307 公表した作品の結果を背負うのは私
初めてなろうの感想欄で罵倒されたのがマリアンヌちゃん(超天才発明令嬢)で、そりゃあびっくりしました。
「素人の作品にここまで興奮して腹を立てる人がいる」ってことが不思議でした。
嫌なら読むのをやめれば済むことなのに、わざわざ作者を罵倒することに労力を使う人がいるなんて思いもしなかったのです。
その後、読者さんが増えると不快なコメントをたびたび貰うようになって、とある作品の担当さんに愚痴ったら「文句言いながら読んだってことでしょ? 結局は面白かったんだよ」と言われました。
その担当さんは「サイレント・マジョリティと言って、黙っている人がほとんどなんだから。超有名な作家だってアンチがいるでしょ?」と。
投稿を始めてから5年たつと、さすがに打たれ慣れてきました。
そして「この人、文句を言うときだけ出てくる」って人が一定数いることに気が付きました。
だいたいブクマ1万件につき1人は確実に登場する。
そういう人が否定的なコメントを書くと、数人がそれに続いて主人公を馬鹿にしたりヒーローをけなしたりするのもいつものことです。
読者さんのほとんどがサイレント・マジョリティなら、もう感想欄は閉じようと思って閉じた作品は結構あります。
私が小説を書く原動力は「書きたい」という気持ちだけなので、私の中でその「書きたい気持ち」は全てに優先するのです。
感想欄でほめそやしてほしいんだろうという意見をよく見かけますが、全然違うって。読んで楽しかった気持ちを書き込みたい方のために開けてある感想欄なので、私のやる気を削られるくらいなら閉じた方がよほど私の心に優しいのです。
似たような悩みを抱えている作家さんとこの手のことで話すことももちろんあります。私は「文句を言うときだけ出てくる人に心を折られる必要はない」と思っています。
作品は書いた人のもの。
完結まで見通している書き手のもの。
明らかな齟齬でない限り、途中で何を言われても気にせずに完結まで書き続ければいい。
作品を公表して結果を背負うのは書き手であって、作品を批判した人じゃないからね。
追記)作業に追われて猫デコの更新が滞りがちですが、なんてことないつぶやきや「今、こんな状況です」ってのは、ブルースカイ(https://bsky.app/profile/syuunovel.bsky.social)で毎日何度も投稿しています。
気が向いたらどうぞ。




