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猫デコ  作者: 守雨


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119 心細くなったときに読む記事

1つの物語を長く書いていると、ブクマが増えない時期ってある。

そのまま増えないのはそこまで、やめどき、と思って書いている。


過去に検索対象外にした2作品はそんな感じだった。

自分でも(これは心を動かされないな)と思ってた。


他にも「これはもう終わりにした方がいいんじゃないか」と思った作品があった。

ブクマがあるラインから増えない。

ブクマの動きを通して、その作品を書き続ける意味を探ってた。


どの作品でも書きたいことはたくさんあるけど、読者さんに飽きられているのを確認してから終わるより、惜しまれて終わるぐらいがいい、と思っている。


中学生ぐらいの頃かな、漫画雑誌を読んでいて衝撃を受けたことがある。

とあるギャグ漫画のストーリーが、何年か前の同じ漫画家さんの別作品と完璧に同じだった。

自分のお小遣いで楽しみに買って読んでいた漫画が、過去ネタをそっくりそのまま使い回していることへの衝撃よ。


「大人が、プロの漫画家さんが、こんなことするんだ?」

 子供ながらに一気にその漫画家さんを好きじゃなくなった。その漫画雑誌も買わなくなった。


 それから何十年も経た今は

「よっぽど追い詰められたんだろうね。本人だって喜んでやったわけじゃないだろうな。まさか子どもの読者があの話を覚えているとは思わなかったのかもね」

と受け止められるけど、当時はね、本当にショックだった。


その記憶があるから、私は今も「この作品はこのまま続ける価値があるか?」「続けることが目的になったらやめどき」とたびたび思う。


そんなときに、いかぽんさんの記事を読む。

https://book1.adouzi.eu.org/n9186cg/


記事中の

●「PV数÷ブックマーク数が200~300前後ぐらいであればトップクラスに優秀」

●「ユニークアクセス数÷ブックマーク数が60~100前後であればトップクラスの評価」


二か月に一回ぐらい計算して「う、うん、まだ大丈夫」と思って続きを書く。

この数字と作品の質がどこまでリンクしているかは、数字に疎い私にはわからないけど、とりあえず「まだ書き続けてもOKかな」と思う。


日々そんな弱気な感じw

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