303 ほのぼの路線を続けたい
今日、『その着せ替え人形は恋をする』の完結巻(15巻)を読了。
あとがきを読んで、私と全く同じ考えが綴られていて、思わず起き上がった(寝転がって読んでいた)
「嫌なことが起こらない話」
「嫌なことは日常で散々あるのに息抜きに読んでもらう娯楽の漫画でさらに追い打ちをかけるくらいなら~」
「都合が良くて楽しい綺麗な部分だけの漫画でいい」
この作品はこの考えが受けたから1300万部も売れたんだと思うよ。
みんな疲れてるもの。癒されたいもの。
私も癒されたいから15巻までこのコミックを買ったわけで。人生で最高に長く買ったコミックだわ。
娯楽なんだからほんわかしている話がいい。
ニュースを見れば信じられないような残酷な話が毎日流れてくるのに、私までそこに加わりたくない。
私が書いているのは異世界を舞台にしたエンタメ小説だから。
読んだ人が元気になれますようにと思って書いてる。
リアリティやインパクト よりも 幸せな読後感
ずーっとそう思って4年10ヶ月で446万字書いた。
もちろん人の好みは様々だから残酷な報復のある作品も否定しないけど、私はほのぼの路線を続けたいよ。




