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243 間接照明みたいな小説が好きなんですよ
今回の『隠れ家』はマイの話とヘンリーの話とおばあちゃんの話の3つが出てくるから、全部全部説明してると、くどくなる気がする。
だから『ご想像にお任せします』な部分が結構あるんだけど、それが気になる人と気にならない人がいるね。
でも、一から百まで全部くっきり晒すのは、白色蛍光灯で照らされた部屋みたいで味気ない気がするんだよなあ。
間接照明の部屋は、影になって見えにくいところがあるからこそ雰囲気があるわけで。
好みの問題かな。
とある方の「ラノベの読者はじっくり読み込んでなんかくれませんよ。雑に読まれてもわかる書き方をしてください」という言葉と別の方の「読者はwikiが読みたいわけじゃないんです。面白い話が読みたいんです」という言葉がいつもせめぎ合うよ。
書いていない部分を読者さんが自然に想像してくれるような書き方をすれば問題ないんだろうけど。
それをサラッとこなせるくらいなら、書き直し書き直しの苦労はしないわいw




