いけいけうろな警察署署長物語①
2012年
事例~佐々木重信警視
『3月31日付をもって警察庁警備局公安課課長代理の任務を解く』
『4月1日付をもってうろな警察署の署長を命じる』
「局長、うろな警察署です?」
「そうだ」
「どうして警備、公安が何故署長を?」
「警備、公安とはいえ警察官だから、そしてこのうろな町が気になるから。そして佐々木太郎警視が推薦組で若いし所轄経験が必要だからである。」
「気になる?何がですか?」
「君は災害対策省というのを知っているだろう。」
「はい、知っています。」
「警察にとって脅威である。」
「は?」
「よって君に任務としていってもらう。以上。」
「はい?」
あれからもう6ヶ月の2012年10月か。
「署長、新しい警備課長が赴任してきました。」
「ご苦労」
「初めまして署長本日にてうろな警察署警備課長を任命されました加藤です。宜しくお願いします。」
「うむ宜しく、いろいろといそがしそくなるとおもうが頑張って下さい。」
「はい、…ところで署長は梅江田高校の出身だとか」
「そうですか。加藤警部は今50歳だそうですから私の先輩になるんですね」
「そうですね。」
「では宜しくお願いします、先輩」
「宜しく、後輩」
「んん」
「はは」
こうして私うろな警察署長佐々木重信の物語が始まった。




