そこには夢と希望が詰まらずにエロと欲望と触手しか詰まって無いらしい。
57日目 ダンジョン 50F
粘液ヌルヌル女子校生たちが死んだ魚のお目目で起き上がって来たので温度魔法でお湯を沸かして置く、巨大なホット ウォーター ボールだ。そして順々に簡易シャワーで微温湯で粘液を洗い流していく、でも鎧着てるからお色気シーンじゃ無いんだよ?うん、見てても楽しくなんか無いんだよ?まあ妄想が無限大でビッグバンなのは男子高校生だから仕方ないだろう。
元気が無いのは疲れたのか、負けたからなのか、不合格だったからなのか、ヌルヌルだったせいなのか?あれは速攻で全力突撃で核を狙うべきだったがなまじ弓矢の威力に憑りつかれて固執した時点で圧倒的な不利な立場に追い込まれてしまった。あれが速攻戦だったら押しきって倒せていた、攻撃の種類が増えたが為に逆に迷いが出て安全策を試そうとして後手を踏んだ、指揮官のミスだし余裕と見て鞭を使わずに集団戦の力で、戦術で勝とうとした、合格しようとした委員長のミスだ。だから滅茶へこんで落ち込んでヘタレている。涙目だし?出来ればジト目でお願いします。
しかしなんかやたらに迷宮王と相性が悪い。
前のフェニックスは油断だった、スライムさんとサンド・ジャイアントは論外としても迷宮王の特殊型が苦手だ、図書委員が対人戦特化させたから変則戦が苦手になっている。警戒心が裏目に出ると不利なまま持久戦に追い込まれる。
なんか空気がどんより?的な?
「ごめんなさい、これは作戦ミスだったみたい。足を止めて弓での攻撃が失敗だった、ごめんなさい。」
「「「え~良いよ~?賛成したし、良い作戦だと思ったし?」」」
「弓矢戦が調子良かったからね~、効かないと足が止まっちゃってるんだったよ。反省だ。」
「でも初撃は取れるから勿体ないよ?相手次第なのかも知れないけどラフレシア以外には圧倒的だったし?」
「うん。弓矢戦最強かと思った、使わないのは勿体ないよ。」
(やんややんや。わいのわいの。)
反省会が始まっている。勿論言うまでも無く相変わらずに男子は空気だ。
反省も何も初檄全力突撃か速攻包囲殲滅なら勝てたんだと思うけどそれでも相性が悪い、一撃で倒せなければ苦戦は間違いなかっただろう。
ただ大賢者さんが間接魔法攻撃に切り替えれば追い込まれる事は無かった、直接の魔法攻撃は吸収されても火や土を作ってしまえばそれはもう魔法では無い、維持しようとすれば魔法だが単に岩を投げ込むだけなら吸収のしようが無かったのだから。それに迷宮王はLv50だった、Lv99の魔法なら押しきれただろう。
それでも頑なと言って良い程に出し惜しむ、同級生中最大のMP量を持ちながら確実でなければ一斉魔法を使わない。
そこまでしてMPを温存する理由は恐らくは「蘇生」を残しておきたいのだろう、怪我や毒ならどうにかできるが即死や致死には「蘇生」でしか生き返らせることが出来ない、そして時間がたてば蘇生できなくなる。だから万が一に備え温存している、同級生たちの万が一と……即死の危険が高い俺や甲冑委員長さんの為に。
そして「蘇生」何て言う大魔法は大賢者にしか使えないのだろう、そしてMP消費がとんでもないのだ。温存すると魔法戦が出来なくなるくらいに。
それが死者を救うたった一つの方法だから。
理屈は分からないが魔力バッテリーでは賄えないのだろう、充分に持たせているがやはり温存する。聖魔法に何か縛りがあるのだろうか?まあどうにかできる事なら注文してくるはずだ、何も言ってこないと言う事は今に処解決策が無いのだろう。
だから直接戦闘のステータスが低く、装備も魔法特化のままに白兵戦で戦い続ける……まあ多分、趣味も入っている。だってさわやかな笑顔で撲殺して廻っていた。勿論揺れていたのは言うまでも無いだろう、保存済みだから間違いないんだよ。
「じゃあ粘液ヌルヌル女子校生がさっぱり水浴びで濡れ濡れになったしそろそろ帰る?みたいな?だって焼いたけどまだ悪臭が残ってるし籠もってる?何か装備とかに匂いうつりしたらいやじゃん?もうヌルヌルも濡れ濡れになったから帰らない?マジで。」
「「「帰るんだけど乙女に向かってヌルヌル濡れ濡れ言わないでー!」」」
撤収準備だ、未だ魔石待ちだから装備だけ整えて休憩に入る。
しかしオタ達がちゃんと大型弩砲を完成させていたら弓戦でも破壊力が追加できていたが何故かハルバートになっている、しかも活躍していた。
