【10万pt御礼SS】【m(_ _)m】
随分とSS更新しか出来ておりませんが、なんと10万ptも頂いておりました。
感謝と御礼を申し上げます、本当にありがとうございますと御礼の言葉だけではとSSを投稿させていただきました。
SS ある日 魔の森
千変万化に四肢の位置から姿勢まで絶え間なく移り変わりながら、その全てが美しい無限の変化の連続。
それが踊りだからだとか、美人でスタイルが良いだとかは……凄く有っても、その移りゆく姿の様々が常に美しく見える理由。それはその1つ1つのポーズの全てが合理で、その動き自体が全て摂理に沿っている。
「えっと、こうやってこうして……よいやさよいやさっ?」
舞と武、それは対極のようで限りなく等しいと識らしめるような剣舞。
それは次の理想的な姿勢へ至るための最適な動作を繰り返す、常に姿勢の隅々にまで意識が行き届いた流れるような振り付け。だからこそ回避した瞬間に始まる、流れるような剣の舞い……うん、お腹が空いたらしい?
「違う、足捌き、動作と一緒!」
その狂舞は教習の演舞。そう、どうやらクレープが一番のお気に入りらしい!
舞い踊る剣閃と、潤んだ唇についたままの生クリーム。そして流れて弾ける歩法と、落ちそうに緩んだ頬っぺと満面の笑み!
「もぐもぐ、もぐもぐ、もぐもぐ!」「ちょ、それもう言語を超えてて、異世界語翻訳さんもお手上げのまま思わずハイタッチに諦めちゃってる咀嚼音で……あと、その唇から白いクリームを溢れさせて垂れてるのがエロいんだよ!」
まるで時間が止まったかのように美しい舞に見惚れたまま頸を斬られる魔物達と、事情で止まって前屈みガン見したまま戦闘不能な男子高校生……って俺じゃん!!
「ふっ、高校のダンスの授業の独演で、それはもう世界の時間が止まったまま滅亡しそうな目を覆わんばかりの凄まじい破壊的で諧謔的で壊滅的な天上天下唯我独創的パントマイムでしたと評された俺にダンスバトルなんて……って、何で魔物が怯えてるの! って、ちょ、踊りっ娘さんまでその絶望的な表情は何っ!?」
踊ってみた? うん、魔物は倒れた!?
「いや、でもほら……結果は一緒? みたいな?」「違う! それ一緒にしない、絶対断固拒否!!」
ただ伝えたいことはわかった。個々の装備の威力に頼り、スキル任せに操作する俺の戦い方には繋ぎがないから乱れて負荷で自壊する。だから、そのつなぐ技を教えようとして剣舞を見せて……それを真似しつつちょっと現代風にアレンジを加えてみたら魔物達が怯えて逃げ惑い泡を吹いて倒れてる?
「いや、なんちゃって中世的な異世界さんが機械的なロボットダンスの近代的表現の舞踏を理解できないのは俺のせいじゃないんだよ?」「それ、怖い! 魔物より化け物!!」
やはり前衛的すぎたのか、まだ時代や文化が男子高校生について来れないみたいなんだよ……うん、踊りっ娘さんがドン引いてるんだよ?
(ポヨポヨ♪)「ほら、異世界の粘体さんだって機械的振り付けに理解を示して新たな舞踏の時代の幕開けにぽよぽよしてるんだよ? 可愛いな?」「あれ、絶対に人間の動きじゃなかった、です!」
身体の慣性力を四肢の動作で操る運動エネルギーの体術的操作。それを合理的に繋げて減衰なしに加速させていく合理的な身体操作……にロボットダンスを加えて方向性を分割して、足捌きのメルボルンシャッフルで推進と遠心力を加えて前衛芸術的に表現してみたのに何がいけなかったんだろう? うん、スパイダーウォークだろうか?
「いや、だってシャフ度を超えた背後への安心安全な目視とアピールを兼ね備えた、背面っていう弱点すら打ち消した斬新なフォームで華麗なドリフトだったんだよ?」
そう、人体の構造上どうしても背中が弱点になりがちなんだけど、そんな不利な条件を打ち消した究極姿勢で駆け回ってみたら魔物さん達が逃げ出した?
「ほら、この隙のない構えに恐れをなしてゴブさん達も不利を悟って戦略的な撤退を余儀なくされる外連味のない歩法で這々の体なんだよ?」「外連味じゃなくて、化物味が魔物よりヤバい、です! あれ撤退じゃなく恐怖で逃げ惑ってる!!」
やはり異世界ではまだスパイダーウォークからのブレイキングなバックスピンなウインドミルは理解されないようだ? うん、やはり異世界ダンスは遅れてる? みたいな?
そして大体「~pt、ありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ」って投稿すると……ptが減って「足りてないじゃん!」っていうパターンが恒例ですが、一応一瞬だけでも10万ptに届いてたということでご容赦を(*´ω`*)




