表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
規格外な魔力量で異世界成り上がり!  作者: あだち りる
第二章「滅びの魔女さんと!」
12/31

12「進歩!」

投稿の方が遅れてしまって申し訳ないです!

更新速度は遅くなると思いますが…これからもよろしくお願いします!

では本編をどうぞ!

俺が、あの手紙を読んでから既に十日が経過していた。

いつもと変わらずに、ルナとネスの授業を受ける日々。

そして、この十日で俺の中にある疑問は全て消えた。


まず一つめ。

何故俺なのか、だ。

お姫様と言うのなら一人や二人のスケットなんて簡単に雇えるだろう。

なんせ、天才魔術師ネス先生とルナ先生をお付きにしてる訳だからな。

だが、やはり滅びの魔女と名前と言うのは相当な効果があるのだ。

皆その名前に恐れ、もはや耳にも入れたくないとかなんとか。

どんだけ恐ろしいんだか…。

そして今は、この国の王様がヤバい状況らしく、ほぼすべての兵士と騎士が王の元へと付いているらしい。


つまり、だ。

勝ち目のない滅びの魔女と戦って姫様を守るより、王を守った方がいいと言う考えに至ったらしい。

酷い話である。

そして俺が選ばれた理由は…優しそう、だったからだそうだ。

ネスとの出会いは今思えばかなり嬉しい事だった…それは認める。

けど俺ってもしこのままだったらただの使い捨ての盾になってたよね?

ただの役立たずで人生終了してたよね?

うっわ…想像するだけで怖いんだけど。


ま、そんな不安も今じゃ消えている。

あんな手紙を読めば、人柄の一つや二つわかる。

あれは絶対に悪人じゃない。

てか悪人な訳がない。

そう考えると一番謎なのは、部屋に引きこもっている姫様だな。

手紙の感じからすると二人とも顔見知りって線が妥当だろうな。

まぁどうやって出会ったのかは知らないけど滅びの魔女と知り合いとか姫様何者…?魔術を使えるんだよな?

つまり姫様はかなりの魔術師なのかも。

まぁそんな憶測をたてた所で今は意味ないか。


とりあえず…。


「クッ!」


「腰が甘い!」


木剣で腰を叩かれる。


今はルナから一本でも取らないと…。

現在、俺はルナと剣術の稽古中である。

いくら踏み込んでも隙なんて作ってくれやしない。

何処かないのか…?

この稽古において、魔術の使用は禁止。

なら、見極めるしかない。


「ッ!」


廻は踏み込んで、進む。

木剣を両手で掴み、斜めに構える。

廻は気づいたのだ。


ルナの構えを真似てちゃ意味がない!

そんなの剣の行く先が読まれて当然だ。

なら、自分に合った、スタイル、攻撃で一本取るしかない。

剣の基礎は散々と言っていいほど叩き込まれた。

この世界で通用する剣術。

それに体力もかなり上がっている。

今の俺なら、想像した動きに体が着いてくるはずだ!


そして、廻は、木剣で、ルナを上から斬る。


「甘いわね」


それをバックステップであっさり避けられる。


ーここだ!ー


そして、廻はつかさず、そのまま下げていた木剣を中央に持って行き、ルナの溝を「ッ!!」突く。


「なっ!?」


だが…。


「…ふぅ…ギリギリ」


ルナは直前で彼方の木剣を横に流していた。


「これで決まらないとか…」


ルナ先輩マジパネェッス。

戦っていてわかる、ルナは確実に強い。

それもたぶん…ネス以上に。


「ん~…ちょっと手加減が過ぎたかな。

次からは三割の力を出すから覚悟しててね、廻!」


「え…?」


今まで三割の力すら出してなかったってことか…?

ハハ…もうルナだけで滅びの魔女倒せんじゃね?

俺は、驚愕を隠せるわけもなかった。


そして、今日の剣術の稽古は終わった。

お次はネス先生の授業だ!!

ただどうやら、俺の覚えが結構いいらしく、初級魔術は、たぶん、全部使える。

今日はどんな授業内容なのだろうか…。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ̄ ̄ ̄

「め、廻…あ…ん…」


「はぁ…ネス…」


ネスは抑えきれず声を出す。

二人の距離は、廻の吐息が届きそうな程に近い。


「ねぇ廻」


「はい…」


「魔力コントロール。

未だに出来てないけど、これどう言う事?」


「うっ…すみません…」


今は、俺が魔力のコントロールをどれくらい出来ているかネスに確かめて貰っている。

その方法は、俺がネスの体に触れて確かめると言う方法だった。

これは魔力の維持がどれ程出来るかどうかを計るのに一番手っ取り早いらしい。

だが、触れられてる側は、他人の魔力に触れるとむず痒くなるらしい。

触れてる側は魔力を相手に送っているから体力が、削れ、息が荒くなる。

と言っても、そこまで疲れない。


そして、何故こんな事をしているのかと言うと、俺が魔術の授業を受けてから既に二週間が経っているのだ。

その中で、どれ程魔力のコントロールが出来ているのか…と言う事だったのだが。


「この期間の間に、魔力量、詠唱文、それらは充分過ぎるほど、いや、僕の予想を越えてきたけど…未だに維持出来る魔術はウィンドだけって…魔力のコントロールが出来なきゃ元もこもないってわかってるよね?廻」


「はい…」


廻は正座して、しゅんとなる。


「これは僕の教え方が悪かったのかなぁ…。

自信を無くすよ…もう…」


ネスはポリポリと頬をかく。


「ネスには迷惑かけるな…」


「まぁいいけどさ。

でも、覚悟はしといて欲しい。

あの滅びの魔女と戦うんだから」


「あーはい、そっすねー」


ネスが覚悟を決めている顔をしてるとこに、廻は棒読み&間の抜けた顔を披露していたのだった。

読んでくださりありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