ハルバート。鉾槍、槍斧、斧槍と呼ばれる長柄の斧と鉤爪付きの長槍だ、鉾で斬り槍で突き斧で叩き割り鉤爪で引っかけ、叩く。あらゆる戦闘方法に適合するが長く重い為操作性が悪い。そして多芸故にそれぞれの性能の武器を器用に使いこなし使い分けるのが困難で扱える者は限定される武器だが同級生たちの高いPoWとDeXなら使いこなせる。そして使いこなせれば驚異的な迄に有効な武器だ。造って装備させれば集団戦でも有効に使える、迅速且つ適切で臨機応変な判断と対応が問われるが指揮者が有能だから大丈夫だろう、まだへこんでるけど。
そして大型弩砲も欲しい、だがこれを固定せずにとり回せるのは莫迦達くらいだろう。駄目だ、絶対に大型弩砲持って殴り掛かる。寧ろ撃たずに投げるかも知れない。魔石動力だ自動巻き上げと連射が可能になれば戦力化出来る、付与効果で小型大破壊力に出来れば携帯できる。設計から始めないといけないが通常の大型弩砲の設計図はオタ達が知っているはずだ、造るとハルバートでも設計図までは完ぺきなのだ。
確実な斬撃は武器の強化で補えるだろうが、手数を増やすのはスキル頼みになるんだろう。結局はLv100の壁にぶち当たる。そして一番確実な強化はレベルアップ以外に無いだろう。
だが今回も誰1人としてLv100には至らなかった。Lv100以上が存在する以上条件を満たせば超えられるはずなのだが何故上がらないのか?良い加減経験値は足りていると思うんだが?なんだろう?
やっと迷宮王は魔石になった。そしてアイテムもドロップした、「ラフレシアの花 ラフレシア作成操作支配」だった。涙を呑んで使役し無かったのに無意味だったようだ、そしてオタ達がガン見している。まるでそこには夢と希望が詰まっているかのように見つめている、そこにはエロと欲望しか詰まって無いんだよ?って言うかお前らの頭には触手しか詰まって無いの?いや、下手に問い詰めるともっとヤバい物が出て来そうだ!聞いちゃ駄目だ、こいつらの脳内は危険領域だ!
「「「譲渡禁止条件付きで遥君に譲渡決定しました~。わ~ぱちぱちぱち?だからね。」」」
決定された?隠居したら洞窟に帰ってラフレシアを育てるんだろうか?操作で悪臭問題は解決できるのだろうか?そして何で触手が絡むとみんな俺に押し付けるんだろうか?触手が似合う男に選ばれちゃってるの?読者投票No1だったの?まあ触手が似合う男以前に他に触手を付けてる男がいそうに無いからNo1には間違いない、普通Only1だったらNo1何だと思うんだよ?他がいないんだから。ね~?
取り敢えず「ラフレシアの花」は臭く無いみたいだから鉢植えにしておこう、黄色いトゲトゲで花って感じじゃない謎植物だが癒されるだろうか?でも育つとラフレシア?愛着が湧いちゃったらどうしよう?近い将来に悪臭問題で宿から追い出されそうだよ?
「帰ろうか?」
「「「賛成!」」」
まあ女子は早く帰ってお風呂に入りたいだろう、かなりネトネトされてネチョネチョになっていた。だがあれは委員長様の「豪雷鎖鞭」クラスの兵器が複数あれば問題なく触手を斬り払えた、オタ守護者のハルバートは最優先で強化しよう。だがまだ足りない、1パーティーに1つは配備したい。だって大体最終的に最後の解決方法は力押しだったりするんだよ?簡単確実で安全第一な戦術だ、いざと言う時の保険になる。
現在7パーティーで委員会とオタ組は良い、俺は神剣持ってるし次元斬も有るから充分だ。って言うより甲冑委員長さんとスライムさんがいたらもう武器いらないんじゃないって言う位に安全だろう。あと4つ有れば全体の安心感が違うだろう、全員にあれば言う事無しだけど27個も出て来るだろうか?もう異世界中のダンジョンを漁るしかないのだろうか?オタ達に謎の制作活動をさせればその内に凄い武器が出来そうな気もするんだけどそれはそれでなんかムカつく。まあ内職してたら何か思いつくかもしれない、耐ヌルヌル装備とか?
え~、先ほど「良いお年を。」とか言っていたのですが予想外の速さで 25,000ptの総合評価を頂きました、重ね重ね感謝御礼を申し上げます。
感想欄の方でも大晦日化元旦に大台でのお礼投稿になりそうですが3話投稿とかになったらどうしようとかふざけて書いていたらマジでした、大慌てで書き上げたもので出来栄えは分かりませんが午前の部ダンジョン編のラストを投稿させて頂きます。
今年一年ってまだ書き始めて2月半ですが皆様にお読み頂き、過大な評価を頂けて本当にありがとうございました、今度こそ良いお年を。




