SS 文庫10巻&コミック13巻同時出版御礼SS 本日8月25日より発売ですヽ(=´▽`=)ノ
本日8月25日より文庫10巻とコミック13巻が同時発売となりますヽ(=´▽`=)ノ
そしてフライング販売も始まっているようで、今回もまた本当にたくさんの方にお買い上げ頂きありがとうございますm(_ _)m
ある日 辺境
獣耳、そして尻尾も重要だけど獣人問題で難しいのは、その比率!
「いや、モフモフは!」「でも肉球は正義!!」「でも、それだと直立歩行な動物に?」「やっぱ、問題は耳は獣耳と人耳のハイブリッド?」「でも、毛むくじゃら美少女は」「だけど耳と尻尾だけだとモフモフ成分不足ですよ」「「「うん、でも獣耳と尻尾以外、ただの美少女だったんですよ!!」」」
そして問題外なオタ的嗜好の思考が垂れ流しでしつこいんだけど、やはり問題は美少女とモフモフの配合比率らしい?
「いや、美少女成分多めでモフモフを求めるんなら、もうペット付き美少女で良いじゃん! うん、コボでいいならその辺にうじゃうじゃいるんだよ?」「「「そうじゃないんですよ!!」」」
そう、結局美少女率は譲れないのに、モフモフな獣感を求めるからややこしいわけであって……うん、毛皮着用な獣耳と尻尾アクセサリー装着な美少女で良いような気がするんだよ?
「異世界といえばリアル獣人美少女ですよ!!」「でも手脚がツルツルは凄く良いけど、それだとモフモフ感が!」「うん、でも獣な手脚は」「いや、それはそれで!!」
そう、異世界に行ったら本気だすと言っていたオタ達。その本気な異世界の半分は獣耳だったらしい!
「いや、もう既に見たんだから現実は変わらないんだよ? うん、ほぼ美少女98%?」「「「獣耳と尻尾だけでも10%以上の価値があるんですよ!!」」」
人が怖い。人が信用できず、人に傷つけられることに怯えて人と関係性をうまく作れない――だから夢見たものは人とは違う獣人やエルフ。
そして、この異世界では獣人やエルフは亜人として迫害を受けていて、その気持ちがよく分かる苛められっ子のエキスパートなオタ達としては……うん、それでなんで気にするところが美少女とモフモフの配合比率なんだよ!
「いや、だって女子さん達とも会話が不自由なオタなんだから、寧ろ獣成分99%な美少女のほうが会話できる可能性が素レ存?」「「「獣成分99%な美少女って、それもう動物すぎて美少女かどうか全く判別できないし、会話も何もその場合は絶対にもう鳴き声ですよ!!」」」
「うん、でもコミュ力が虚無なんだから、いっそ鳴き声のほうが会話が弾みそうな気もするんだよ?」「「「それは確かに!?」」」
もしかすると種族や個人差で配合比率に差異のある可能性もあり、そして獣化スキルも存在してるかもしれないんだけど……うん、おっさんは獣率180%くらいでいいけど、美少女要素は重要なんだよ!!
「だいたい獣人国の森にまで行って、救けて援助までして会話できなかったようなオタなんだから……成分100%な魚人さんとかのほうが話し合いそうだな?」「「「それ、もう発声器官すら無いんですよね!?」」」「それ、あっちの毎日とおんなじパターン!?」「うちは金魚だった?」「ああー、僕はメダカ」「あっ、僕ミドリガメでしたよ……元気にしてるかな」「「「それだけが心残りだよね」」」
うん、駄目だ。全く人類どころか、哺乳類とすらコミュニケーションを取る気のないオタたちだった!
獣人の国。そこへ招かれていくのに今更モフモフの配合成分を気にしても、全くどうしようもないと思うんだよ? うん、まず会話の心配しろよ!!
「いや、口下手でもなんでも苦手っていうのは大体が基本的なパターンが解らずに簡略化ができないのが問題で、それは技術であって技術っていうのは模倣から始まりパターンを増やしていく形式化されたものなんだから……うん、俺のウィットに富む饒舌なトーク技術を真似ればきっと全部解決なんだよ?」「「「僕らは口下手でも、遥くんより真っ当な会話してますよね!?」」」
うん、獣人国に行く前にオタたちへのしつけが先のようだな? まあ、しっかり焼いたら鳴き声とか覚えられて獣人さんとの会話にもワンチャンあるかも? みたいな?




