおめ!美神も!」
ついに起きてしまった、うるさい枠の1人である要が。
寝起きでもテンションは変わらずずっと起きていたのじゃないかと疑うくらいテンションが高い。
そして声も大きいためもちろん・・・
「お。輝、あけおめことよろ〜」
うるさい枠の最後の一人である浩史も起きてしまった。
しかし浩史は寝起きなため要に比べるとテンションの差は天と地の差だ。
だが要が異常すぎるため浩史のテンションが普通である。
「あ、輝・・・あけましておめでとうございますだね」
「た、橘君・・・あけましておめでとうございます・・・す!」
先程まで眠っていた沙也希にこいしも要や浩史の声で起きてしまった。
2人とも眠たい目を擦りながらなので寝起きだ。
そのため声もとても低い。
こうして新たな年の始まりが見えた。
初日の出は眠たいみんなの目には眩しいらしくみんな目を小さくしながらカフェの中にいる。
(またうるさい年の始まりだな・・・)
だが・・・初詣編は時間の都合上時系列的にお正月が来たタイミングで描きます。
そこのところお許しあれ、というかどの道正式なお正月は書く予定なので許してください!
ブックマーク、ポイント等やって欲しいな|ω・)
今年もよろしくお願いいたします!
今年も沢山書いてたくさん進化するので・・・




